今日は上野の駅でトイレに行き用を足し終え、外に出ようとしたら、鍵を開けてもドアが開かないという珍事件にあいました。おもとは、トイレに閉じこめられる=花子さんに襲われるという頭なので、とっさに便器のふたを閉め、花子さんがまず襲うために出てきたときに、ふたに頭をぶつけるようにしときました。(実際花子さんは頭がいいから、ふたを開けるとおもうが)そしてどうやって出るかと考え、ドアの上に隙間があったので、そこに手をかけおもいっきり自分の方に引いたらドアが開き、なんとか出ることができました。出れた時は、「おもと天才」と思っていたけれど、よくよく考えれば、ドアの下にも隙間があったので、わざわざつま先立ちして、上の隙間に手をかけなくても、でれたなっと思いました。
おもとは、怖い話が大嫌いです。特に先ほど登場した花子さんは、おもとを怖がらせた一番最初のお化けです。学校に通っている時は、トイレの三番目には、入らないようにしていました。トイレの三番目といっても、手前から三番目か、奥から三番目かがわからなかったので、だいたい安全な端っこに入っていました。だって、手前から三番目じゃないところに入っていて、花子さんがあらわれたとして、おもとが「ここ三番目じゃないよ」と言ったとしても、花子さんに「私は奥から三番目にでるの」っと言われたら最悪でしょ。最悪の展開も考えると一番端っこが安全なんですね。
高校の時のトイレは、最初和式だったのですが、工事をされ洋式に変更されました。その時は、花子さんどうやって人間を襲うのか授業中に考えましたね。だって和式なら、足をつかんで便器に引き込むだろうけれど、様式となると花子さんが手を伸ばして一番近いのは、腰あたりでしょ。腰にしがみついたとして、便器に引き込むには人間の身体がくの字になってしまうから、結構便器に引き込むのは大変だと思うんですね。そうなるとやっぱり手から引き込むのかなとか、花子さんの仕事に支障がないかなと考えましたね。お気に入りの和式を洋式にかえられ、怒りにみちた花子さんが人間を襲いまくるか、それともこれも時代の流れかなと思い、引退するかなとか・・・とにかく色々考えましたね。
もう一人覚えているお化けは、坂上がりができなくて練習している時に、鈴をならしながら来て坂上がりができるまで手伝ってくれるというお化けですね。このお化けをしっていたので、坂上がりは授業中に自力でできるようにしましたね。ものすごく必死でした。このお化けのおかげで、妹より坂上がりは得意になりましたね。
実際に京都のホテルで本物のお化けを見てから、お化けに対しての恐怖はあまりなくなりました。でも花子さんの怖さだけは永遠ですね。