あっちもいいな、こっちもいいな

乳がんになって初めて気づいたこと

事故

2009-01-23 21:48:14 | Weblog
1月23日

筋トレに行った帰り道だった。

時間は23時をまわっていた。

雨の中交差点の真ん中に何かが見えた。

その周りに数人の人がいた。

う?事故?

交差点なので車が行き来する。

早速、車を遮断するように止めた。

どうも自転車が人を乗せたまま横転している。

何もしゃべらない。

一人が警察に電話をして、救急車を待っているところだった。

うっかり起き挙げてもまずいので、声かけしかできない。

夫は雨の中、後ろのトランクから事故のときに使用する明かりで交通整理を始めた。

私は何もできず被害者の荷物を持っているだけ。

雨の降りしきる中寒そうで、車からひざ掛けをもってきてその人にかけた。

見たところ意識はありそうだし、出血も見られない。

事故を目撃した人によると、その女性は赤信号になったの渡っていた時、タクシーに触れ横転したようだ。

雨の中、傘をさしていたそうで傘が飛んでいた。

う~ん、それってまずいのじゃない。。

車側は、いくら信号が赤の状態でも事故ったら車の責任なのだ。

その女性は救急車で運ばれ、警察が来て加害者のタクシーの運転手と現場検証を始めた。

もういいだろうと車に乗って家に向った。

私は車も運転するし、スーパーに行くのにはチャリを駆使する。

しかし、まず自転車を運転しながらは傘はささない。

風、雨には不安定で禁物である。

傘をさしながら、赤信号で渡るなんて信じられない!

しかし、自分がしなくても世の中ありえるのだ。

雨の中、車を運転するときはより慎重にと肝に命じた事故であった。

ラーメン屋見つけた

2009-01-22 14:12:48 | Weblog
1月22日

横浜にテニスの試合を見に行った。

さすが、素人とは違うことに圧倒され帰った。

帰り道が混んでいたので高速を使わず井の頭通りに回った。

永福町は父方の菩提寺だったのでの駅に入る交差点よく通過していた。

しかし、いつも通過するのが早い時間帯だったせいもあり、角にあるラーメン屋には気づかなかった。

大勝軒

並んでいる!

行ってみるか。。。

並んでいるのを見ると好奇心旺盛な我々である。

先の駐車場に車をいれ、早速列に加わった。

幸い列は思ったより少なかったので直に入店できた。

まず清潔な店内は活気がある。

店員が水を手際よくお客さんに継ぎ足している。

メニューは少ない。

基本的にはラーメンだけで、メンマ、チャーシュウーが加わるだけだ。

水を催促しないで水を足してくれるものお店のサービスの一つだそうだ。

やがて金属トレイに乗ったラーメンがきた。

いや~、どんぶりがばかでかい。

思わず手で測ってみた。

う~ん、20数センチはあるなあ。

実際は24.5センチだそうだ。

スープを口にするとにぼしのやや強いおいしそうなにおいがした。

麺はというと、食べても食べてもある。

具はシンプルでチャーシュウーとメンマにネギ。

おいしい!だが、ふ~。。量が多いなあ。

入れ物も巨大であるが、麺は2人前あるという。

おみやげ用ラーメンもあるそうだ。

もう有名な店らしいが、誰かに話そう~と密かに思った。

ガンフォーラム

2009-01-18 22:38:52 | Weblog
1月18日

「医療機器市民フォーラム」というパネルディスカションの記事が新聞に掲載されたのが昨年12月だった。

早速ネットで申しこんだが、はずれてしまった。

応募者多数の場合は抽選になるとはあった。

しかし、参加人数が800名とあったので大丈夫だと思って招待状を待っていたが来ない。

ぎりぎりになって事務局に電話をしてみたら、何と3倍の応募があったという。

2400名!

近頃の「ガン」に関する感心は本当に高まっているのだと実感した。

きっとこれからも切り口は異なっていてもガンに関する勉強会とかフォーラムはあるだろう。

今年の私だけでなく、夫も巻き込んだライフワークになるだろう。

ポットラックパーティ

2009-01-16 00:07:04 | Weblog
1月16日

友人宅でポットラックパーティにあった。

気心の知れた仲間である。

しかし、正直いってポットラックパーティは苦手である。

プレッシャーがある。

参加する人はおいしい料理を持参し、披露してくれる。

今までに作った料理で一応食べてもらえるメニューを思い浮かべる。

ああ、何にしよう。。。

といあえず頭に浮かんだ料理で間に合わせる。

私だって料理はする。

しかし、毎日何を作っているのだろうと考えてしまう。

名前のつく料理を作っていないような気がする。

初めてポットラックパーティを知ったのは、ずっと昔原宿の英会話学校に通っていた時だった。

どうしてよいかわからず、友人に聞いていくつかの軽食を買っていったような気がする。

料理を作ってくる人はおらず、見てみるとスナック類とお菓子ばかりのパーティであった。

しかし、友人宅のは皆主婦もしている人たちなので、自分の料理を持参する。

ポットラックっていいわよね、いろいろなものが食べられて。

一人の発言に他の人もうなずいていた。

確かに知らないサラダとかとかあると、へえ、こんなのがあるんだと参考になる。

私もパーティに持っていけるものを普段から考えなくては。

しかし、我が家の夫は名前のつく料理にあまり感心がない。

凝ったものより早くて美味しく、素材の生かしたものがお好みである。

凝ったものを出してもあっという間に食べてしまい、掛けた時間だけの効果がないのが現実である。

励ましの会

2009-01-12 23:45:51 | Weblog
1月12日

ガン友たちと神楽坂でがんばろう会をもった。

Oさんが河豚を食べたいという。

「げん品ふぐ」でコラーゲンいっぱいの鍋を食べご機嫌であった。

しかし、自己紹介から話題の中心がついガンの話になってしまう。

仕方ないところだろう。

Oさんとは毎週のようにメールか、電話でつながりを持っている。Oさんはレベル2A。

Oさんのウィッグはお洒落だ。

似合う、似合うと絶賛される。

「事情をわかっているメンバーなのでいいわよね」

Oさんはとウィッグをちょこっとはずして見せた。

放射線治療以来の友Mさんはハーセプチン治療が終わった。

レベルは3だが今のところ大丈夫そうだ。

Mさんは私を同じ頃にウィッグをはずしているが髪が細い。

Mさんは一年目の全身チェック検査で知り合ったレベル2のNさんは外見からは元気そうだ。

彼女は常時帽子を被っている。

毛糸の帽子の端からは髪がかなりはみ出ている。

帽子をはずすと、てっぺんがちょっと薄いかなという程度である。

ヘアースタイルを変えてみたら?というアドバイスをされた。

特にNさん、Mさんはあまり先のことは考えられないと言う。

Mさんはとりあえず5年を目標と思っているそうだ。

Nさんなどが来年の今頃生きていたら。。。という。

彼女は病院の検査や診察の日は帰りがけにディズニーランドに寄っていくと以前に聞いて驚いたことがあった。

前からスマップの追っかけなので今や北海道、九州と追っかけまわっているそうだ。

そうしていないと気持ちが落ちつかないらしい。

私は案の定、うらやましがられたり、うれまれたりであった。

確かに私とはレベルが違うので私と同じようにがんばれといちがいに言えないのである。

私に何ができるのだろう。。。

できるだけメールなどで連絡を取り合い、時にはおいしいものを食べ、たくさんおしゃべりをし、お互いに刺激しあい、励ましあい。。。

私だって偉そうなことは言えないのである。

どうなるかわからないのだから。。。

お寿司にトライ

2009-01-09 15:14:57 | Weblog
1月9日

お正月を明けて初めて夫とジムへ行った。

う~ん、久しぶりはちょっとキツイ。

クールダウンをする部屋にテレビがある。

ある番組にでている女優さんがイカのにぎりをおいしそうに食べていた。

アツ、おすしが食べられるかもしれないとひらめいた。

終わったのはもう夜10時であった。

どこに行く?

おすし屋さん。

う~、大丈夫?

大丈夫。

回転寿司屋に行ったら、ラストオーダーは10時半だと言う。

イカ、活ダコ、ホタテ、ツブ貝。。

ラストオーダーが頭があり、ばかみたいにあせっている。

夫にシャコ、コハダ、鰤は?と言われたが食べたくない。

目の前に寿司の乗ったお皿が並べらられた。

お寿司の食べ方には反しているような気がしてはいたが。

イカを食べはじめたら胃と背中が痛くなってきた。

腹筋運動で無理したかなあ。

私が科学的には結びつかないかもしれないが、腹筋が痛いと胃と背中が痛くなる。

そうなのだ、腹筋のせいだ、お寿司がいけないのではない。。

と言い聞かせながらイカを食べようとするが、もうだめだ。

目の前で握ってくれた人に悪いがもうだめだった。

気の毒に夫が残り全部を食べることになった。

まあ、食欲旺盛なので残らず平らげたわけであるが、私はため息。

殆んど食べていないわけだが胃が治らない。

胃カメラの結果は何ともないわけなので精神的なものに違いない。

夫は意地悪にこれは克服しなくてはいけない。

明日も帰りに寿司屋に行こうを言う。

私はジムに行くのは構わないが寿司屋に行くなら行かないと宣言した。

あ~、これでお寿司が食べられるかもしれないと気体していたのに残念である。

検査結果

2009-01-08 00:54:13 | Weblog
1月8日

夫の検査の結果がでた。

骨の検査で腰に一箇所気がかりがあるためもう一度腰部でMRIを撮るそうだ。

しかし、彼は元々腰のヘルニア持ちなので、主治医の先生はまあ転移の心配がないと言う。

まあ予想はしていたとはいえほっとした。

いよいよ手術の段取りに入る。

今までは手術といえば前立腺を切るわけだが、今回は切る手術は行わないそうだ。

「小線源治療」という聞いたこともない治療方法である。

簡単にいうと放射線の入った細か~い0.8ミリのチタンのカプセルを体内に照射してガン細胞をやっつけることらしい。

何それ?っていう感じがするのが実感である。

しかし、切るわけではないので入院期間も短く本人にとって痛みもないそうなので楽な治療方法にはちがいない。

欧米ではよくあるらしいのだが、日本で承認されたのが近年であるのでまだまだこれからの治療方法らしい。

カプセルは輸入するそうでその準備に時間を要するようだ。

やはり、早期発見である!

水仙の香り

2009-01-04 23:21:58 | Weblog
1月4日

玄関の下駄箱の上で水仙がいい香りを振りまいている。

夫は三日に毎年恒例の新年会をしている。

その中の一人の方からおすそ分けでいただいてくる。

千葉に趣味の畑を持っていてわざわざ出掛けていくそうだ。

水仙は前日にみなのために大量に切ってくるらしい。

きっと畑は水仙の香りでそれはよい香りだろう。

夫はその新年会は欠かさず出席する。

議論好きな夫は、友人たちと喧々諤々意見を交わし盛り上がるらしい。

いつも終電でご機嫌で帰宅する。

その中の一人が最近大学の学長になった。

毎年、彼は大学の駅伝の応援に大手町に行く。

学生たちを労ってから新年会に現れるそうだ。

新年会のメンバーたちも当然結果を知っている。

今年は成績がよかったので皆から祝福、祝福だったという。

我が家でもついテレビを見ながら彼の大学を応援している。

夫にとって喧々諤々の討論が抵抗力になってくれるだろう。

そして水仙の香りが我が家にさわやかな新春プレゼントしてくれる。

Tさんからメール

2009-01-03 22:16:48 | Weblog
1月3日

夫の前立腺ガンのことを心配してくれTさんが早速メールをくれた。

同じ乳ガンを患って10年を迎え一応開放されたTさんは心配してくれてメールをくれる。

10年をお祝いにお友だちとドイツに行ったと聞き、励まされた。

ドイツか。。。いいねえ。私もがんばろう。

従姉のNさんは、最近図書館でガン関連の本を借りてくるようだ。

前立腺ガンでこれはと思った記事をコピーしてFAXしてくれる。

元旦そうそうに、NさんからFAXが一枚届いていた。

これも前立腺ガンを手術しないで、放射線治療をするという内容だった。

折り返し電話をしたら、体調はよいようだった。

これから図書館で借りてきたガンの本を読むをいう。

ちょっとガンに取り付かれているような危惧がするのでちょっと気がかりではある。

今年も彼女をフォローしていくことになりそうだ。

今年は。。。

2009-01-02 11:10:52 | Weblog
1月2日

澄み渡ったような青空。

新年の空の色。

あまり毎年意識しないが思えば新年は青空が澄み渡っているように思える。

あ~また新しい一年が始まるのだ。

箱根駅伝を楽しみながら、恒例のごとくの~んびりしている。

毎年元旦は実家に行っているので、我が家での正月は二日からだ。

仰々しいことは何もない。

昨年暮れに夫の前立腺ガンが発覚し、転移を調べる検査結果が正月明けに分かる。

その結果で治療方法が決まる。

多分手術になる。

といっても何の自覚症状がないので、当たり前の毎日を送っている。

今までと何もかわりがない。

明るいガン患者の二人である。

私の今年のモットー“健康・笑顔・好奇心”。 

心身ともに健康を目差し、できるだけ笑顔で人にしてあげられることをし、好奇心を忘れずに日々を送る一年にしたいな~と思っている。