世代を超えて

年長さんがインフルエンザの影響で３人しか登園してません。

濃厚感染を避けるために合同保育を自粛中のがけ保。認可でよかった、年齢別保育のためにお部屋数が無認可時代よりも多くて・・。

で、

おりがみ年長さん３人と折り紙三昧の夕方保育。

 

ＮＥＯ君５歳、チョットお化けが好きすぎる。会話も描く絵も「お化け」ばっかし。

本人に聞くと、おうちでホラーＤＶＤを御視聴の模様。小学生のお兄ちゃんがお好きなようで・・・。

あと、よく知らないんですが・・アニメの「ぬらりひょんの孫」たらいうのにもはまってるそうです。

 

ぬらりひょん

 

「鬼太郎」の「ぬらりひょん」とか、「妖怪大戦争」のそれなら知ってますが？？？

あ・・したむすめ(２０歳)がたしかパソコンの壁紙に使ってたな・・。

で、ＮＥＯ君にどんな話か聞いてみたら・・ありがちな妖怪ハンターもののような印象？

しかも祖父の七光りで強い子が主人公？怪物くんやどろろんえんま君みたいな話か？？

もう最近の漫画には期待はしてないので・・調べる気もない。→無気力保育士おりがみ。

「先生はゲゲゲの鬼太郎くらいしかわからないよ」というと、園児のほうで話を合わせてくれる、おお、助かるなぁ・・。

子どもをしんそこ楽しまる漫画・・・力がある作品は時代をこえて支持されてるよね。

暴力や差別をよしとしない、夢と想像の翼を広げてそれでいて時として冷酷で無慈悲なヒトの世の怖さを教えてくれる。

 

ただ・・

 

それに見合った「脳」の受け皿は幼児期にはまだ形成されていないというのがおりがみの持論です。

 

 

 

未分化な幼児期の脳に刺激が強いものを平気で送り込んでくるのは「うらんかな」「もうからんかな」の大人の恣意だ。

 

選びとろうとしない「保護者」の姿勢を責めるのは簡単だ。

 

 

 

 

昔は良かったとは言わない。

 

今を生きる子どもと何をどう共有してゆくのか。あそびや文化。

 

保育士に突き付けられている「現実」は日常の風景の中にこうやって淡い色にかすれて消えてゆく・・。