 | 成功はゴミ箱の中に―レイ・クロック自伝 世界一、億万長者を生んだ男-マクドナルド創業者プレジデント社このアイテムの詳細を見る |
世界１１９ヵ国に約３万店を展開するマクドナルドも創めはベンチャーだった。
創業者レイ・クロックはペーパーカップのセールスをし、夜はピアノ弾きの
アルバイトで生計を立てていた。
ミルクシェイクを一度に６つも作り出す「マルチミキサー」が売れれば
ペーパーカップも更に売り上げるだろうと目をつけ、「マルチミキサー」の
セールスを始める。
ある時、カルフォルニアの砂漠の真ん中で、マルチミキサーを８台所有し、１度に
４０ものミルクシェイクを作り販売しているハンバーガーショップと出会う。
実に合理的で短時間にハンバーガーを仕上げる仕組みと２種類のハンバーガーと
フライドポテト、ジュース、シェイクといった単純なメニューで低価格。
こんな店が全米にあれば「マルチミキサー」はもっと売れるとレイは考える。
レイ・クロックは砂漠の真ん中のハンバーガーショップオーナーである
マクドナルド兄弟とフランチャイズの契約を交わす。
５０歳を過ぎたレイ・クロックのこれがマクドナルドの始まりである。
「チャンスを逃すな」を信条にして巨万の富を築いたのである。