Cinema Collection 2

映画のミーハーな感想が主ですが
多々脱線してます
コメント欄は閉じさせて頂いてます
(2015/6より)

★国際市場で逢いましょう(2014)★

2015-06-07 01:02:39 | 映画(か)行
ODE TO MY FATHER

メディア 映画
上映時間 127分
製作国 韓国
公開情報 劇場公開(CJ Entertainment Japan)
初公開年月 2015/05/16
ジャンル ドラマ

“大丈夫だ”と笑って見せて、“よかった”と涙ぐむ。
家族のために懸命に生きてきた、父の背中がそこにはあった――


【解説】

「TSUNAMI-ツナミ-」のユン・ジェギュン監督が激動の時代を
生き抜いたある家族の物語を描き、韓国国内で歴代2位の観客動員を
記録した大河ドラマ。
主演は「新しき世界」のファン・ジョンミン、
共演にキム・ユンジン、オ・ダルス、ユンホ。

【ストーリー】

朝鮮戦争の際、興南撤収作戦の混乱の中で父と妹と
離ればなれとなってしまった少年ドクス。
母と残された幼い弟妹と共に、避難民として釜山の
親戚の家に身を寄せる。
やがて成長したドクスは家計を支えるために
、西ドイツの炭坑へ出稼ぎに行く。
どんなに辛く困難な時でも、家族の存在と、“いつか国際市場で会おう”
という父と交わした最後の約束を心の支えにがんばり続けるドクスだったが…。


公式サイト

【感想】
(4.5)

辛いとか悲しいとかいう映画は苦手です
そんなわけで、戦争映画はあまり観ませんし、そのものズバリの
戦争映画でなくても、戦争に絡んでいる映画は、めったに観ません

この映画は、大好きなユノ(東方神起)の映画初出演と聞きましたが
戦争が絡んでそうな作品でしたし、ユノの出番は少しだと言うので、
DVDになってからでいいかなと思っていましたが
友人のトンペンたちが(何人も)、
ユノの出番は少ないけれど、本当にいい映画なので
是非、劇場で観てと言うので、映画館に足を運びました

物語は、現在から始まり、年老いた主人公ドクスの回想として描かれます。
朝鮮戦争の興南撤収、ドイツ炭鉱への派遣、そしてベトナム戦争、南北分断で
生き別れになった家族の捜索などの歴史的な事柄も出てきますが
内容としては、時代に翻弄されながらも、生き別れた父との約束を守り、父の代わりに
家長として、愛する家族を守るために、激動の時代を懸命に生き抜いたひとりの男の
物語になっています。

こう書いて行くと、重苦しい、硬い作品のように思われますが、そんなことはなく
悲しい場面も、もちろんありますが、全体的にはコメディのような感じもするくらい
コミカルな部分が多いので、とても観易かったです
涙もろい私ですから、最初から、最後まで、どれだけ涙したんだというくらい
泣きましたけど(笑)

特にラスト、自分の夢を諦め、家族のために自分の人生を犠牲にして
きたのに、泣き言ひとつ言わない、誰も恨まないドクスが
亡き父に向かって、約束は守ったと、辛い人生だったと一人部屋で嗚咽する姿は
堪りませんでした私も、ドクスと一緒に嗚咽でした(苦笑)

「貧しくつらかったあの時代。自分ではなく家族のために
生涯を生きた父を見ながらいつも申し訳ない気持ちでいっぱいだった。
祖父、祖母、そして父、母の世代全ての人に感謝の気持ちを贈りたい」

ユン・ジェギュン監督が言っていますが、私もこの映画を観て、私を
可愛がってくれた祖父母、そして、私に愛情を注いでくれて
なに不自由なく育ててくれた両親に改めて感謝したい気持ちになりました
この映画を観たかたは、みなさん、そんな思いに駆られるのでは
ないでしょうか?
両親が健在でしたら、一緒にこの映画を観に行きたかったなあ・・・

韓国の作品でしたが、家族の団欒など、日本の昭和を感じさせる作品でもあり
何となく、懐かしさも感じました
(とか書いていますが、もちろん、戦前生まれではないですよ・笑)

笑いながら、泣きながら観て、観終わった後には、ホッコリと
温かい気持ちになれる、素晴らしい作品でした

ユノが出てなかったら、観なかったであろう作品ですので、
この作品を観賞するきっかけを作ってくれたユノにも
感謝です


生涯の親友っていいですね
生真面目で実直で頑固なドクスとお調子者だけど
心やさしいダルク・・・この二人の関係が羨ましくもありました
青年になったドクスやダルクの面影がある子役の
二人も上手に演じてました

お目当ての(笑)ユノ

実存の国民的歌手で、ベトナム戦争に参戦時のナム・ジンさんを演じています
短いシーンながら、高評価を得ています
お茶目なユノも観れました

東方神起ユンホはおばさん!?『国際市場で逢いましょう』監督が明かす素顔
(ユンホに逢うと、みんなその人柄にほれちゃいますよね~

ちなみに、ナム・ジンさんは、1946年9月27日生まれなので現在は68歳です
ナム・ジン<ウィキ>


1965年のデビューですから、45周年ということは2010年?
とすると5年前くらいの動画ですね。60代でもステキなおじ様ですので
若い時は、さぞイケメンだったのではないかと思います
映画の中でも、ナム・ジンさんの顔を女みたいな綺麗な顔とか
言ってましたしね

キャストの皆様は適役で、それぞれに素晴らしい演技でした

主なキャストは・・・

主人公ドクス役のファン・ジョンミン

主人公の親友ダルク役のオ・ダルス

ドクスの生涯の伴侶となるヨンジャ役のキム・ユンジン







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