鉄ヲタですけど何か?

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憧れの烏山線でぶらぶら 前編

2014-02-20 17:42:47 | JR


もう結構前の話です。 一か月前くらいかな?
18きっぷで念願の烏山線に行ってきました。

皆さんご存知だと思いますが、この烏山線は宝積寺~烏山を結ぶ非電化のローカル線
関東では唯一 国鉄からのキハ40が活躍を続ける少し珍しい路線だったり。
烏山線の列車は直通で宇都宮駅まで乗り入れているので、
宇都宮に行ったことがあるなら 『2両で走る白と緑の気動車の路線』と言った方がピンと来るかもしれませんね。
昔から行ってみたかった路線の一つだったんですが
住んでいる神奈川からは3時間ぐらいと何とも遠い場所にあったので、この時まで全く縁がありませんでした…

ただ、先日キハ40が置き換えられることになったとアナウンスがあったので、「行くなら今しかない!」と
重い腰をあげ始発で一路宇都宮へ… 
そのまま直通の烏山行きへと乗り込みました。

ホントは宇都宮で停まっている姿を撮りたかったんですが、
餃子弁当を求めて駅前を徘徊している内に発車の時間になってしまったので撮れませんでした…
しかもその弁当は買えなかったという有様、トホホ…
先に言って置きますが編成は国鉄標準色のキハ40 1003首都圏色のキハ40 1005でした。
国鉄色コンビですね!

途中までは車内は平日という事もあり学生でめちゃめちゃ混んでいたのですが
終点の烏山に近づいていくに従ってガラガラに…
殆ど貸切状態です…



さて、そんな烏山線のキハ40。
外見はほとんどノーマルですが、中は大改造を受けていて
写真でも分かるように、通勤輸送に特化した、オールロングシートの車内が特徴です。
シートの他にも、独自の改造が施されていて色々と気になる所がありますが…
個人的に面白いと思ったのは シュールなフォントのゴミ箱…  ではなく その上のカゴに添えられた花。
どうやら本物のようで、定期的に変えられているのか まだ綺麗な状態を保っていました。
車内に花を飾るなんてなかなか面白いですよねぇ… 季節によってひまわりとかも登場するらしいですよ?


因みに併結面の方はこんな感じで
トイレが撤去されたせいか何とも不思議な印象です。
ロングシートがないのも相まってか何かキハ40っぽくないんですよねぇ…



封鎖されてる運転席からは
首都圏色の車体が写って何ともいい感じでした。




んで宇都宮からでて30分ぐらいですかね

車両交換を行う途中の大金駅では
キハ40 1001&1002の烏山カラーコンビとすれ違いました。




JR化後に塗られるようになったこの塗装、個人的には爽やかで結構好きです。 
昔はこれ一色だったんですけどねー


その後も、川とか渡り、住宅街を抜け、揺られること10数分…
とうとう終点の烏山に着きました!




このまま折り返して乗っても良かったんですが、折角なので降りることに。


さっきも書きましたが
ここまで乗ってきた編成はこんな感じで
国鉄標準色のキハ40 1003と、首都圏色のキハ40 1005の国鉄色コンビでした。
正直、標準色のキハ40は国鉄時代には存在しなかったはずなんですが
なかなか似合っていて悪くないんじゃないかなぁとも思ったり。




両車とも塗装変更されたばかりなのでとても綺麗です。






先頭のキハ40 1003の車体にはこんな感じの七福神の毘沙門天をあしらったステッカーが貼られていました。
烏山線には宝積寺大金といった縁起のいい駅名が多いので、駅や車両をこうして七福神になぞらえているという訳です。
因みにこのステッカー、キハ40 1001は布袋1002は弁財天…と言ったように1両ごとに異なるイラストが貼ってあるんですよ!
全部で8両しかいない宇都宮運輸区のキハ40ならではの技ですね。

え? 七福神なのに8両はおかしいって?
8両目の車両のキハ40 1009は七福神 全員集合のステッカーです! ちょっと強引ですね…



さて
話は戻りますが
キハ40 1005の方もこんな感じで





ピカピカでした。
やっぱりキハ40と言えばこの色ですよねー
シンプルで一番かっこいい色だと思います。



それにしても
関東でこの色のキハ40を見れること自体が驚きです。
ちょっと不思議な感じ…

さて
これを撮った後は、計画とか何も考えていなかったので、とりあえず降りて見ることにしました。
この時の烏山駅の方はこんな感じで リニューアル工事中でプレハブ駅舎…
この前まで木造駅舎だったようなんですが… 少し残念でした。






ここで駅の時刻表を見た所
どうやらすぐに折り返すようなので、近場の適当な道路で写真を撮ることにしました。
こんな風に駅に止まってるところも撮れるけど、何か構図がぼちぼちです。





そういえばキハ40の上だけにある架線柱が面白いですね。
多分新型の電車に使うものだと思うんですが…
キハ40の後継となるというEV-E301系は 宇都宮~宝積寺の短い電化区間でバッテリーに充電を行い、
非電化の烏山線全線で充電した電気のみで走行するという何とも画期的な車両なので、おそらくここでも充電を行うんでしょう。
非電化路線の電車というのも面白いですよね…
今後はこんな感じで気動車自体もなくなる時が来てしまうんでしょうか?


そんなことを考えていると、
キハ40が警笛を鳴らし発車!




こちらに向かってきました。






警笛鳴らされて、タイフォンカバーが空いてしまいましたが
まぁこんなもんでしょう!
そういや行きもそうですが、この時に運転の訓練をしていたらしく、
ワンマンならぬツーマンで、こんな感じでいろんな所で警笛をならして走っていました。
新型で訓練をしないってことはキハ40もまだまだ頑張るってことですかねぇ



後追いはこんな感じで






屋上が切れてしまいましたが、
このレンズにしては珍しく逆光でピントがあったので良しとします。


まぁ順光で首都圏色が撮れたので個人的には大満足です。
因みにここの近くの踏切では、JRの職員の方が線路に何かを置いて検測していました。
新型に備えてのデータ収集だったのかな?






とりあえず
これを撮った後は次の電車まで時間があったので、歩いて撮影地を探すことにしました。



続きます







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4 コメント

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999号 (気まぐれごんた)
2014-02-21 10:55:35
その昔、国鉄時代だったでしょうか…?
ミステリー列車の終点が『烏山駅』でした!
私の青春時代でしたから、管理人さんは未だお生まれには~!?
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気まぐれごんたさんへ (かんりにん)
2014-02-21 20:43:27
調べて見た所、おっしゃる通り1979年に上野ー烏山で999号が走ってますね!
機関車に輝くヘッドマークが何ともかっこいいです。
1979年というと、流石に僕の生まれる前の話ですが、それにしても烏山線に10両編成が走ったこともあったんなんて… 
正直びっくりです…
やっぱり国鉄はやることのスケールが違いますね…






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Unknown (あすなろ)
2014-02-22 17:33:13
自分の住処の沿線である、東海道線でも新人研修を行っている風景が見られますが、新しい運転台(マスコンとブレーキが一体のやつです)でよくやってるような気がするんですよね。
ですが、旧運転台(マスコンとブレーキが別のやつです)の電車のほうが割合的には多いです。
それを見ると、「新運転台で研修してて大丈夫なの?」と無駄な心配をしてしまいます。(苦笑)
まぁ大丈夫だからやってるんでしょうけども。
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あすなろさんへ (かんりにん)
2014-02-23 18:15:56
確かにそこら辺どうなんでしょうね…
大分操作が変わって来ちゃいますし…
最近の電車とかは結構運転を自動でやってくれるので、その辺は大丈夫だったりするんでしょうか・・・?
それとももうすぐ置き換わるから… みたいな感じなんですかねぇ

あんまり関係ない話になるんですが、この時の烏山線は、オーバーランしたり、急停車したりと結構スリルのある運転でひやひやしました…
細やかな操作が売りの旧運転台ですが、やっぱり旧運転台の車両の方がシステム的に難しいんでしょうね…



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