メンズサイゾー 2013年07月02日18時00分
フィギュアスケートの安藤美姫(25)が、1日に放送された『報道ステーション』(テレビ朝日系)のインタビューで今期限りの引退を宣言。
さらに、今年4月に女児を出産していたという爆弾発言をしたことが話題になっている。
安藤はインタビューで
「一人の女性として生きたいというわがままな決断により、4月に赤ちゃんを無事出産しました。もう母になりました」
などと告白。
ソチ五輪を目指して復帰を考えていた昨年10月に妊娠が判明したといい、周囲の反対もあったが
「この世に生を受けたので、自然と女性として、1人の女の人としての幸せを考えました」
と決断したと涙ながらに語っている。
ママとして金メダルを目指す安藤の挑戦を応援したくなる一方で、気になるのは子どもの父親の存在。
一部では、元コーチで恋人関係だったといわれるニコライ・モロゾフ氏(37)の子どもではないかともウワサされている。
安藤の子どもの名前が「ひまわり」ちゃんであると判明し、ひまわりがモロゾフ氏の祖国・ロシアの国花であるという事実も父親説の根拠とされているようだが…。
「モロゾフ氏本人もメディアのインタビューで否定していますが、二人が別れた時期から考えても、彼が父親ということはあり得ないでしょう。安藤のお相手は『世界選手権の出場経験もある元フィギュア選手』とのことですが、今年5月に同棲が報じられたプロスケーター・南里康晴(27)と考えるのが自然でしょう。バツ3で子持ちのモロゾフ氏との交際は周囲も心配していましたが、ジュニア時代から見知った仲である南里は真面目なタイプであり、安藤の母親も彼を気に入っている」(スポーツライター)
同棲を報じた「フライデー」(講談社)の記事によると、二人は横浜市内で安藤の母親と一緒に同居しているという。
まさに親公認の付き合いであり、モロゾフ氏との破局で傷付いた安藤を南里が支え、その暮らしの中で愛の結晶が生まれたという流れは自然に思える。
だが、そうなると
「なぜ結婚しないのか」
「なぜ父親を公表しないのか」
という疑問が浮かぶのも当然だ。
「南里は一昨年に引退し、現在はアイスショー出演やコーチ業を中心に活動している。だが、それだけでは生活が苦しく、オフの日には深夜の居酒屋でアルバイトをしているといいます。第二の人生を歩み始めたばかりで生活は安定しておらず、とても結婚を考えられる状態ではない。一方の安藤は、結婚の日取りまで決めていたというモロゾフ氏との破局を経験したことで、出産願望が急激に高まっていた。妊娠発覚後、とにかく子どもが欲しい安藤と、待ったをかけたい南里や家族の間で意見が衝突したようですが、安藤の強い意志は変わらなかった。結果、父親非公表で未婚の母という選択肢を選ぶことになったようです。とはいえ、南里の仕事が軌道に乗れば、きっちりケジメをつけるとは思いますが」(週刊誌記者)
未婚の母という道を選んででも、彼女は子どもが欲しかったということだろうか。
その決断の裏にどれほどの複雑な思いがあったのかは周囲からうかがい知れない部分もあるが、とにかく一人の女性が幸せを求めて選んだ道である。
くしくも因縁のロシアで来年2月に開催されるソチ冬季五輪。母として一層パワーアップした彼女が日本にメダルをもたらしてくれることを期待したい。