Sleepless Sheep

眠れぬ夜を闊歩する・・とりとめ無き戯れの記憶・・・

浜野屋 其の四

2009年09月10日 15時42分06秒 | 奥の脇道 (言の葉の表裏 外伝)
さて

待ちに待った晩飯である




メヒカリの唐揚げ

銀むつの照り焼き

鮪、タコ、鯵、甘エビのお造り

ホタテの煮物

茄子の煮浸し

かに爪、サザエ壺焼き

もずく酢

お吸い物

香の物



となかなかのラインナップである




すると拙者のテーブル横には

これ見よがしに炊飯ジャーが置かれてあるではないか…






これはまさしく挑戦状である






いざ炊飯ジャーを空にすべく

怒涛のおかわりラッシュに拍車がかかる





5杯目のおかわりに手がかかったところで

何か忘れていることに気付く





減量中である…






相変わらず学習能力の無いハングリータイガーだが

おかずも寂しくなってきたので

今日はこの位で勘弁しといてやることにする





そういえば暫く体脂肪体重計にのっていないが…







背中に一筋の冷や汗をたらしながら


胃に総動員される血流に逆らうように



2階の塒へと向かった…













浜野屋 其の参

2009年09月10日 14時41分30秒 | 奥の脇道 (言の葉の表裏 外伝)
家族風呂に毛が生えた程度の大きさではあるものの

1人で入るには十分である



しょぼいジェット水流が

リハビリ中の腰には逆にちょうどいい





汗が頬を伝わり出した頃

煤けたオヤジが入ってきたので

入れ替わりに風呂をでる




脱衣所で浴衣に着替えていると

妙な貼り紙が視界に入ってきた





どれも敢えて貼り紙しなければならない内容なのか?と

甚だ疑問ではあるのだが


4番目は明らかに他を抜きん出ている






4.浴室内で用便をしてはいけません







………はぁあ?






貼り紙までするということは

少なからず事例があったということなのか…






久し振りにかました

全力の二度見であった・・・









浜野屋 其の弐

2009年09月10日 09時37分54秒 | 奥の脇道 (言の葉の表裏 外伝)
とれてしまったのでは仕方がない

巾着の中身などごそごそ確認しながら

宿へと向かう




電話に出た御婆の拙い道案内に迷いながらも


なんとか宿へと辿り着く



玄関に入るなり

民宿組合規定料金7190円の文字が目に付く





(まあ こんなものか・・)



2階の桜の間に先に行っててくれと言われる




どうやら電話の御婆が女将であるらしい・・






部屋の方は お世辞にも綺麗とは言えない


浪人生の下宿といった佇まいであるが


畳と布団さえあれば十分なので割愛する






海辺の民宿にもとめるもの…



それは海鮮三昧の飯のみである







その上離れに24時間入れる温泉があるとのこと






それでは・・

ということで


とりあえず一番風呂を戴くことにする・・・