ゲンダイネット 2013年07月28日10時26分
ゲリラ豪雨によって中止となった27日の「隅田川花火大会」(東京・墨田、台東)。
例年通り生中継したテレビ東京は、苦肉の策で昨年の花火大会の模様を放送するなど対応に追われたが、ひとり気炎を上げていたのが今年フリーに転身した高橋真麻アナ(31)だ。
ネット上では人気が急騰している。
メーン司会を務める父親で俳優の高橋英樹(69)と“親子共演”した真麻アナは、第1、第2両会場の花火を同時に見られるザ・ゲートホテル雷門の屋上テラスから中継を担当。
英樹パパの
「真麻~!」
という呼びかけで画面が切り替わると、すでに全身ビショ濡れで暴風雨に耐える真麻アナが……。
上品な白の浴衣でバッチリ決めていたが、浴衣はヨレヨレ、髪もグチャグチャ。
横殴りの雨に打たれ、強風にあおられるビニール傘を持ちながら、
「もうね、雨がすごすぎて逆にテンションが上がりますね!」
とオーバーな手振りをまじえて伝えると、傘をスタッフに渡して雨ざらしリポートを続けた。
マイクを向けた一般の見物客から
「台風中継みたいで大変だと思いますが……」
と同情された真麻アナは、
「そうですよね、もう雨も怖くないですよね! ズブ濡れになって(花火を)楽しみましょう!」
と最後まで元気いっぱいで笑顔を絶やさなかった。
この真麻アナのリポートは“根性中継”などと呼ばれ、動画投稿サイトにアップされて注目を集めている。
28日午前9時現在、5万7000回以上も再生される人気ぶりだ。
コメント欄にも
「真麻よくがんばった」
「マーサだんだん好きになりすぎてやばい?」
といった書き込みがあるほか、大手ネット掲示板では
「さすが俺たちのマーサ」
と称賛する声も上がっていて、人気が急騰しているのだ。
一部では
「高橋親子ってセット販売なのか」
「親子共演がこんな結果に……」
なんてヤユする書き込みもあるが、体を張って外野の雑音を吹き飛ばした真麻アナ。
今後の活躍に注目だ。
花火中継に新たなエンタテインメント性をもたらした歴史的瞬間ですね。