ケータイで救急車を呼んだ男性が話しかけてきた。
「大丈夫ですか??モロに・・みちゃったでしょう??」
彼の車からは奥さんと娘さんが青ざめておりてきていた。
「あなたも・・?」
「すごいスピード出して前を走ってるから・・こわくて車間をとってたんだけど・・大丈夫かな?って思った瞬間ですよ。うちの奴も見ちゃった・・子どもも・・」
「あの方・・もう・・?」
「心肺蘇生も・・・あの状態では・・」
したたかに打ちつけられてピクリとも動かない体を前にして
私達はなす術も無い。
こんな会話をしている最中・・
救急車が搬送作業をする間も、近所の会社から夜勤体制のドライバーさん達がかけつけて発炎筒や誘導灯をふって賢明に道路の交通整理をしている。
下手すれば二重事故が起きかねない。
やっと警察の事故処理車が到着。
ヘルメット姿の警官が「事故を目撃した方はいますか?」と大声で叫ぶ。
私と男性はおずおずと手を揚げた。
私達は目撃者として聴取をされた。
さらに必要に応じて後日証言を求められるかもしれないとも言われた。
車は鉄の塊だから・・
日々思って運転者としても歩行者としても「覚悟」を持っていたつもりだったが
私の「覚悟」なんてまだまだ甘っちょろい。
人が右から左へ飛んで地面にたたきつけられ弾んでひしゃげた音も光景も
まぎれもない現実。
あと1分、早く路地を通っていれば知らぬ顔でいられたかもしれない。
一時停止を怠っていれば二重事故の当事者になっていたかもしれない。
いや・・いや・・いや・・
リセットできるものならばリセットしたいと後悔してももう遅い。
当分、残像が記憶の表層に居座る。
やがて深部にしみこんでゆく。
私にできる事は「道路交通法」の順守しかないのだろう。
「大丈夫ですか??モロに・・みちゃったでしょう??」
彼の車からは奥さんと娘さんが青ざめておりてきていた。
「あなたも・・?」
「すごいスピード出して前を走ってるから・・こわくて車間をとってたんだけど・・大丈夫かな?って思った瞬間ですよ。うちの奴も見ちゃった・・子どもも・・」
「あの方・・もう・・?」
「心肺蘇生も・・・あの状態では・・」
したたかに打ちつけられてピクリとも動かない体を前にして
私達はなす術も無い。
こんな会話をしている最中・・
救急車が搬送作業をする間も、近所の会社から夜勤体制のドライバーさん達がかけつけて発炎筒や誘導灯をふって賢明に道路の交通整理をしている。
下手すれば二重事故が起きかねない。
やっと警察の事故処理車が到着。
ヘルメット姿の警官が「事故を目撃した方はいますか?」と大声で叫ぶ。
私と男性はおずおずと手を揚げた。
私達は目撃者として聴取をされた。
さらに必要に応じて後日証言を求められるかもしれないとも言われた。
車は鉄の塊だから・・
日々思って運転者としても歩行者としても「覚悟」を持っていたつもりだったが
私の「覚悟」なんてまだまだ甘っちょろい。
人が右から左へ飛んで地面にたたきつけられ弾んでひしゃげた音も光景も
まぎれもない現実。
あと1分、早く路地を通っていれば知らぬ顔でいられたかもしれない。
一時停止を怠っていれば二重事故の当事者になっていたかもしれない。
いや・・いや・・いや・・
リセットできるものならばリセットしたいと後悔してももう遅い。
当分、残像が記憶の表層に居座る。
やがて深部にしみこんでゆく。
私にできる事は「道路交通法」の順守しかないのだろう。
うちの近隣は道が細くて道路事情が良くないので有名なんですが、これでもか!と言うくらい路地路地にミラーがあります。
他県に引っ越した時、道路は整備されていてもミラーが少なくて怖かった覚えがあります。
そうだ・・・その土地では小学校に入学したばかりのJr.がお友達が飛び出して轢かれたのを目の前で目撃して泣いて帰ってきたっけ・・・。
その子は元気になったのですが、彼も大学生になったのでしょうか・・・どうしてるかなあ・・。
事故って言うのは当時者が一番しんどいのは当然。
でも目撃者もかなりこたえるのだとおもいしらされました。
>jr.画伯
私も小学生の時団地の中で友達がトラックに弾かれかけたのをみたことがあるです。
奇跡的に車体の下に入り込んでかすり傷だけでした。怖くなって家にかけもどったら鍵がかかっていて母不在でそっちの方が悲しくておお泣き・・。
相手は、少し…何て言ったら言いのですか?(姐さん、承認されるような上手い表現ありますか?)理性の効かない感じの方。
それまでも問題を起こしていたようです。
自分がいくら注意を払っていても被害者になり得る…そんな気持ちで自動車の運転を心掛けていますが、目撃者かぁ…。
出来るだけ事故などと関わりたくない風潮の中、きちんと留まった姐さんと、もう一人の目撃者の方の情報が、被害者の方の一助に絶対なると思います。
今日で1週間。昨日は道路上に新しくチョークの書き込みがありました。Pとか×印とか矢印がね。
「ああ、現場検証しにきたな」っておもってまた胸がちくちくする。日曜日、うさせわ行ったら、現場の道端に供えてあるお花の水が少なくなっていてね、保育所の水道まで走って取り替えたりしました。
命のはかなさとおのれが生きていることの揺らぎをずーっとずーっと感じています。
矢野マスクにずいぶんいやされました。