宮城野貨物のブログ

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タブレット閉塞の頃

2023-11-03 21:35:10 | 仙台臨海鉄道
先日、イカロス出版「にっぽんの臨海鉄道&私鉄貨物」を書店で見かけ、仙台臨海鉄道の近況についての取材記事が載っていたので購入しました。記事の中で気になった話題の一つが「2022年8月に陸前山王〜仙台港間がスタフ閉塞に変更された」というものです。従来、仙台臨海鉄道の閉塞方式は陸前山王〜仙台港間がタブレット閉塞、それ以外の各駅間がスタフ閉塞でした。スタフ閉塞になるということは、仙台港から陸前山王に向かった機関車が戻ってくるまで次の列車は陸前山王に向けて出発できない、すなわち続行運転ができないことになります。


写真はその続行運転が行われた2008年のようす。当時すでに定期で続行運転はありませんでしたが、この日は陸前山王に疎開留置されていた717系の廃車回送があり、入換用にSD55 102が送り込まれため、続行運転が見られました。右が717系に連結してスタンバイしたSD55 102、左は定期列車で陸前山王に到着したSD55 103単機です。


SD55 103は5665レで到着したコンテナ車を牽いて仙台港へ。


その後、SD55 102による入換が始まりました。


スタフ閉塞化により、陸前山王で仙臨機が並ぶ光景はもう見られなくなるのでしょうか。
駅事務所から聞こえてくるタブレット閉塞器の電鈴の音が聞けなくなるのも残念です。
(こちらの動画が参考になります。)

(4枚とも 陸前山王 2008-1-13)

【追伸】
以前の記事で取り上げた、陸前山王駅臨海下本の車止め設置はスタフ閉塞化と関連あり??




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