Cinema Collection 2

映画のミーハーな感想が主ですが
多々脱線してます
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(2015/6より)

★コンテイジョン(2011)★

2011-11-20 23:24:54 | 映画(か)行
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CONTAGION

  【恐怖】は、ウイルスより早く感染する。  

上映時間 106分
製作国 アメリカ
公開情報 劇場公開(ワーナー)
初公開年月 2011/11/12
ジャンル サスペンス/パニック
映倫 G

【解説】

「トラフィック」「オーシャンズ11」のスティーヴン・ソダーバーグ監督が、
マット・デイモン、ジュード・ロウ、ローレンス・フィッシュバーン、
マリオン・コティヤールをはじめとするオールスター・キャストで描く衝撃の
感染パニック・サスペンス。未知の致死性ウイルスが猛烈な勢いで世界中に
拡散していく中、各国関係当局の懸命の対策もむなしく、恐怖と混乱が人々を
支配していくさまを、科学的な考証とシミュレーションをベースとした圧倒的な
リアリズムによる緊迫感溢れるドキュメンタリー・タッチの筆致で描き出していく。

11月12日(土)公開

公式サイト

【感想】
<>3.5



マット・デイモン<妻をウィルスで亡くす一般人>

親友、ベン・アフレックとの共同脚本である「グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち」(
1997)でアカデミー脚本賞を受賞、俳優としても同作で主演賞にノミネート、
また、2009年「インビクタス/負けざる者たち」で助演男優賞ノミネート

グウィネス・パルトロー<第一感染が疑われる人物>

1998年「恋におちたシェイクスピア」でアカデミー主演女優賞受賞

マリオン・コティヤール <WHOから派遣された疫学者>
(WHO・・・世界保健機関。国連の専門機関)

2007年「エディット・ピアフ~愛の讃歌~」でアカデミー賞で主演女優賞受賞

ジュード・ロウ <フリージャーナリスト>

1999年の映画『リプリー』でアカデミー助演男優賞にノミネート
2003年『コールドマウンテン』主演男優賞にノミネート

ローレンス・フィッシュバーン<CDCの現場の指揮官>
(CDC・・・米国疫病予防管理センターで、感染症に関しては
世界トップの機関)

1992年「ティナ」で、アカデミー主演賞ノミネート

ケイト・ウィンスレット<CDCの感染症調査官・ローレンスの部下>

アカデミー賞のノミネートは6回とオスカーの常連、ノミネート6回目の
『愛を読むひと』(2008)で主演女優賞を受賞


女優3人は、主演女優賞に輝いていますし、男優3人も、オスカーのノミネートを
経験しています。
もし内容がつまらなかったとしても、これだけの俳優をひとつのスクリーンで
観れたなら、まっいいかなあ・・・な~んて思っての鑑賞でした(笑)

それぞれに、さすがと言う演技でしたが、中でも、冒頭、ウィルスで痙攣、
アッと言う間に死亡し、グロテスクな死体解剖まで演じた
グゥイネス、
ケイトの責任感の強いドクター、マットの良きパパぶり、ジュードの胡散臭い
カリスマブロガーぶりが、特に印象に残っています



予告編のイメージでは、ケイトが活躍するように思え、実質的な主役か?と
思ってましたが、いい意味で予想を裏切られました(^^;
予想を裏切られたと言えば、グゥイネスが、アッと言う間に死んでしまうのも
そうでしたが
σ(^◇^;)

出演シーンは、ローレンスが1番多く、続いて、マットとジュードの二人と
言う感じがしましたが、この豪華俳優6人の誰も、活躍しない・・・と言うか
ヒーローにならない・・・って言うのが、キャストのバランスが取れていて、
いいですね。また、実力のある彼らが演じたからこそ、個々の役柄に説得力が
感じられ、地味な作品でしたが、面白かったです。



突如未知の、致死率の高いウイルスがパンデミックを起こした世界を舞台に、
家族をウィルスで失った人、感染源をつきとめようとする人、ワクチンを完成させよう
とする人、パンデミックを悪用する人、それぞれの立場の人間を描いていた群像劇であり、
未知のウィルスの感染の恐怖と、便利であるネットも、一歩間違うと
信憑性のない噂が、あっという間に世界中に広まってしまい、人々がパニックに
陥ると言うネット社会の恐怖とが描かれていました



「コンテイジョン<感染>」と言う素材なら、いくらでも大袈裟に作れると
思うのですが、誇張を抑えて、物語は淡々として進んで行きます。
それが、かえってリアルに感じられて、ドキュメンタリーのようでもあり
近年のSARSや鳥インフルエンザの恐怖も蘇って来て、このお話が、映画の中だけの
お話ではないぞと思えて、怖かったです

なので、すっかり、この映画に影響されてしまったようで、映画の終盤、近くの席から、
何度も聞こえてくる、男性の変な咳に、『このウィルスじゃあないよね』と
ドキドキしていました(笑)
帰りの地下鉄でも、咳をする人がいると、『ドキッ』としましたし、
つり革とかにもさわりたくなかったです(苦笑)



冒頭、なぜ2日目から描かれる?と思いましたが、「1日目」どうやって伝染病が
最初の患者に感染したかが
、ラストで描かれていました。。。
そっか~そう言うことだったんだ。。。う~~ん、皮肉なオチだ。。。

このような事件(未知のウィルスの世界規模の感染)は、映画の中だけの話で
あって欲しいと切に願います

全米初登場第1位!
ハリウッド最高峰のキャストを迎えて、
アカデミー賞受賞監督のスティーブン・ソダーバーグが描く
グローバル・サスペンス超大作!




【ストーリー】

ある日、香港の出張から帰国するや体調不良を訴えていた女性が、
その2日後に突然はげしい痙攣を起こして意識不明に陥り、そのまま
死亡してしまう。同じような事例が世界各地で相次ぎ、世界保健機関(WHO)
が動き出す。さらには、アトランタの疾病予防管理センター(CDC)や
各国の衛生当局も未知のウイルスの特定とワクチン開発に乗り出すとともに、
感染者の隔離と感染ルートの解明に奔走していく。そんな中、いち早く伝染病の
警鐘を鳴らしたフリー・ジャーナリスト、アランのブログには情報を求める人々が
殺到してくるが…。

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22 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
私も! (yukarin)
2011-11-21 00:04:33
今日観てきたところです^^
グゥイネスがかなりインパクトありましたね。
あっという間に...しかも頭の...ひぃ。

ドラマ部分を無くして淡々と描かれていたところがリアリティあって怖かったです。
便利なネットも間違った情報が流れると怖いですね。
豪華俳優陣も目立ちすぎないところがいいですね。
返信する
Unknown (KLY)
2011-11-21 00:17:02
こういうのって公開のタイミングもあるよね。『感染列島』なんて内容はグダグダだったけど、丁度新型インフルが流行ったときだったから結構ヒットしたし。
あと、チョット前までパンデミックと言われても想像もつかなかったんだけど、もう今年の最初に新型インフルのパンデミック経験しちゃったってもの影響あったかも。本来ならもっとサスペンスフルに見られただろうけど、割と「うんうん、そうだよね。」的に見ちゃった気がするな。勿論詰らないどころか普通に面白い作品なんだけどね。^^;
返信する
おはようございます。 (BROOK)
2011-11-21 05:34:16
リアルなパンデミック映画でしたね♪
展開が淡々としていながらも、
適度な緊張感があり、最後まで楽しめました。
むしろ手に汗握ってしまったり・・・と。

それにしても、グウィネスの“シーン”にはビックリ。
観客から軽く悲鳴みたいなのがあがっていましたよ(苦笑)

最後に1日目に戻るのも面白かったと思います。
これを見てしまうと、アジア圏で迂闊に手を握れませんね。
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リアルさがよかった (ituka)
2011-11-21 20:11:18
映画を観た直後って、ほんとうに潔癖症になってしまいました(爆)
電車やバスのつり革の生ぬるい感じが今でもダメです。
今回、CDCの存在を知ることが出来たのと
コウモリは下手に触らない方がいいということが判って良かったです(笑)
返信する
こんばんは^^ (みすず)
2011-11-21 22:47:49
面白かったです、あ、怖かったと言うべきかしら。
俳優&女優さんの使い方が贅沢よねー^^

まさか、グウィネスもあんなことされるなんてねー^^;びっくりでした!

改めて手洗いが一番効果ある予防法だと悟ったわ^^
いつもチャチャチャッとした洗わなかったけど、これからはしっかり洗おうと思いますー^^;
返信する
ひろちゃんおはようございます★ (mig)
2011-11-22 09:17:29
面白かったですね~
感染でパニックになるリアルさもなかなか良かったし。

ジュード、ちょっとだろうと思ってたのでこんなに扱いいいのは嬉しいサプライズでした♪
次はオーシャンズシリーズにも出させてもらえたりして♡笑

ウィルス感染って現実にある問題だから
他人事のような感じしませんよね。
ほんと怖い、、、、
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yukarinちゃ~ん (^^)v (ひろちゃん)
2011-11-22 14:00:03
観てきたばかりで、早速にコメありがとう

グウィネスには、ビックリでしたよね

yukarinちゃんと私が好きな(笑)エンタメ作品ではないですし、盛り上がりも特になく淡々と描かれていた作品でしたが、ウィルスとネット社会の恐怖が、じわじわと来ました

観終った後、これだけ潔癖症になる作品は
、珍しいかも~
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KLYさ~ん (^.^) (ひろちゃん)
2011-11-22 14:07:53
コメントありがとうで~す

『感染列島』と比較されてるから多いのですが
私未見なんですよ~。なんか面白そうに見えない作品でしたので・・・
そそ、公開のタイミングって確かにありますよね

パンデミックなんて言葉が一般的に知られるようなこと自体がいいことではないですよね

淡々と描かれていたので、サスペンスフルには観られませんでしたが、それでも、恐怖は、じわじわと伝わりました
私にとっても、普通に面白かったかなと言う作品でした(^_-)-☆
返信する
BROOKさ~ん !(^^)! (ひろちゃん)
2011-11-22 14:18:29
コメントありがとうございます

BROOKさん、手に汗まで握って観ていたんですね(笑)私は、そこまでは行きませんでしたが
淡々として描かれていたにも関わらず、ウィルスの恐怖はじわじわと伝わってきました

グウィネスのあのシーンには、悲鳴がありましたか(笑)私も心の中では、『ゲッ!』って
思っていましたが

>これを見てしまうと、アジア圏で迂闊に手を握れませんね。

あのラストは、皮肉なオチでしたよね
私も、当分は、迂闊に、握手とかできないかも
返信する
itukaさ~ん (*^。^*) (ひろちゃん)
2011-11-22 14:25:47
先に来られちゃいました(笑)
コメントありがとうございます

>映画を観た直後って、ほんとうに潔癖症になってしまいました(爆)

同感!同感!この映画を観終った後、ほとんどの人が、潔癖症になったと思います

とは言え、乗り物で、つり革にさわらないわけにも行きませんし

>コウモリは下手に触らない方がいいということが判って良かったです(笑

あはは~。コウモリに触る機会って、あんまりないんじゃないですか(笑)
それに、触りたいって思う人もあまりいないかと(笑)でも、教訓としておきます(^_-)-☆
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