宮城野貨物のブログ

鉄道・バスの写真を載せていきます。

中条コンテナコーナー

2022-09-30 17:00:00 | コンテナ

中条駅隣接の中条ORS事務所に掲げられた「コンテナコーナー」の看板。


わりと新しめの建物との組み合わせに「?」となりましたが、どうやら旧駅舎から移植されたもののようです。以前紹介した動車庫の標語と並んで、「JR貨物初期感」が漂っています。


中条駅のコンテナ荷役線。
ここにコンテナ車が入線することが無いのが大変惜しい。

(1枚目 2021-6-27)
(2枚目 2021-6-26)
(3枚目 2021-6-27)



名古屋臨海鉄道 ND5523 ほか

2022-09-24 13:04:18 | 臨海鉄道 私鉄貨物 専用線

東港機関区に集う名古屋臨海鉄道のDLたち。左のND5523は(車番だけ見ると)昭和40年製の自社発注機なのであるが、国鉄から授受したDD13 233を利用した車体振替が昭和61年に行われており[1]、右のND55210のような他のND552形自社発注機とは異なるスタイルになっている。更に[2]によると、他のND552形自社発注機が日車製・軸ばね台車装備のところ、ND5523だけは汽車製で「もともと台車がウイングばね式」とのことである。一方で、車体振替に使用されたDD13 233は日車製[3]で、こちらもウイングばね台車装備(参考にさせていただきました)である。インターネット上でND5523の近況写真を見ると、同車はウイングばね台車を履いており、さらに台車外側にエアタンクが付く形態である(他のND552形自社発注機はここにエアタンクが無い)。この台車やエアタンクがオリジナル由来なのか、それともDD13 233由来なのか、私の知識レベルでは判然としないところである。


ところで、後ろの国鉄メークのND552形(車番不明)と台枠の高さを比べると奇妙な段差があるのだが、これは一体?(台車を抜かれて馬の上に乗っている? などと想像してみる。)
(2枚とも 東港 2012-6-16)

<参考文献>
[1] 鉄道ピクトリアル 2003年11月号(No. 739) 特集「民営の貨物鉄道」
[2] 鉄道ピクトリアル 2014年7月号(No. 891) 特集「ディーゼル機関車」
[3] 鉄道ピクトリアル 2007年12月号(No. 797) 特集「DD13・14・15形」



岩手開発鉄道 DD5601

2022-09-23 21:04:46 | 臨海鉄道 私鉄貨物 専用線

盛の検修庫前に佇む岩手開発鉄道DD5601とホキ100形。同鉄道のDD56形は4両が在籍し、いずれも新潟鐵工製です。DD5651〜53は53トン機DD5351〜53を機関換装して56トン機としたグループで、当初から56トン機として落成したDD5601とは形態に差異が見られます。一番わかりやすいのはキャブ出入口の位置だと思います。DD5651〜53はキャブ側面にドアがあるのに対して、DD5601ではキャブ妻面のランボードに面した位置にドアがあり、仙台臨海や福島臨海の新潟鐵工製55トン級機と似た形態になっています。また、キャブ上に大型のヒサシを持っている点は前回の記事で紹介した福島臨海DD552と共通しています。
(盛 2009-3-5)

※2023-3 誤字修正

福島臨海鉄道 DD552

2022-09-20 13:34:19 | 臨海鉄道 私鉄貨物 専用線

泉駅にて福島臨海鉄道DD552。同鉄道初の新潟鐵工製55トン級DLです(DD551は富士重工製)。同じく新潟鐵工製の仙台臨海DD551・2(→SD55103・102)とは同時期の製造です。両者の形態はよく似ていますが、笠を被ったようなキャブ上の大きなヒサシは仙台臨海機には見られないものです。
(泉 2008-4-2)

※2023-3 誤字修正