ファンサービスに思う

プロ野球のファンサービスについて、「なんかちょっと違う」とおもっていること。練習の合間をぬって、「できる限り」サインをしてくれたり、写真とらせてくれたり、触らせてくれたり、ファンとの距離が縮まったと盛んにスポーツニュースとかで伝えられるのが、「違和感」があるおりがみです。

あらたな、交流の場が増えるのは大いに結構。

でも、キャンプの場で「ファンサービス」してる選手とそれにむらがるファン、なんだか変。

「無理してないか？」と選手に思う。
「さもしくないか？」とファンに(嫉妬してるのかも？)おもう。

おりがみは、朝から晩まで人目にさらされている選手に「すごいなあ」と感嘆すると同時に
「そんな時間があるなら、身体を休めたり素振りしたりして」
「いつもニコニコしなくたっていいんだよ」
「球場での試合してるあなたが一番好きだよ」
と思ってしまう。


昔球場のフェンスは今よりずっと低かったのだそうです。
安全面のこととかもあるのでしょうが、興奮したファンがグランド上になだれ込んで・・・・という過去の映像をみるにつけ、贔屓の引き倒しのようなことをしてかえって選手との垣根を高くしたのはファンの側がこどもだったからなのではないかと思うのです。「俺だけが触れればいい、近寄れればいい」

ファンは勘違いするからファン。「俺のためにうってくれた」「私のために勝ってくれた」とおおいに勘違いをしていいのだけれど。

選手がまかり間違えば怪我を負うような光景では、フェンスは高くならざるをえなかったのだろうなとおもいます。今の時代、何が起こってもおかしくないからなおさらそう思う。



ごめんなさい、うまくかけない。でも、もうじきキャンプも終わっちゃうし、忘れないうちにと書き留めておきます。このなんともいえない「違和感」。