タイトルのまんまです
今年も行ってきました。
JAMSTEC 横須賀本部の施設一般公開。
まぁこのイベントは毎年通ってるので
行かなきゃ(使命感みたいな感じなんですけどね…
まぁ去年からブログに書き始めたので今年も書こうって訳です。
一応わからない人向けに
以前書いた記事のコピペを貼っておきます。
>JAMSETECの正式名称は海洋研究開発機構、海の特に深海の調査を行っている独立行政法人です。
しんかい6500とか無人探査機とかを運用してる所って言えば何となくピーンくる方もいるんじゃないでしょうか。
昔から深海の生き物は大好きだったので10年くらい前から毎年行ってるんですよねー
折角なのでブログの記事にしてみたって感じです。
はい、という事で今年も
個人的に見所と感じたとこだけをピックアップしてご紹介します。
今年はあまり天気がよくなかったので
そんな人来ないかなーとか思ってたんですが
別にそんな事は無くめちゃ混みで撮るのも一苦労でした。
早速
まずは今年から始まったと思われる
深海サメの公開解剖から紹介します。
見に行った回では
こんな大きなサガミザメが選ばれ解剖されました。
切るのに使うのはキッチンハサミ。
これが一番使いやすいんですって…
※以下ちょいグロなので、内臓とか苦手な人は注意です。
お腹を切ってる様子はこんな感じ。
下にある白いのは卵。
上の手に持ってるのが肝臓です。
サメは浮き袋がないのでこんなに肝臓がでかいって訳なんですねー。
そういやこの卵、後から測ったところ確か1.8キロくらいありまして、
肝臓より卵の方が重い珍しいパターンみたいで、ガイドの研究者さん自身が驚いてました。
ほんと面白い企画ですねw
因みに胃の中には何も入ってませんでした…
残念。
午後の回だとトウジンとかが出てきて盛り上がってたみたいですねー
はい、次
マリンワーク ジャパンのブースでの
噂のディープトゥ 4Kカメラ(4KC)?の展示です。
ディープ・トゥシリーズは
このカメラタイプの他にもソナータイプや、よこすか搭載タイプと 色々あるみたいなんですが、
何か曳航システムという事もあってか、全体的に情報がないんですよねぇ…
よこすか搭載のタイプYKDTはH2-Aロケットのエンジンを見つけたりとか、
しんかい6500潜行前の事前調査をしたりとか割とシリーズの顔みたいな感じで露出度も高いんですけど
こっちとソナータイプは結構謎だったので見れてよかったです。
ちゃんと展示されたのはこれが始めてな気もするんですけど
どうなんでしょうか
はい、次
新鋭の無人探査機三兄弟「おとひめ」「じんべい」「ゆめいるか」の展示です。
実は前からも展示はされてたんですが、撮影禁止だったんですよねー
何かデビューから3年経った今年からとうとうオッケーになったんで撮ってきました。
「おとひめ」と「じんべい」は海洋工学実験場での展示だったのに対し、
「ゆめいるか」だけ無人探査機整備上での公開だったので
三兄弟泣き別れって感じでちょっと悲しかったです。
どうせなら並べて撮りたかったなぁ…
因みにゆめいるかポジションに居たのは自立探査機 MR-X1でした。
これ入れ替えたら三兄弟で置けるのでは…
はい、次
有人潜水調査船、「しんかい6500」の25周年記念展示です。
もう説明は要らないですね、JAMSETCの顔です。
今年は1989年の完成から、25周年が経ったという事で専用の展示ブースが設けられていました。
その内容は
パネルは勿論の事、
専用の垂れ幕や、
何と船体にまでラッピングするという凝り様で本当にびっくりしました。
しんかいシリーズにラッピングするのなんて多分始めての事じゃないですかね? 流石にわだつみはノーカンで…
予告無しの事だったのでちょっと呆然としてしまいました。
何かイベント用に装飾してくれたみたいで…
記念のロゴもホントいいデザインで、
何というかこう…こみ上げて来るものがあります。
海に興味を持ったのも
ある意味この船が始まりですしね…
・・・・・・・。
まぁ何はともあれ しんかい6500、25周年おめでとう!
はい、次
学術研究船 白鳳丸 の船内公開です。
元はといえば東大の海洋研所属のこの船、
横須賀の一般公開では何と今年が初展示だったんですねー。
これ幸いといろいろ見学してきたので
簡単に紹介します。
という事で
まず外から見るとこんな感じ。
去年紹介した新青丸と比べるとその差は大きく、
かなり大きめな船っていうのが一目でわかりました。
どちらかというよ「なつしま」とか「かいれい」とかあの辺のサイズに近いですね。
研究船にしてはかなり大規模な物だと思います。
そして何といっても特徴的なのは、
クリーム色に塗られた後部大型クレーンでしょうか
↑上の写真の「かいよう」もそうですけど
旧海洋科学技術センターの所属の船は基本的に青に塗られてるんですよね…
ちょっと見慣れないだけに不思議な感じです。
甲板はこんな感じ
例によって木張りでした。
これも同じく新青丸でも採用されていましたが、
やっぱここはこだわりなんでしょうか?
通路には大きなウインチや採水キットといった
定番とも言える装置がでーんと置いてありました。
船内はこんな感じ
まずは
資料置き場や研究室、
あと、びっくりしたんですが
上の方の階には
貴賓室?みたいなのもありました。
この手の船にしては珍しいですよねぇ…
あ、
艦橋も開放してたので
勿論そっちも
中には
ジョイステイックでの操作システムや
ログブック
他にも手旗コレクションとか
そそられる物がごろごろ置いてありました。
因みに艦橋からの眺めはこんな感じ。
新青丸より見易いですね…(小声
んで
満足したのでそろそろ下船する事に。
ってことで
面白い形の救命ボートとか
煙突に残る東大のロゴとかを見ながら
そのまま白鳳丸を後にしました。
で、
この後は
無事スタンプラリーも完遂し、色々グッズも買えたので
そのまま帰宅と。
管理人の2015年のJAMSTEC 本部公開はこれでお開きとなったのでした。
おわり
*おまけ*
何かもうこのぐらいしか機会無いので
昔のしんかい6500の画像を上げようと思います。
という事で2007年の一般公開の時のです。
この時は結構空いていました。
勿論2012年の大改造前なので
後部は今のとは全然違います。
ご覧の通り
メインスラスターは一機で大型の物を、
垂直尾翼も今より少し大きめの物を装備していました。
水平スラスターもこの時はないんですよね…
うーん
そういう視点で見ると
25周年記念のこのロゴ
改造前と改造後もちゃんと作り分けられてて
ほんとよく出来てますよねぇ…
デザインも絶妙ですし、
素晴らしいロゴだと思います。
担当の人GJ!
↑よろしければクリックお願いしますm(_ _)m
今年も行ってきました。
JAMSTEC 横須賀本部の施設一般公開。
まぁこのイベントは毎年通ってるので
行かなきゃ(使命感みたいな感じなんですけどね…
まぁ去年からブログに書き始めたので今年も書こうって訳です。
一応わからない人向けに
以前書いた記事のコピペを貼っておきます。
>JAMSETECの正式名称は海洋研究開発機構、海の特に深海の調査を行っている独立行政法人です。
しんかい6500とか無人探査機とかを運用してる所って言えば何となくピーンくる方もいるんじゃないでしょうか。
昔から深海の生き物は大好きだったので10年くらい前から毎年行ってるんですよねー
折角なのでブログの記事にしてみたって感じです。
はい、という事で今年も
個人的に見所と感じたとこだけをピックアップしてご紹介します。
今年はあまり天気がよくなかったので
そんな人来ないかなーとか思ってたんですが
別にそんな事は無くめちゃ混みで撮るのも一苦労でした。
早速
まずは今年から始まったと思われる
深海サメの公開解剖から紹介します。
見に行った回では
こんな大きなサガミザメが選ばれ解剖されました。
切るのに使うのはキッチンハサミ。
これが一番使いやすいんですって…
※以下ちょいグロなので、内臓とか苦手な人は注意です。
お腹を切ってる様子はこんな感じ。
下にある白いのは卵。
上の手に持ってるのが肝臓です。
サメは浮き袋がないのでこんなに肝臓がでかいって訳なんですねー。
そういやこの卵、後から測ったところ確か1.8キロくらいありまして、
肝臓より卵の方が重い珍しいパターンみたいで、ガイドの研究者さん自身が驚いてました。
ほんと面白い企画ですねw
因みに胃の中には何も入ってませんでした…
残念。
午後の回だとトウジンとかが出てきて盛り上がってたみたいですねー
はい、次
マリンワーク ジャパンのブースでの
噂のディープトゥ 4Kカメラ(4KC)?の展示です。
ディープ・トゥシリーズは
このカメラタイプの他にもソナータイプや、よこすか搭載タイプと 色々あるみたいなんですが、
何か曳航システムという事もあってか、全体的に情報がないんですよねぇ…
よこすか搭載のタイプYKDTはH2-Aロケットのエンジンを見つけたりとか、
しんかい6500潜行前の事前調査をしたりとか割とシリーズの顔みたいな感じで露出度も高いんですけど
こっちとソナータイプは結構謎だったので見れてよかったです。
ちゃんと展示されたのはこれが始めてな気もするんですけど
どうなんでしょうか
はい、次
新鋭の無人探査機三兄弟「おとひめ」「じんべい」「ゆめいるか」の展示です。
実は前からも展示はされてたんですが、撮影禁止だったんですよねー
何かデビューから3年経った今年からとうとうオッケーになったんで撮ってきました。
「おとひめ」と「じんべい」は海洋工学実験場での展示だったのに対し、
「ゆめいるか」だけ無人探査機整備上での公開だったので
三兄弟泣き別れって感じでちょっと悲しかったです。
どうせなら並べて撮りたかったなぁ…
因みにゆめいるかポジションに居たのは自立探査機 MR-X1でした。
はい、次
有人潜水調査船、「しんかい6500」の25周年記念展示です。
もう説明は要らないですね、JAMSETCの顔です。
今年は1989年の完成から、25周年が経ったという事で専用の展示ブースが設けられていました。
その内容は
パネルは勿論の事、
専用の垂れ幕や、
何と船体にまでラッピングするという凝り様で本当にびっくりしました。
しんかいシリーズにラッピングするのなんて多分始めての事じゃないですかね? 流石にわだつみはノーカンで…
予告無しの事だったのでちょっと呆然としてしまいました。
何かイベント用に装飾してくれたみたいで…
記念のロゴもホントいいデザインで、
何というかこう…こみ上げて来るものがあります。
海に興味を持ったのも
ある意味この船が始まりですしね…
・・・・・・・。
まぁ何はともあれ しんかい6500、25周年おめでとう!
はい、次
学術研究船 白鳳丸 の船内公開です。
元はといえば東大の海洋研所属のこの船、
横須賀の一般公開では何と今年が初展示だったんですねー。
これ幸いといろいろ見学してきたので
簡単に紹介します。
という事で
まず外から見るとこんな感じ。
去年紹介した新青丸と比べるとその差は大きく、
かなり大きめな船っていうのが一目でわかりました。
どちらかというよ「なつしま」とか「かいれい」とかあの辺のサイズに近いですね。
研究船にしてはかなり大規模な物だと思います。
そして何といっても特徴的なのは、
クリーム色に塗られた後部大型クレーンでしょうか
↑上の写真の「かいよう」もそうですけど
旧海洋科学技術センターの所属の船は基本的に青に塗られてるんですよね…
ちょっと見慣れないだけに不思議な感じです。
甲板はこんな感じ
例によって木張りでした。
これも同じく新青丸でも採用されていましたが、
やっぱここはこだわりなんでしょうか?
通路には大きなウインチや採水キットといった
定番とも言える装置がでーんと置いてありました。
船内はこんな感じ
まずは
資料置き場や研究室、
あと、びっくりしたんですが
上の方の階には
貴賓室?みたいなのもありました。
この手の船にしては珍しいですよねぇ…
あ、
艦橋も開放してたので
勿論そっちも
中には
ジョイステイックでの操作システムや
ログブック
他にも手旗コレクションとか
そそられる物がごろごろ置いてありました。
因みに艦橋からの眺めはこんな感じ。
新青丸より見易いですね…(小声
んで
満足したのでそろそろ下船する事に。
ってことで
面白い形の救命ボートとか
煙突に残る東大のロゴとかを見ながら
そのまま白鳳丸を後にしました。
で、
この後は
無事スタンプラリーも完遂し、色々グッズも買えたので
そのまま帰宅と。
管理人の2015年のJAMSTEC 本部公開はこれでお開きとなったのでした。
おわり
*おまけ*
何かもうこのぐらいしか機会無いので
昔のしんかい6500の画像を上げようと思います。
という事で2007年の一般公開の時のです。
この時は結構空いていました。
勿論2012年の大改造前なので
後部は今のとは全然違います。
ご覧の通り
メインスラスターは一機で大型の物を、
垂直尾翼も今より少し大きめの物を装備していました。
水平スラスターもこの時はないんですよね…
うーん
そういう視点で見ると
25周年記念のこのロゴ
改造前と改造後もちゃんと作り分けられてて
ほんとよく出来てますよねぇ…
デザインも絶妙ですし、
素晴らしいロゴだと思います。
担当の人GJ!
↑よろしければクリックお願いしますm(_ _)m