al baritono

アマチュア声楽家の独り言 ~ 歌ときどき仕事(笑)

無謀な悩み(笑)

2012年04月10日 | 声楽
来年の県民オペラ「夕鶴」のソリストオーディションを受けないか?と師匠から話があったことを書きましたが・・その後師匠に連絡したら「ホントにやってみる?」と言われました(笑)

どうやらその場の勢いだったらしい(汗;

とは言うものの、ちゃんとスコアとCDは用意してくれてあったようで、まんざら勢いだけではなさそうです。「アメリカ留学から帰ってきた芸大出のバスバリトンが受けるだろうから無理だと思うけど受けるだけでもイイわよね。先生方に知ってもらえるだけでも・・。その内に何か声が掛かるかも知れないしね。」と。

まあ、まかり間違って受かっても、オペラ未経験(ソリストとして)、ましてや県民オペラという大舞台、さらに出演者はソリスト4人と児童合唱団だけ、さらにさらに・・「惣ど」はストーリーを引っ張る主要な役柄なので、それを演じるなんてねえ・・(滝汗;

でも、CDを何度も聴き、スコア(台本)を読むに連れ「やってみたい!」という気持ちだけは増幅する。困ったもんです。

譜読みをし音取をし、歌ってみる。難しい。字幕の無い日本語による公演なのでテキストを明確に観客に届けなくてはならない。語り口調で音程が取りにくい上に、CDの中村邦夫さんは語感を優先して微妙に音程を変えて歌っています。例えば同じ音高が続く場合に言葉の持つピッチ、例えば「立った」と言う時に始めの「た」を「った」よりも多少ピッチを上げて歌ってるんですね。

何度も聴き、何度も歌っている内に、何となく舞台の情景が想像できて歌に気が入ってきます。今までイタリアオペラのアリアを歌っていた時とは別の感覚です。その時の表情や仕草まで分かるような・・

そうなると俄然ファイトが湧いてくるんですが・・

気持ちと現実のギャップが大きいだけに・・嗚呼!(滝汗;;;;

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2 コメント

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やっちまえ (かめさん)
2012-04-11 09:08:33
もし、落選したら自分で「夕鶴」をやれば・・・もちろんキャスト選定委員長はアルさん(笑
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もちろん! (アル)
2012-04-11 09:12:41
わはは。後でブログアップしますが、昨夜のレッスンで受けることが決まりましたよ(^^
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