あっちもいいな、こっちもいいな

乳がんになって初めて気づいたこと

がんばれOさん!(2)

2007-11-13 22:38:37 | Weblog
11月14日

ガン友のOさんから電話があった。

Oさんは今の職場では残業が週2回ほどあり、体力的にキツイので退職したそうだ。

社長さんは、残業としなくてよいと言ってくれたそうだ。

しかしそいうわけにはいかないでしょう。

ありがたいけれど、甘えられいわよね。

だから、決心してやめたの。

そこで、Oさんはガンをきっかけに何かを始めようと考えたそうだ。

今この世の中、生きていくので必要なのはパソコンだと考えパソコンスクールに通い始めた。

彼女は将来的には、ネットトレードをしたいという夢を持っている。

こん度私とメールができますね。

まだまだキータッチを習っている段階なのでまだまだ先よ。

ブラインドタッチができなくてもメール、インターネットはできるのだが。。。

しかし、Oさんが最初の一歩から始めたので、軽率に言うのを控えることにした。

パソコンスクールの先生は元看護士だそうだ。

Oさんがまだ腕に痺れが少し残っているので不安だったそうだ。

しかし、元看護士さんが先生なので、事情を話して安心して通えると言っていた。

元勤め先の社長さんは、少し休んで体力つけて、署を変えてあげるからまた1月から部勤めないかと、言ってくださったそうだ。

Oさんは自分でも言っていたが、めぐまれているのかもしれない。

がんばれ!Oさん。

バッグの汚れ

2007-11-13 09:10:07 | Weblog
11月13日

昨日、病院の前の交差点で、車椅子の女性が必死に通りを渡ろうとしているのに遭遇した。

私は思わず後ろからハンドルを握り、車椅子を押し始めた。

無意識だったような気がする。

通りを渡っても、病院の入り口まではスロープがある。

車椅子を押すのも力がいる。

ここを毎回、手で必死に車椅子を押していくのだ。

電動でもなければ、付き添いの人がいるわけではない。

すいません、すいませんを繰り返す。

いいんです、いいんです。

せつなくなってしまった。

入り口を入ってエレベーターに乗り、2階にいく。

みんな、冷たいですよ。

えっ、そうなのかなあ。

誰でも手を差し伸べるのではと思っていた。

そうか、ここは病院なので、来る人は病人だからなのかなあ。。。

ロビーで別れて、私は放射線治療室のある地下2階に向った。

ソファに座ってハッとした。

バッグが汚れている。

え~ッ。何で~!

分かった。

車椅子を押している時、バッグが車輪をこすっていたらしく、タイヤのよごれがついてしまったのだ。

う~ん。

私も一生懸命だったので、気がつかなかったのだ。

仕方ない、家に帰ったら落とせるだけ落とすしかない。

ダメだったら、同じものを元町に買いにいけばいいや。

そう思ったらさっぱりした。