食堂（カフェテリア形式）

今宵の御手合わせは・・好きなおかずをお盆にのせて、レジで清算するタイプの食堂である。


少々栄養ばらんすにも気を配るかとひじきに手を伸ばそうとすると、
どうも妙な色をしたひじきだ。
よく観ると銀蝿がとまっているではないか・・（どんびき・・）


これはうっかり並んでいるものをとるわけにはいかぬ。
すると常連らしい親父が横で薩摩揚げを注文した。

これは揚げたてでもあり一石二鳥である。
便乗してすぐさま注文する。

待っている間に一通り物色する。
この手の店は調子付いて小鉢などばかばか取っていると、
とんでもない値段になるので注意が必要である。

肉じゃがはないかと聞いてみると、片隅にある干からびた物体を指差される。

とうに旬は過ぎている・・（黙殺・・）


こうなると回転寿司式奥儀（回っているものには一切手を出さずにすべて注文して戴く・・）をつかうのが無難である。



薩摩揚げが揚がるや否や・・唐揚げも揚げたてが登場する。

また揚げ物か・・
致し方ない・・旬に敵うもの無し・・・


レジのところで御飯と味噌汁を注文して清算となる。
御飯は小・中・大すべて同じ値段ということで、
迷わず大を注文する。



さて味のほうは・・・


薩摩揚げは揚げたてだけあってなかなかである。（今日壱・・）
唐揚げはほっかほっか～並み・・御飯は釜炊きというわりには今ひとつ・・
味噌汁は粉末出汁使用の牛丼屋に毛が生えた程度であった。




〆て５６８円にて　今宵の出稽古・・引き分け・・・