明日は七草

正月のご馳走に疲れた体をおかゆでいたわるとか？
春の息吹を青菜から吸い込んで、身体の壮健を願うとか？

まぁいろいろないわれがあるんでしょうが

今日は保育所でなにかとお子たちつかまえては
「明日の朝は先生はおかゆたべるんだぁ」
「え？○○チャンちは食べないの？食べればいいのにぃ」
「あしたはねーななくさっていうんだよー」
「帰りに生協さんで七草セット買ってもらえば？」
などと
七草普及委員会かおまへは？といわれそうな言動のおりがみでした。


恵方巻きとかはどうでも委員会なんですが、七草はなんかはずせないなぁって思うのよね。


「食育」を叫びながら
保育所の給食の外注化を促進させようという矛盾に満ちている保育行政。

コスト削減で安全を捨てさって
片やミシュランガイドで浮かれる日本の「食」
何でもいい、とにかく腹が膨れればというぎりぎりの生活を余儀なくされる「派遣村」の大人があれほどいるのだから
見えない部分でどれほどの子どもが隠された「飢え」に苦しんでいるのか？

明日のおかゆの下ごしらえをしながら
脳みそはいつものようなことをグルグルッと思い巡らせている。




あたたかい湯気の朝ごはん、家族で食べていますか？と
本当はお子たちの親御に聞きたかったんだよな・・私。





あまった七草はぼくにまかちぇてよ！