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あっちもいいな、こっちもいいな

乳がんになって初めて気づいたこと

従妹のお見舞い

2009-05-20 10:55:33 | Weblog
5月20日

夫の従妹のKさんの手術に立ち会った日からあっとしてから10日あまりが過ぎた。

お見舞いも3回目であるが、日に日に元気になっているのがわかる。

彼女も手術の翌日から歩いたというより歩かされた。

心配していたより手術した方の右手が動く。

よかった、よかった。

まだ傷跡に溜まって?いる血液が抜けたらすぐ退院できるということだ。

2回目にお見舞いに行った時、気づいたことがあった。

同じ病室と含め頭にスカーフを被っている女性がいなかった。

皆、髪の毛がある。

私が入院した時と目に入る光景が全然ちがう。

従妹は抗がん剤治療は、副作用がつらく、治療を途中で止めて手術に切り替える患者さんもいるというのは先日聞いた。

日本人の性格には合わないと先生に言われたそうだ。

えっ?!

詳しいことは彼女も先生に突っ込んで訊いていないのでわからない。

多分、先生にそう言われてしまうとなんかそうかなあと納得してしまう状況が目に浮かぶ。

だから皆、髪の毛があるのだ。。。

う~ん。。。

従妹は周りからいろいろ話を聞いている。

今度は私が教えてあげるわよ。

うん、うんと頷いた。

ほじくった人は軽いのよね~。

ほじくる?

つまり、全摘の人と比べて切っただけの人は手術も楽ということだろう。

リハビリ中に言われてのか、病室でそんな話があったのか、そんなことを言う人もいるそうだ。

冷静は顔で聞いていたが、これはショックだった。

全摘の人は切っただけの人、特に私みたいに初期の人との間に腺を引いてしまっているかもしれない。

2年目のハードルをクリア!

2009-05-16 22:38:20 | Weblog
5月16日

2年目の乳がん検診のハードルをクリアした。

大丈夫だろうと思いながらもやはり不安感はすごくある。

マンモ、超音波、骨、血液検査の全てが大丈夫だった。

本当にほっとした。

私の右胸のガンは転移しないガンと言われていた。

私は転移しないタイプのガン細胞だから、今後も心配ないと思い込んでいた。

ところがこれが勘違いだった。

ガンにはステージが5段階ある。

てっきり1~5だと思っていたが、何と0~4だという。

私の右側は限りなく0に近い1aで転移のパーセンテージがとても低いので、転移しないガンと言われたのだ。

いや、転移する可能性が低いというのを、絶対転移しないと思ってしまっていた。

ガン細胞は乳腺の中にあり、表面に出てきたのを手術で切り取る。

しかし、乳腺の中には当然ガン細胞がまだあるわけである。

そこで放射線で乳腺の中のガン細胞を退治?することになる。

以前はステージ1でも全摘していたのを、だんだんと温存するようになってきた。

そのため、残っているガン細胞に放射線を当てる。

だから、必ずと言ってよいほど、放射線は手術とセットになっているのだ。

う~ん、ぜったいに転移しないとはいえないのだ。

0に近いガンを見つけるのはとても難しいそうだ。

定期的な検査は必ず受けることを言われた。

今後も左だけでなく右も大事に思わなくては。。

ボサノバとピンクリボン

2009-05-08 01:53:26 | Weblog
5月7日

友人に誘われてTBSの「はなまるコンサート」に行ってきた。

ACTシアターで小野リサのボサノバコンサートで爽やかな時間を過ごした。

赤坂サカスは行ったことがなかった。

久しぶりの赤坂であった。

かつて行った通りは変わってしまって、懐かしさをあまり感じなかった。

私にとっては新しい場所となっていた。

学生時代に憧れていた先輩のいるTBSなので、それなりにトキメキはあるのだが。。

早めについたのでサカス巡りをした。

ネットでBizタワーにグルメな店があるので調査、調査。

やはり、「ざくろ」「トップス」は健在であった。

TBS放送センターに足を踏み入れると「余命一ヶ月の花嫁」の映画のキャンペーンをしていた。

その奥では「横浜ベイスターズです!」の声が聞こえた。

そうであった、TBSは横浜ベイスターズの大スポンサーであった。

TBSと横浜ベイスターズは社会貢献活動として一年を通してピンクキャンペーンをしているそうだ。

選手のユニフォームにも縫い付けられていたのを知らなかった。

小さなコーナーもあって自分で触診することができる。

10日には球場をピンクに染めようというイベントがある。

ピンバッジを配っているチアガールに10日に行きますと言ってしまった。

コンサートもよかったがベイスターズがピンクリボン活動をしているのも嬉しかった。

私って単純だなとつくづく思った。

ガンて当たり前?

2009-04-25 20:15:18 | Weblog
4月25日

次回、大学のサークルの幹事にされた。

私は毎年あるサークルの同期会の出席率が悪い。

久しぶりに出席したので覚悟をしていたのであるが、案の定、次回の幹事に指名されてしまった。

早速一緒に幹事に指名された二人と打ち合わせと称して集まった。

K君は顔は知っているが、学生時代あまり話をしたことがあまりなかった。

新鮮であった。

二人ともどんどん進めていくので、私は何もしなくてもよいみたいだ。

お互いに連絡を取り合ってまた、打ち合わせをすることにした。

本当に私はいるだけでいいのかな。。。

有難いけれど、こんな楽な幹事でよいのかなあ。

次回の会場が母校と決まっていたんので、打ち合わせはすぐ終わってしまった。

帰り道が途中まで同じH君とは、学生時代にはよくツルンでいた。

しかし、彼は喉頭がんの手術を2年前くらいに受けたということを聞いてびっくり。

その上、奥様は肺がんだという。

2度手術をし、今度再発したら、抗がん剤しかないそうだ。

同じ肺にガンが再発するのはめずらしいそうだ。

彼は明るく話す。

いともさばさばした調子で話す。

もうガンてめずらしくないよ。

私は彼の話し振りに少々ショックを受けた。

言われてみればそうだけど。。。

何でそんなに何でもないように淡々と話をするの?!

セカンドオピニオンは。。

2009-04-24 15:43:48 | Weblog
4月24日

従妹のKが抗がん剤治療した時のウィッグについて教えてと言う。

私のを貸してあげると申し出た。

戸棚の置くにしまったままなので是非利用して欲しかった。

私が再度使うことになったら困るのだけれど。。。

彼女は手術前に抗がん剤を投与しないそうだ。

彼女がお医者様に言われたことで気になったことがあった。

抗がん剤治療をしている時、副作用がつらく、治療を途中で止めて手術に切り替える患者さんもいるというのである。

確かに強い薬だと歩けなくなった患者さんには数人病院で会った。

その話は結構強烈ではあった。

しかし、彼女らをその辛さを先生に励まされたり、家族に支えられてガン細胞を小さくして手術に臨んだ。

従妹は抗がん剤を使用して小さくして切除をしなくてよいかもしれないのに。。

私が地団駄を踏んでも仕方ないのだが。

夫は彼女に病院をネットで検索した。

従妹のKさんの病院は有名な病院ではある。

しかし、乳がんが外科にあった。

乳腺科とか、センターになっていない。

はたして、この病院が乳がんに力を入れているかどうか、少々クエスチョンマークがついてしまった。

我々が考えたのはセカンドオピニオンであった。

しかし、今の従妹は早くさっぱりしたいという気持ちが強く、これからセカンドオピニオンを勧めるには遅すぎたようだ。

仕方ないね。。。

ウ~ン、ため息がでた。

従妹が乳がんになった

2009-04-22 14:47:25 | Weblog
4月22日

夫の従妹が乳がんに罹っていることがわかった。

思い起こしてみると私が乳がんであることが判明する前から胸のしこりを気にしていた。

検査をしてもガンではないと言われ続けとうとうガンになって?しまった。

何度も検査をしたというのでお医者様でもわからなかったのだろう。

今年になってガンであると言われたそうだ。

大きいのというので大きさを聞いた。

5センチくらい?

もっと大きいしリンパにも広がっているという。

う~ん。。。唸ってしまった。

切除するという。

最近、患部辺りが痛いとというが気分が悪いので早くさっぱりしたいので切ってしまうという。

彼女はもともとわりとさっぱりとしている女性ではあるが。。。

お姉さんとの電話で手術に立ち会うと不安そうに言う。

わかった、手術には立ち会うから!

夫も即、スケジュール表に手術日を書き入れた。

2年目の検査

2009-04-09 22:23:39 | Weblog
4月9日

あっという間にというか、ようやくというか手術から2年が過ぎた。

一年に一度の検査である。

骨の検査、CT、マンモ、超音波、血液検査と忙しい一日である。

結果は後日先生から報告を受ける。

夫も3月に手術をしたので二人同じ日に違う病院に向ったのだ。

これから、数年は同じ月に検査を受けることになる。

わかりやすいかもしれない。

しかし、乳がんは10年経過をみるので私の方が長い期間検査を受けるのだろう。

もちろん、二人とも再発しなければではあるが。。

久しぶりの乳腺センターに行った。

なつかしいなあ。

私もここで命が助かったのだ。

相変わらず混んでいる。

紹介状を持って初めて診察をを受ける人もいる。

ああ、ここにいる人も不安なんだろうなと感じた。

大丈夫、大丈夫。

10キロのピンクウオーキング

2009-03-30 22:44:12 | Weblog
3月30日

日比谷公園で行われた「ピンクリボンウオーキング」に参加した。

歩くこと自体は「ピンクウオーキング」でなくてもよいので、もし、夫の都合が悪かったら、「ボランティア」に参加しようと考えていた。

夫を誘ったら参加するというので2名申し込んだ。

今回はせっかく夫が参加してくれるので、ボランティアは次回にすることにした。

昨年10月にあったのとは別の団体だ。

日比谷公園から出発して竹橋から北の丸公園に入った。

日本武道館前は、桜は今一だがお花見目的の人々でいっぱいであった。

溢れた人たちの間を抜け、市ヶ谷、四谷、国立劇場を通り、桜田門から日比谷公園に戻った。

10キロを黙々と歩いた。

夫は周りの建物を詳しく説明してくれる。

彼は人間ナビである。

私から見ると不思議で仕方ないのあるが。

少し寒いが歩くにはちょうどよかった。

国立劇場の前の桜が満開であった。

無料でお茶とおせんべいを配っていた。

わぁ、ありがとうございま~す。

どこかで休憩をとりたかったので感激であった。

国立劇場の前は、支給されたピンクのTシャツを着たピンクウオーキングの参加者がみんな立ち寄った。

桜の花に負けないくらいの華やかさである。

桜の花を見ながらゆっくりと一休みしてからまたウオーキングを続けた。

無事に元の日比谷公園に戻り、閉会式である。

このイベントは何と8回目だそうだ。

今まで全然知らず、乳がんに罹ったので知った。

もし、ガンにならなかったら、注目しなかっただろうなとつくづく思った。

最近はいろいろな方法で検診を勧めているが、20%しか受診してない現実とのギャップをつめるのは大変だ。

実際、身近の友人もマンモが痛いと聞いてイヤだわ言ったきりである。

根気強く話しをしていくしかないな。。。 

下町のビーフシチュウ

2009-03-24 22:19:34 | Weblog
3月24日

ガン友もOさんがテレビで見て、行きたいと言っていた店に行った。

湯島にある「すいせん」という洋食屋だ。

ネットにも載っていたのでプリントアウトした地図を片手に店を探した。

すぐには見つからない。

あった!

大通りから一歩はいった所にあるまるで古くからある小さなスナックだった。

ご近所の常連さんのスナックをいう感じだ。

えっ、ここなの?

ドアをそっと開けると夜しかオープンしていない、薄暗いスナックであった。

カウンターしかない、狭い店である。

先客が一人いる。

ウィスキー片手にマスターと話をしている。

女性二人には場違いの店に入ったという感じである。

カウンターに端っこに腰をおろした。

マスター一人で切り盛りしている。

しかし、メニューを見ると確かに洋食屋だ。

あまりよくないワインだというマスターのアドバイスで、ワインが付かないコースにした。

変だよね、マスターがあまりよいワインでないなんて言うなんて。

スナックでは無口のマスターというパターンがあるが、「すいせん」のマスターはよく喋る。

前菜、ビシソワーズ、ペンネとベーコンのソテー、コロッケ、そしてビーフシチュウ、デザートと盛りだくさんだ。

マスターはどこどこのペンネはよいとか、ビシソオワーズは生クリームを少なくしているので温めてもOKとかいろいろ話してくれる。

出されるお茶が中国茶であるが、自分でブレンドするそうだ。

なるほど。

馴染みのお客さんには一流企業のお偉方も常連もいるらしい。

新人の時から通って来てるという。

何と我々は3時間半も店にいた。

お酒は一滴も飲まずに長居をしたもんだ。

店をでてから、上野まで歩いた。

まだ、桜の開花宣言がされて直だが、上野公園の桜は咲き始めていた。

最高ネ、とOさんが一声。

これで、Oさんも元気、私も元気。

WBC

2009-03-20 13:05:19 | Weblog
3月20日

ここ数日はワールドベースボールクラシック(WBC)で我が家は盛り上がっている。

お彼岸でお墓まいりの予定を立てていたのに、テレビから目を離せない。

テレビのニュースで日本中?が一喜一憂しているのが流されていた。

オリンピック、サッカーワールドカップくらい盛り上がるとは思わなかった。

イチローがヒットを打たないとやきもきし、ヒットを打つと手をたたいて歓声をあげる。

気がついたことがあった。

イチローが髭を伸ばしたブラッドピットに似ている。

ブラピはトムクルーズのような美男子ではないのでカッコいい。

イチローもハンサムではないけれどカッコいい。

決勝戦に進めるのでしばらく楽しめる。

そとそろプロ野球もオープン戦がはじまり、いよいよ私の唯一?の楽しい季節が来る。

夫は私のためにベイスターズのオープン戦のスケジュールをプリントアウトして冷蔵庫に貼ってくれている。

今シーズンは何回球場に足を運べるだろう。