メンズサイゾー 2013年07月21日13時00分
今月11日、2013年1月~6月のCM出稿状況を基にした『2013年上半期タレントCM起用社数ランキング』(ニホンモニター調べ)が発表さ れた。
このランキングで人々の目を引いたのは、大手芸能事務所「オスカープロモーション」に所属する上戸彩(27)、武井咲(19)、剛力彩芽(20)の 活躍ぶり。
大手企業との契約を次々とゲットし、3人合わせて37社という驚異的な数字を叩き出したのだ。
ランキングでは、15社契約の武 井がトップで新CM女王に。
剛力は12社で3位、結婚しても好感度を保ち続けている先輩格の上戸は10社で5位に入った。
安定して活躍している上戸はまだ しも、武井や剛力はネットなどで「ゴリ押し」と批判され、ヒット作にも恵まれていないことから勢いが落ちていると思われた。
だが、実際は着実にCM露出を 増やし続けていたことになる。
タレントの CM起用の決め手となるのは、ドラマや映画、バラエティーでの露出。武井も剛力も露出の面ではダントツだが、これといったヒット作はない。
それどころか、 二人とも“低視聴率女優”と一部で揶揄されるほど大コケ続きだ。にもかかわらず、なぜ武井と剛力は躍進したのか。
CMスポンサーにしてみれば、トップクラスの露出があって大物に比べて契約料が安めに設定されている武井と剛力は使い勝手がいい存在 といえる。
だが視聴者にしてみれば、ファンがそれほどいないのに毎日のように顔を見せる彼女たちは「ゴリ押し」に感じられ、それがバッシングにもつながっ ている。
ゴリ押し批判による影響はないのだろうか。
ネット上のバッシングに関して、剛 力はスポーツ紙のインタビューで
「全部がパワーです。私のことを『好き』って言ってくれる人が1人でもいるなら、その人のために頑張れる」と語っている。
ネットには
「ゴリ押しブス」
「可愛くない」
などと辛辣な言葉が書き込まれており、普通の女の子なら傷付いて精神を病んでしまうそうだが、彼女は弱冠20歳 とは思えないほど気丈にプロに徹している。
CM契約で武井や剛力らオスカー勢がトップに躍り出たウラには、事務所の徹底したイメージ戦略と本人たちのプロ意識があるようだ。
米倉涼子さん、上戸彩さん、そして「ミタ」の忽那汐里さんもオスカープロ。さすがです。