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2023年ミュンヘン旅行(その5)

2023年10月28日 | 2023年ミュンヘン旅行

さて、今日は3日目。今日はミュンヘン中心部を観光する予定。

先ずは駅に1日乗車券を買いに行った。チケット販売機は日本語対応はしていないので英語画面を出して購入。これも最初は戸惑った。まず、ゾーン別運賃なのでゾーンの選択を間違えると大変、出てきた切符を見るとSinglと書いてある、片道切符ではないかと心配になったり、観光ガイドでは切符は使う日に駅で刻印をしないと違反になるとあるが、切符が刻印機に入らないなど心配なことばかり。今までの経験だとドイツはこの辺がわかりにくいと思う。2、3日すると分ってきた。

観光施設は10時からオープンのところが多いが、英国庭園(Englischer Garten)であればいつでも入れるので、朝一番で地下鉄に乗って行ってみた。庭園の中には川が流れており、その川の橋のたもとで流れが海の波のようになっているところがあり、そこでサーフィンの練習をしている人が何人もいたのには驚いた。

庭園内に入ると実に広々しており、地元の人が散歩やランニングをしている良い雰囲気。日本がミュンヘンオリンピックの開催記念に贈った日本茶室もあった。ただ、中国の塔というわけの分らない大きな建造物が建っていたのには白けた。

その後、歩いて10分くらいのところにあるレジデンツ(宮殿)に行き、レジデンツ博物館を見学、この宮殿にはゲーテ、モーツアルト、ナポレオンも来たという。博物館と言っても宮殿の内部そのものが博物館になっている。丸天井が有名なアンティクヴァリウム、ヴィッテルスバッハ家の121人の肖像画が飾ってある祖先画ギャラリーなどを中心に見学した。これだけも2時間近くかかったので宝物館とクヴィリエ劇場はパスした。

この時点でもう12時過ぎなので、近くの高級ショッピング街にあったビアレストランZum Franziskanerに入った。ちょっと高級感があるが、入口の窓にビジネスランチ11ユーロと出ていたので、それをたのんでヴァイスビールを飲んで一息ついた。

その後、2時からバイエルン国立歌劇場のガイドツアーに参加した。日本でネット申込み済み。約1時間かけて歌劇場の中を案内してくれるもの。値段は10ユーロだから安い。英語コースを選ぶ。参加者は英語コースで20人くらい。受付ホール、ホワイエ、一番上のバルコニー席、皇室が観劇する個室、舞台袖、夜の舞台の準備の様子、オーケストラピットなどに案内してもらって大変楽しかった。

ガイド氏は男性で、オペラのちょい役でステージに出ている人。一番上の階のバルコニー席から見える舞台の様子や舞台袖から見える様子は新作オペラの準備だったので写真は遠慮してくれと言われた。今までいくつかの歌劇場などでガイドツアーに参加したが非常に貴重な機会だと思う。また、ここでは嫁さんはグーグル翻訳を少し使って音声翻訳をしていたが、英語がわからなくても十分雰囲気は楽しめると思う。

さて、次は、ちょっと離れたオリンピック公園の横にあるBMWミュージアムと本社ショールームを見に行く。この本社ビルとミュージアムの外観が非常に目立つ。やはり自動車メーカーとしてデザイン力というのはこういうところにも出るのだな、と思った。

先ずはミュージアムに入り、BMW車の歴史と歴代の車の陳列を見て回る。知らなかったが、バイクも作っているので歴代のバイクも多く陳列してあった。エンジンや足回りの実物も多くあった。ただ、私は車の運転は好きだが、メカは詳しくないので、見ていてそんなに面白くはなかった。中は結構混んでいた。今日はここまでで疲れてしまって、ショールームは行かなかった。今日も一日中歩き通しなので仕方ない。

ミュンヘン中央駅の地下街でドイツパンにハムや肉、野菜、チーズなどを挟んだパンとビールを買ってホテルに帰って食べた。夜出歩く元気は残っていなかった。

(続く)



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