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あっちもいいな、こっちもいいな

乳がんになって初めて気づいたこと

夫の手術

2009-03-05 11:28:35 | Weblog
3月5日

夫の前立腺の手術が無事に終わった。

本人は付き添いはいらないと言っていた。

私もそうかなとも思ったが、一応妻という立場がある!

入院する前から入院、手術に関する書類をちゃんとファイルしてある。

看護士さんから、そんな人はいませんと感心された。

相変わらず看護士さんとばかなことを言っている。

入院前から可愛い看護婦さんだったらいいな~と勘違いのことを言っていた。

明るい、前向きな患者である。

手術は1時間半くらいで終わった。

腰椎麻酔なので、頭ははっきりしたまま手術を受けた。

手術台の上でまだかなあと思っていたら、もう始まっていたそうだ。

何の音もしなかったそうだ。

前立腺はたった直径5センチくらいで、その中に75本ものカプセルを埋め込んだ。

一本4,5ミリくらいだ。

どの位置に何本のカプセルを入れるのか細かい計算をしてある。

1ヶ月くらい前にコンピューターで位置と必要な個数を計り、アメリカにオーダーする。

カプセルは前立腺内に残るが、放射線は一年ほどででなくなるそうだ。

しかし、もし、設定された日に手術を受けないと全額負担するそうだ。

手術後、先生が見せてくれた拡大写真をには、円の中に細くこまか~いカプセルが写っていた。

前立腺肥大だと本数が増え、やはり副作用が強いそうだ。

切らないので手術というか、処置みたいな感じだった。

病室のドアに「放射線管理地域」のマークがつけられた。

病院の放射線科のドアによくみる三角形のマークがついた標示だ。

手術前に病室に放射線の先生が見え、部屋内の放射線の値を測った。

翌日、再び測り、部屋内に放射線があるかどうかチェックするそうだ。

ガイガー探知器みたいだ。

部屋に出入りする人は、看護士を含め首から探知器をぶる提げて、放射線がでているかどうかを厳格にチェックする。

彼は下半身は麻酔で感覚がないが、頭は何ともないので元気である。

水が飲みた~い。

手術当日は動けない。

しかし、明日から歩いてよいそうだ。

私の時も思ったが、最近の医学の進歩には目を見張る。

ガンも治る可能性がある。

しかしながら、本当に早期発見が大切だと確信した。

二人が明るいガン患者でいられるのは早期発見だからだ。

アカデミー賞

2009-02-24 17:23:59 | Weblog
2月24日

昨日は「おくりびと」がアカデミー賞をとるかもしれないというので何となく落ち着かない日であった。

本来、特にアカデニー賞にこだわってきているわけではない。

しかし、見てきたばっかりでよかったという印象が強かったので、身近に感じてしまい応援してしまった。

CNNとか民放とかあちこち見てしまった。

とれてよかった。

主演のモックンは長年温めてきたテーマが実現して感慨もひとしおだったろうが、目標に向って努力するって考えさせられたなあ。

その上に、彼がチェロを弾く場面には、プロとしての根性に脱帽。

納棺師の所作の美しさにもまいった。

私って根性なしだなあとつくづく思った。

でもよい映画でした。

賞をとったのでこれからまた映画館は混むだろう。

タイミングよく見てラッキー。

感動ももらってラッキーでした。

「おくりびと」

2009-02-22 23:22:59 | Weblog
2月22日

映画「おくりびと」を夫と見にいった。

彼は菩提寺の総代をしているせいか?この映画は立場上見にいかなければなあとは言っていた。

日本アカデミー賞を総なめにしたのよと話して誘ってみた。

夫はテニススクールで最近動きがよくなってきたおかげか、機嫌がよい。

しかしながら、映画を見にいったのはこれで3回目かしら。。

そのくらい夫と行っていない。

本当にめずらしく、夫が映画を見ながら寝ていない!

以前「インディジョーンズ」を見にいって寝ていた人だ。

夫の友人に葬儀社をしている人がいるが、スクリーンを見ながら、○○はこの映画みてるかなあとつぶやいていた。

なるほど、「おくりびと」は寝ないだけの価値はあった。

納棺というのは、意識していなかったが、日本人の好みそうな様式美そのものであった。

娯楽作品としてもよくできているし、勉強にもなる。

会場は満杯でけっこ年を召された方たちも、ちらほら目に付いた。

映画としてはめずらしい。

忙しい日常ではあるが、時には映画もいいな。

再々発

2009-02-09 15:48:09 | Weblog
2月9日

鳥越俊太郎さんのガンが再々発したという。

再発したが、手術をして復帰したときは、テレビでしか知らない人ではあるが内心どこかでほっとした。

再発は一回で済みますようにと祈っていた。

それが今度また再発したという。

前回?は肺に転移して今回は肝臓に転移したそうだ。

部位は小さいので心配ないとはあるが。。。

これってショックだ。

ガンを経験してない人にとってはやはりね。。という感じを持つだけだろうが。

再発という単語だけでもドキッとするのだが、再々発となると他人事という感がしない。

松雪泰子主演で「余命」という映画が公開されるという。

待望した妊娠と乳がんの再発が同時に起こってしまったストーリーらしい。

治ったと思った乳がんの再発というのはドラマチックではあるが、乳がん経験者にとってはイヤ~なフレーズである。

筋肉マン??

2009-02-07 10:41:40 | Weblog
2月7日

しかしながら、テニススクールはダイエットには役立たない。

やはりトレーニングは続けなくてはと自分に言い聞かせた。

新しいジムをのぞいてみた。

お試しの体力テストで自転車?を漕いだ。

だんだん負荷が重くなり苦し~いとギブアップした結果にびっくり。

私の体力はオリンピック選手並みだとでた。

ウソ~~!

ありえない!

どうも私は息が上がらなかったようだ。

絶対に器械の故障だと思っている。

しかし困ったことにほとんど汗を全然かかない。

これも私の悩みである。

まあ、トレーニングを続けると階段も軽く昇れる。

がんばって筋肉マンになるか???

今度はサプリメント

2009-02-03 16:32:56 | Weblog
2月3日

従姉から電話がきた。

A社の会員になるかどうかということだ。

彼女はA社からお鍋を買った。

A社はいわゆるネズミ講?マルチ商法で知っている人は知っているという会社である。

従姉の友人でやはりガンを患った人がA社のサプリメントを飲んで腫瘍が消えてしまったという。

そこで従姉は担当に先生に相談してから飲んでみると言う。

ウ~ン???

私の友人でもA社からお鍋を初め、化粧品、洗剤、サプリメントを買っている人もいる。

講演会あるとすぐ駆けつける人もいるようだ。

品質はよいらしい、しかし値段も決して安いとはいえないようだ。

従姉から聞いて初めて知ったのだが、入会金の他に年会費を3500円とられるという。

3500円の年会費ってちょっと高めだなあと感じた。

従姉は同じマンションの人のお鍋パーティに顔をだし、おいしいランチをご馳走になるそうだ。

彼女はそのお友だちにA社のマージンの説明も受けたそうだ。

私はそのやり方が変ではないかしらと遠まわしに言った。

マージンって当たり前じゃない?

ここで私は黙ってしまった。

でも上の上にどんどんマージンがいくのではないかしら?

その人たちは努力しているのよ。

う~ん、どのように話したらよいのだろう。。。

やわらかく説明をしていったが通じない。

私もだんだん根気が無くなってくる。

疲れてくる。

ちょうど電話がかかってきたのでそれじゃと終わった。

まあ、本人がよいならどうでもいいやと結論づけた。

夫の従姉なのでこの件を報告した。

まあ、お金があるからいいんじゃない?

そういう人がああいう商売を支えているんだよ。

これ以上突っ込むのはやめた。

しかし、彼女はガンについてどうしてこんなに神経質になるのだろう。。。

そのことが気になっている。

テニススクール再開

2009-02-02 16:12:32 | Weblog
2月2日

久しぶりの本当に久しぶりに夫とテニススクールに通い始めた。

夫はかつて上級であったのに、気の毒に私と付き合うようになってからレベルが下がり、上級に復活できないでいる。

時々テニスには行ってはいたが本格的に復活となるとウエアが気になり始める。

時々行っていた時はまあいいかと以前のウエアで済ませていた。

いざ、スクールに通うとなると。。。

あちこち迷いながら買い求めた。

テニスを再開するとなると、季節変わりのウエア探しという楽しみもあるかもしれない。

やはり、スクールは楽しいが緊張感がある。

毎レッスンではもちろん試合を頭においた練習する。

レッスンでは、ああなるほどそうだよなあとは納得するのではあるが。。。

こんなはずではなかったというジレンマ、ジレンマである。

新しいスクールに通ってうれしいことがひとつあった。

我が家では今までも夫婦揃ってスクールに通っていた。

いつもコーチは私のことを「○○さんの奥さん」と呼んでいた。

しかし、今度のコーチは私のことを「○○さん」と名前で呼んでくれる。

夫は気づいていないが、私としてはちょっとウレシイのだ。

事故

2009-01-23 21:48:14 | Weblog
1月23日

筋トレに行った帰り道だった。

時間は23時をまわっていた。

雨の中交差点の真ん中に何かが見えた。

その周りに数人の人がいた。

う?事故?

交差点なので車が行き来する。

早速、車を遮断するように止めた。

どうも自転車が人を乗せたまま横転している。

何もしゃべらない。

一人が警察に電話をして、救急車を待っているところだった。

うっかり起き挙げてもまずいので、声かけしかできない。

夫は雨の中、後ろのトランクから事故のときに使用する明かりで交通整理を始めた。

私は何もできず被害者の荷物を持っているだけ。

雨の降りしきる中寒そうで、車からひざ掛けをもってきてその人にかけた。

見たところ意識はありそうだし、出血も見られない。

事故を目撃した人によると、その女性は赤信号になったの渡っていた時、タクシーに触れ横転したようだ。

雨の中、傘をさしていたそうで傘が飛んでいた。

う~ん、それってまずいのじゃない。。

車側は、いくら信号が赤の状態でも事故ったら車の責任なのだ。

その女性は救急車で運ばれ、警察が来て加害者のタクシーの運転手と現場検証を始めた。

もういいだろうと車に乗って家に向った。

私は車も運転するし、スーパーに行くのにはチャリを駆使する。

しかし、まず自転車を運転しながらは傘はささない。

風、雨には不安定で禁物である。

傘をさしながら、赤信号で渡るなんて信じられない!

しかし、自分がしなくても世の中ありえるのだ。

雨の中、車を運転するときはより慎重にと肝に命じた事故であった。

ラーメン屋見つけた

2009-01-22 14:12:48 | Weblog
1月22日

横浜にテニスの試合を見に行った。

さすが、素人とは違うことに圧倒され帰った。

帰り道が混んでいたので高速を使わず井の頭通りに回った。

永福町は父方の菩提寺だったのでの駅に入る交差点よく通過していた。

しかし、いつも通過するのが早い時間帯だったせいもあり、角にあるラーメン屋には気づかなかった。

大勝軒

並んでいる!

行ってみるか。。。

並んでいるのを見ると好奇心旺盛な我々である。

先の駐車場に車をいれ、早速列に加わった。

幸い列は思ったより少なかったので直に入店できた。

まず清潔な店内は活気がある。

店員が水を手際よくお客さんに継ぎ足している。

メニューは少ない。

基本的にはラーメンだけで、メンマ、チャーシュウーが加わるだけだ。

水を催促しないで水を足してくれるものお店のサービスの一つだそうだ。

やがて金属トレイに乗ったラーメンがきた。

いや~、どんぶりがばかでかい。

思わず手で測ってみた。

う~ん、20数センチはあるなあ。

実際は24.5センチだそうだ。

スープを口にするとにぼしのやや強いおいしそうなにおいがした。

麺はというと、食べても食べてもある。

具はシンプルでチャーシュウーとメンマにネギ。

おいしい!だが、ふ~。。量が多いなあ。

入れ物も巨大であるが、麺は2人前あるという。

おみやげ用ラーメンもあるそうだ。

もう有名な店らしいが、誰かに話そう~と密かに思った。

ガンフォーラム

2009-01-18 22:38:52 | Weblog
1月18日

「医療機器市民フォーラム」というパネルディスカションの記事が新聞に掲載されたのが昨年12月だった。

早速ネットで申しこんだが、はずれてしまった。

応募者多数の場合は抽選になるとはあった。

しかし、参加人数が800名とあったので大丈夫だと思って招待状を待っていたが来ない。

ぎりぎりになって事務局に電話をしてみたら、何と3倍の応募があったという。

2400名!

近頃の「ガン」に関する感心は本当に高まっているのだと実感した。

きっとこれからも切り口は異なっていてもガンに関する勉強会とかフォーラムはあるだろう。

今年の私だけでなく、夫も巻き込んだライフワークになるだろう。