3年前の10月以来の金峰山(きんぷさん)登山だ。途中、高速ではガスが出ていて少し心配したが、登山中は天気に恵まれた。久しぶりに雨具を出すことなく、展望を楽しみながら稜線を歩くことが出来た。
<行程概略>8時半過ぎ大弛峠着、既に峠の駐車場は満杯。仕方なく200mほど前の路肩にとめる→小屋で水を補給(有料100円)してから8時50分歩き始める→9時20分朝日峠→9時55分朝日岳→10時30分鉄山口を通過→11時金峰山登頂→五丈石付近で早めの昼食→12時20分来た道を下山→14時大弛峠に戻る。
薄明りの下ダケカンバやシラビソなどが生い茂っている。原生林の中をゆっくりと登って行く。
稜線上にはデッドツリーが多い。
遠く南アルプスの連峰が望めた。
久しぶりの富士が立ち枯れの木の彼方にある。
ずっと左手に富士の姿を望みながらの稜線歩きだ。
標高も2500mになろうとするこのあたりではナナカマドも紅葉が旬を迎えている。
朝日岳を過ぎたら金峰山の五丈岩が遠くに小さく見えてきた。
稜線上を吹きすぎる風が雲をさまざまな形に変えて行く。ほんの少し目を離しただけで、素晴らしい形が惜しげもなく変わってしまう。見逃せない、風と雲の一瞬の芸術だ。
少しずつ五丈岩が近く、大きくなってきた。
鉄山を右に巻いて100mほどの坂を登りきったら、ガレバの広い尾根道に出た。
向こうに見えるのは八ヶ岳だ。手前に奇岩の頂を持つ瑞牆山がみえる。何と言う絶景だろう。
ハイマツ帯にでた。高山特有の風景が眼前に広がる。
大小のケルンがあちらこちらに築かれている。風もなく、日差しも雲に薄く遮られ穏やかだ。雲上を歩く。いつもながら至福の時だ。
空を見上げると流れ行く雲の美しさに暫く見入ってしまう。
錦秋色に染められ始めた頂上まではあと少しだ。
大岩の間を縫って頂上に向かう。
あっけなく頂上だ。
少し下には巨大な五丈石がある。遠くから見たときにはあんなに小さく見えたのに、近づいてみるとかなり大きく重量感がある。
北側に廻ってみた。
<続く>
<行程概略>8時半過ぎ大弛峠着、既に峠の駐車場は満杯。仕方なく200mほど前の路肩にとめる→小屋で水を補給(有料100円)してから8時50分歩き始める→9時20分朝日峠→9時55分朝日岳→10時30分鉄山口を通過→11時金峰山登頂→五丈石付近で早めの昼食→12時20分来た道を下山→14時大弛峠に戻る。
薄明りの下ダケカンバやシラビソなどが生い茂っている。原生林の中をゆっくりと登って行く。
稜線上にはデッドツリーが多い。
遠く南アルプスの連峰が望めた。
久しぶりの富士が立ち枯れの木の彼方にある。
ずっと左手に富士の姿を望みながらの稜線歩きだ。
標高も2500mになろうとするこのあたりではナナカマドも紅葉が旬を迎えている。
朝日岳を過ぎたら金峰山の五丈岩が遠くに小さく見えてきた。
稜線上を吹きすぎる風が雲をさまざまな形に変えて行く。ほんの少し目を離しただけで、素晴らしい形が惜しげもなく変わってしまう。見逃せない、風と雲の一瞬の芸術だ。
少しずつ五丈岩が近く、大きくなってきた。
鉄山を右に巻いて100mほどの坂を登りきったら、ガレバの広い尾根道に出た。
向こうに見えるのは八ヶ岳だ。手前に奇岩の頂を持つ瑞牆山がみえる。何と言う絶景だろう。
ハイマツ帯にでた。高山特有の風景が眼前に広がる。
大小のケルンがあちらこちらに築かれている。風もなく、日差しも雲に薄く遮られ穏やかだ。雲上を歩く。いつもながら至福の時だ。
空を見上げると流れ行く雲の美しさに暫く見入ってしまう。
錦秋色に染められ始めた頂上まではあと少しだ。
大岩の間を縫って頂上に向かう。
あっけなく頂上だ。
少し下には巨大な五丈石がある。遠くから見たときにはあんなに小さく見えたのに、近づいてみるとかなり大きく重量感がある。
北側に廻ってみた。
<続く>