Sleepless Sheep

眠れぬ夜を闊歩する・・とりとめ無き戯れの記憶・・・

さ~びす むうぅっつ

2010年07月10日 20時15分44秒 | 言の葉の表裏
往来にて

幌馬車にて帰宅の途につき
信号待ちしていると
突然大きなくらくしょんが長々と鳴り響いた



後進「先生・・ 後の軽貨物馬車にあっぷかまされておりますが・・・」



先達・表「構うでない・・捨てておけ」


先達・裏(どんだけいい度胸してんだ・・次は二本足では帰さん・・・)



   「先生・・ まんじりとも動きませぬが・・・」



   「仕方ないのお・・」




窓から腕を出して 抜いて行くよう手振りで伝え 


道を譲るべく 暫く待つ・・





    「先生・・ どうして抜いて行かぬのでしょう・・?」


    「さてな・・」


    (知るかぼけぇぇ・・まずい・・鶏冠に火が点きそうじゃ・・・)





仕方が無いので馬車を走らせる




    「先生・・さっきからずっとつけられているようですが・・・」


    「たまたま同じ方向なんじゃろ・・ 捨てておけ・・・」




    (このボケがああぁぁぁ 次の角を曲がってもついてきやがったら

     確実に三途の河の味見さしたる・・・)





 続く・・


  
 

 






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