あっちもいいな、こっちもいいな

乳がんになって初めて気づいたこと

ルーブル展

2009-05-31 00:09:50 | Weblog
5月31日

友人のKさんに誘われて新国立美術館の「ルーブル美術館天・美の宮殿も子供たち」を見に行った。

「ルーブル美術展」は国立西洋美術館で開催されている。

その膨大なルーブルの作品をある切り口で集めた美術展も中々興味深かった。

きっとこれらの作品はあの大きな美術館の中では見なかっただろう作品が多かった。

Kさんと作品について喋りをしながら見た楽しい一時間余りだった。

ミッドタウンにランチをしようと向ったが、角の立っていた外国人のパンフにひかれてスウェーデン料理店に向った。

あ、ちょっと洒落ているじゃな~い。

一本、道を入るとそれなりに食べる処があった。

Kさんは経済、政治、映画、本と話題が豊富で楽しかった。

女性で経済の話ができる人は数少ない。

知らない経済学者の名前がポンポンと出てくる。

家に帰ったら、夫の経済関係の本から探さなければ。。。

ファッションやグルメの話も楽しいが、歴史、経済の話は頭が活性される。

読書好きなKさんからは、まだまだ楽しい本の話が聞けそうだ。

私も本を読む時間が欲し~い。

従妹のお見舞い

2009-05-20 10:55:33 | Weblog
5月20日

夫の従妹のKさんの手術に立ち会った日からあっとしてから10日あまりが過ぎた。

お見舞いも3回目であるが、日に日に元気になっているのがわかる。

彼女も手術の翌日から歩いたというより歩かされた。

心配していたより手術した方の右手が動く。

よかった、よかった。

まだ傷跡に溜まって?いる血液が抜けたらすぐ退院できるということだ。

2回目にお見舞いに行った時、気づいたことがあった。

同じ病室と含め頭にスカーフを被っている女性がいなかった。

皆、髪の毛がある。

私が入院した時と目に入る光景が全然ちがう。

従妹は抗がん剤治療は、副作用がつらく、治療を途中で止めて手術に切り替える患者さんもいるというのは先日聞いた。

日本人の性格には合わないと先生に言われたそうだ。

えっ?!

詳しいことは彼女も先生に突っ込んで訊いていないのでわからない。

多分、先生にそう言われてしまうとなんかそうかなあと納得してしまう状況が目に浮かぶ。

だから皆、髪の毛があるのだ。。。

う~ん。。。

従妹は周りからいろいろ話を聞いている。

今度は私が教えてあげるわよ。

うん、うんと頷いた。

ほじくった人は軽いのよね~。

ほじくる?

つまり、全摘の人と比べて切っただけの人は手術も楽ということだろう。

リハビリ中に言われてのか、病室でそんな話があったのか、そんなことを言う人もいるそうだ。

冷静は顔で聞いていたが、これはショックだった。

全摘の人は切っただけの人、特に私みたいに初期の人との間に腺を引いてしまっているかもしれない。

2年目のハードルをクリア!

2009-05-16 22:38:20 | Weblog
5月16日

2年目の乳がん検診のハードルをクリアした。

大丈夫だろうと思いながらもやはり不安感はすごくある。

マンモ、超音波、骨、血液検査の全てが大丈夫だった。

本当にほっとした。

私の右胸のガンは転移しないガンと言われていた。

私は転移しないタイプのガン細胞だから、今後も心配ないと思い込んでいた。

ところがこれが勘違いだった。

ガンにはステージが5段階ある。

てっきり1~5だと思っていたが、何と0~4だという。

私の右側は限りなく0に近い1aで転移のパーセンテージがとても低いので、転移しないガンと言われたのだ。

いや、転移する可能性が低いというのを、絶対転移しないと思ってしまっていた。

ガン細胞は乳腺の中にあり、表面に出てきたのを手術で切り取る。

しかし、乳腺の中には当然ガン細胞がまだあるわけである。

そこで放射線で乳腺の中のガン細胞を退治?することになる。

以前はステージ1でも全摘していたのを、だんだんと温存するようになってきた。

そのため、残っているガン細胞に放射線を当てる。

だから、必ずと言ってよいほど、放射線は手術とセットになっているのだ。

う~ん、ぜったいに転移しないとはいえないのだ。

0に近いガンを見つけるのはとても難しいそうだ。

定期的な検査は必ず受けることを言われた。

今後も左だけでなく右も大事に思わなくては。。

ボサノバとピンクリボン

2009-05-08 01:53:26 | Weblog
5月7日

友人に誘われてTBSの「はなまるコンサート」に行ってきた。

ACTシアターで小野リサのボサノバコンサートで爽やかな時間を過ごした。

赤坂サカスは行ったことがなかった。

久しぶりの赤坂であった。

かつて行った通りは変わってしまって、懐かしさをあまり感じなかった。

私にとっては新しい場所となっていた。

学生時代に憧れていた先輩のいるTBSなので、それなりにトキメキはあるのだが。。

早めについたのでサカス巡りをした。

ネットでBizタワーにグルメな店があるので調査、調査。

やはり、「ざくろ」「トップス」は健在であった。

TBS放送センターに足を踏み入れると「余命一ヶ月の花嫁」の映画のキャンペーンをしていた。

その奥では「横浜ベイスターズです!」の声が聞こえた。

そうであった、TBSは横浜ベイスターズの大スポンサーであった。

TBSと横浜ベイスターズは社会貢献活動として一年を通してピンクキャンペーンをしているそうだ。

選手のユニフォームにも縫い付けられていたのを知らなかった。

小さなコーナーもあって自分で触診することができる。

10日には球場をピンクに染めようというイベントがある。

ピンバッジを配っているチアガールに10日に行きますと言ってしまった。

コンサートもよかったがベイスターズがピンクリボン活動をしているのも嬉しかった。

私って単純だなとつくづく思った。