2.5GHz帯での移動無線システムの免許認定を受けたウィルコムは2009年開始の次世代PHSサービスを「WILLCOM CORE(ウィルコムコア)」と命名。開始当初は数十Mbpsですが将来的には最大100Mbps以上の通信速度を実現するとのこと。

逆転戦略 ウィルコム-「弱み」を「強み」に変える意志の経営
鈴木 貴博
ダイヤモンド社

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【編集長のもうひとこと】

現在、編集長は「イー・モバイル」の最大通信速度7.2Mbpsという無線通信カードを使っていますが、実際は1~3Mbps 程度の速度しか出ていません。

もちろん、それでも外出時のノートパソコンでメールやウェブ閲覧には充分な速度ですが、これが次世代サービスは最大100Mbps以上を目指そうというのですから驚いてしまいます。

まあ、この次世代サービスの場合も実際の速度はそれほどは出ないと思いますが、現在のサービスと比べると明らかに高速となるため、既存のサービスも速度向上や値下げ施策をせざるをえなくなるはずです。

利用者としてはうれしい話ですが、通信事業者としては、ますます厳しい競争になっていきそうですね。