あっちもいいな、こっちもいいな

乳がんになって初めて気づいたこと

美容院

2008-04-18 18:13:53 | Weblog
4月18日

美容院に行ってきた。

髪は順調に育っている。

おかげで、まるで爆発状態で収拾がつかない。

自分ではわからなかったが、髪の量が前回行った時より2倍くらいになっているそうだ。

すくすく育ってしまっている。

髪が多いと地肌が青く見えるそうだ。

ほら、僕みたいだと青くないんだよ。

確かに美容師さんはポヤポヤの髪質だから肌の色そのものだった。

彼はよかったよかったとつぶやきながら、私の髪を整えていった。

もうウィッグいらないのではとまた言われてしまった。

確かにカットして整えたので、ショートではあるが、別に被らくても大丈夫ではあるが。。。

後は自分の気持ち次第ということは分かっているのだが、決心がつかない。

ウィッグがわりと気に入っているので、ずっとこの感じがいいなと思っている部分があるからあろう。

ショートになると顔が前面ででてしまって自信がない。

せっかくなので、帰りはウィッグをつけないで帰った。

帰り道に、駅ビルのブティックとかデパートに寄り道したが、鏡で衣装を合わせてもどこか落ち着かない。

このヘヤースタイルだと、いつも選ぶ物には少々ピッタリこない。

少し理知的な感じでないとと、自分で勝手に思いこんでいる。

夏あたりには決心しなくてはならないのかなあ。。

贅沢な悩みではあるということは重々わかっているが。

バターが無い!

2008-04-16 15:03:42 | Weblog
4月16日

バターがない!

スーパーに行ったら店頭にバターがないのだ。

ここ2週間ぐらいなぜだー!と思いつつ探していた。

一軒目では時間的にまだ店頭に並べていないのかなと思った。

翌日別のスーパーに行って売り場をのぞいていたら、ない!

いろいろなメーカーのマーガリンがバターのスペースを埋めるように敷き詰められていた。

金谷ホテル、帝国ホテル、ホテルオークラと一流ホテルの製品や、小岩井、雪印など有名メーカーの物が並ぶ。

最近、テレビで業務用のバターが無く、パン屋さんがクロワッサンが作れないと
言っていた。

ちょうど売り場に店員さんがいたので聞いてみた。

あのー、バターが無いのですが。。。

品物が入ってこないんです。

どうして無いのですか?

牛乳を飲まなくなって牛を肉用にしたのでは。。。

そういえば、最近牛乳の消費量が減っているとは聞いている。

店員さんが嘘を言っているとは思わないけれど、責任者ではないし、そのまま信じてよいのかなと首をかしげた。

明日、15個入ってきます。

マーガリンを買ってみます。

いろいろありますよと言って箱の後ろの成分を見た。

バター風味とか、マーガリン風味とかあった。

とりあえず、1箱買って帰った。

新聞に、業務用バターの輸入を前倒しにするとでていた。

バター不足の原因が中国での消費が増えたと書いてあった。

数日して、別のスーパーに夫と寄った。

バターが無いという話題をしたのでバター売り場に行ったら、1箱も無い。

夫も信じた。

それから、家までの帰り道に夜中まで開いているスーパーがあるので、期待しないで寄ってみた。

すると、あった!

しかし、断り書きがあって、原料不足のため、一人1箱しか、買えない。

夫が1箱、私が1箱を別々のレジで買ってしまった。

この危機感は何だろう。

以前、お米が不足した時、ずっと前にトイレットペーパー騒ぎを思いだした。

しかし、あの時ほど世間はざわついていない。

冷静に考えたら、たかがバターなのに、急に無いとわかると、一人1箱に反応して買ってしまう浅はかさ。

2箱確保したら、他のスーパーの売り場には行っていない。

テレビを開けたら、偶然、愛知県春日井市のスーパーでの出来事を流していた。

バターがないということだ。

なんで春日井なのかしらと首を傾げている。

母のウィッグ

2008-04-14 16:01:54 | Weblog
4月14日

ウィッグの内側につけているネットがかなり伸びが気になっていたので、デパートのウィッグ屋に寄って買い求めた。

その場に年配の女性のお客さんがいた。

鏡の前でウィッグを被って調整をしてもらい終わり帰るところだった。

彼女は手にウィッグの箱を持っていた。

何と、今被っているウィッグの他にもう一つのウィッグをシャンプーしてもらって受け取りにきたそうだ。

つまり彼女は2つウィッグを持っているのだ。

私は一つしかないので、外して預けるわけにはいかず、せっかくのサービスを利用できない。

もう一つ欲しいのだけれどお嫁さんに怒られそうで。。。

でもすごくお似合いですよ。

ウィッグを被ることを前提にしているので自分の髪はすごく短いそうだ。

ウィッグのある生活を楽しんでいるようだった。

実は、私の母は私と違って、髪が細い上に少ない。

年をとるにつれ、コシは無くなるし薄くなっている。

テレビのコマーシャルを見て、ウィッグは気になっていたそうだ。

しかし、テレビほど絶対に上手く着けられないと思い、決心がつかない。

そこで、思い切って母をウィッグ屋に連れていった。

最初、店員さんはテレビで紹介しているような、頭のてっぺんに乗せる小ぶりのウィッグをつけてくれた。

3箇所パッチンと留めるピン?がついている。

似合っている。

しかし、プロの店員さんだから上手くつけれられる、やはり母の懸念どおり、ちょっと熟練をし必要をするようだ。

その上、髪を覆っている部分が少ないので、地毛の色が変わってきたら目だってしまう。

これの方がよいのでは。。。

彼女はハーフくらいのウィッグを持ってきた。

これはパッチンが5箇所。

これは母にはよく似合っていた。

本当に自然で、知らない人には絶対にわからない。

何度も何度も着けたり外したりを繰り返しした後、購入することにした。

というより、私が決めてしまった。

きれいに着けたら、わが夫が納得したように頷いた。

その日は、出かける時に私が母の眉をきれいにカットしまゆ墨を引いたので、顔つきがすっきりした。

やはり、髪が決まると気分がよい。

ぜったいよくなったよ。

帰り道に、滅多に褒めない夫が母のことを褒めていた。

手術後すぐ。。

2008-04-11 17:27:33 | Weblog
4月11日

手術から一年たってから、時々、今頃は何をしていたのだろうと昨年のカレンダーを見る。

何と、私は手術から一週間後に「人間ドック」を受けていたのだ。

まだ患部には触れずテープも貼ってある状態であった。

明確に覚えていることは、胃カメラ検査で逆さまになった時不安だったことである。

そして胸のレントゲンが撮れなかったことである。

X線はしばらく当てない方がよいと言われ、ガンの手術は大変な事だったんだと思った。

そして少し後のは夫の母の納骨式も行っている。

一年経って思いかえしてみると少々ぞっとする。

手術後、傷の痛みとかは感じなかった。

ただ、脇の傷跡がだんだん腫れた時は不安になった。

先生は脇にリンパを検査で切っているのでリンパ液が溜まっているのですよと簡単に言った。

先生から手術前に説明を受けてなかったと思う。

先生は当たり前のことだと、患者さんのちょっとした不安については話してくれない。

まあ、過度に不安を植えつけてはいけないのかもしれないが。

先生は2回くらい注射で液を吸い取った。

痛くはないが妙な感じがした。

そう言えば私より手術が大変だった人は、手術後肩から袋をぶるさげていた。

リンパ液がどんどん溜まってしまうそうだ。

当然入院期間も長い。

当時、元気であったことは確かだったが、がんばっていたのかもしれないなと今になって思う。

周囲の人とか友人たちは「大丈夫なの~?」と案じてくれた。

ワンパターンに「元気よ!」と答えていた。

元気ではあるが、がんばっていたのかなあ。。。

桜にはイタリアンが似合う!

2008-04-05 01:47:32 | Weblog
4月4日

用事があって目黒区役所に行った。

目黒区役所は中目黒にある。

用事を済ませどこかでランチでもしようと思った。

季節は春、中目黒にある目黒川は桜で有名である。

話には聞いていたが行ったことがなかった。

人について行き、交差点を渡ったら桜並木が視界に入った!

う~ん、これがかの有名な目黒川の桜並木か!

川面ピンクの花びらで埋まりつつあった。

風が吹くと桜吹雪である。

もう満開を過ぎていたが、まだまだきれいだ。

確かに観る価値はあった。

川の両側は車が通れるくらい広いが、歩きやすく舗道されている。

キョロキョロしながら桜吹雪の中、両岸を見ると目黒川の花見にはこジャレタ雰囲気がある。

確かに昼から、ビール500円、おでん500円もあるが。。

しばらく歩いて見つけたのがチーズケーキの店だった。

間口の小さい家庭的な雰囲気の店で「ヨハン」とある。

これは入らない理由はない。

おみやげにしようと思い、4種類をひとつずつ買い求めた。

帰り道には、もう店はチーズケーキを買う人でいっぱいであった。

さて、次はランチに適当な店を。。。

表をテラス風にして、どこもかっこよいカップルとか外国人がビールを飲んでいたりする。

これが目黒川沿いの雰囲気か。。。

何軒か横目で見ながらしばらく進んからイタリアンの店に入った。

後で気付いたのだがオープンしたての店であった。

外のテラスはかっこよい人たちでいっぱい。

ガラス張りの店の中も清潔感があった。

ランチは2種類あり、「桜何とか」というのを頼んだ。

ピザかパスタを選ばなければならない。

一人だから、両方はできないのでピザを頼んだ。

オイシイ!

これは口コミで広めなくては。

帰りにようやく店の名前がわかった。

なにしろシャレた横文字だから一目読みができない。

Dall’orto」であった。

シェフだかオーナーだかが,竹之内豊みたいでかっこよい!

満足して,来年昼間の桜を見るだったら又来ようっと決めて帰った。

桜にはイタリアンは似合うことがわかった!