宮城野貨物のブログ

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4重連単機(ED75 775ほか)

2020-05-05 12:00:00 | 宮城ローカル

仙貨から陸前山王へ到着したED75+DE10+ED75+ED75の四重連単機。
通常この列車は陸前山王発上り5562レ牽引機のED75重連単機だが、
陸前山王発盛岡(タ)行きの石油臨貨運転日は、その列車の牽引機が前に付いてED75の三重連単機となった。
さらにこの日は5562レに連結される無動力のDE10がついて四重連単機に。
先頭は秋田から仙貨に貸し出されていたED75 775号機。


775号機の緑色の碍子が目立つ。


775号機の後ろにDE10 1199、ED75 85、ED75 1030と続く


5562レの荷と、ED75の休車列の間に入線。


5562レ牽引機+DE10が、荷へ連結のため岩切方で入換を開始する。
機関士さんは85号機の塩釜方の運転台に乗っている。両側に機関車を連結しての入換作業というのもやりづらそうである。
ちなみに、石油臨貨がなく、かつDE10が連結される場合は塩釜方からED75+ED75+DE10の組成で到着していたので、
荷へ連結前に一度機回しを行っていた。


岩切方に引き上げる3機。


455系普通列車が通過していった。



チキ車への連結。85号機には前方を注視する機関士さんの姿。


現役最若番+ヒサシガマで注目されていた85号機。



一方、塩釜方では仙台臨海鉄道から到着した石油タキに775号機が連結される。
単機回送時は5562レ牽引機に合わせ塩釜方のパンタを上げていたのが、今は岩切方のパンタを上げていることに注目。


775号機は貸出期間中、陸前山王~盛岡(タ)間の石油列車を中心に活躍した。


出発準備の整った盛岡(タ)行き臨時石油列車。
後方には5562レの黄タキも見える。

775号機とは後年、鉄道博物館で再会することとなる。
貸し出しという限られた期間ながら、現役時代の活躍を知る同機との再会は感慨深いものがあった。

(全て 陸前山王 2005-3-22)


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