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自分自身で出来る危機管理

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なるほどね。

2018年07月31日 | ひとりごと
>筆者は以前、自動車教習所の取材をしたことがある。野球とはまったく関係のない仕事だったが「いちばん教えるのが難しいのはどんな人ですか」と聞くと、「高校の野球部だね」という答えが返ってきた。

「高校野球の選手は、”わかったか”と聞けば”はい”と大きな声で返事をする。何を聞いても”はい”だが、あとでテストしたら、何にも頭に入っていないことが多くて困るんだ」

その言葉には筆者にも心当たりがあった。日本では野球選手あがりは、一言、二言話をすればすぐにわかる。彼らは年長者から言われたことは絶対に聞き返さないし、質問も、反論もしないことが多い。

日本野球は、鉄の規律で選手を鍛え上げてきた。指揮官の采配に絶対服従で動く「駒」を作り上げ、これを動かして勝利を勝ち取る。それが日本の野球であり、野球選手だった。

高度経済成長期までは、そういう鍛えられ方をした野球選手は、企業で大歓迎された。どんな指示にも服従し、文句を言わずにやり遂げる。まさに「企業戦士」にはうってつけだったのだ。

もちろん、高校野球の指導も以前に比べればはるかに柔軟になり、考える指導も行われるようになった。しかしそれでも「大きな声であいさつ」など、上下の規律はいきているし、指導者への絶対的な服従は今も全国で見られる。こうした環境から、「自分で考える強いマインド」を持った選手が生まれるのは難しいのではないかと思われる。

出典 https://toyokeizai.net/articles/-/216939?page=4
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1 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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コメント (masaaki)
2018-08-29 18:54:54
成る程と思いました。家の近くに中学校のグラウンが有り、野球部の練習でよく先生の怒鳴り声と生徒のはい、はい、と言う返事が聞こえて来るのですが、どうしても違和感が有ります。
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