
今更驚きもしないし、呆れ果てると悠長になれる訳で、
確か昨年は、文学士より教育学士の方が、「齟齬が無い」とかで、『教育学部』をぶち上げたものの、
「不受理」で突き返されて、>申請書類の作成を指導賜ったそうで、
記事に依れば、再来年度が開設の皮算用らしい。
オマケに、周辺の高校2年生対象に「アンケート」を予定しているそうだが、
設問は「あなただったら教育学科を志願しますかぁ?」ってことなんだろう。
周辺地域がどこを指すのか?高野線使って、片道通学時間を90分程度と仮定するなら、
周辺地域の「教育学系」の大学等を、対象生徒も保護者もあるいは進学指導教員も検討するではあろう。
あの辺で、教育学系で検索かけると8件ヒットした。
https://shingakunet.com/searchList/ksl_daitan/gl_gd010/gs_g1040/rw_P123007/?af=1
更に、金剛・千代田・河内長野駅で絞り込むと、
桃山学院教育大学とプール短大が出て来る。
桃山学院大学の名前は、関西に居れば充分知名度のある大学であるが、
桃山学院教育大学とは何ぞやとwikiを頼ると、どうやらプール学院が譲渡?したようである。
>設置者変更後のプール学院大学の名称について
学校法人桃山学院と学校法人プール学院は、2018年4月1日より現プール学院大学の運営を学校法人桃山学院が引き継ぎ、名称変更をおこなうことについて合意しております。このたび、その大学の名称を、
「桃山学院教育大学(英訳名:Momoyama Gakuin University of Education)」 (仮称)
とすることとしました。
今後、諸官庁等関係機関との調整のうえ、必要な手続きを行う予定にしております。
ただし、文部科学省への手続きが完了するまでは仮称となりますことをご承知おきください。
その後は、学校法人桃山学院は、桃山学院大学と桃山学院教育大学(仮称)の二つの大学を運営することとなります。
2016年10月3日
学校法人桃山学院
学校法人プール学院
出典 https://www.andrew.ac.jp/gakuin/news/2016/j3o1hs000000094a.html
>2020年度 学生募集 停止のお知らせ
主の御名を賛美します。
平素は本学の教育研究活動にご支援賜り、厚く御礼申し上げます。
プール学院短期大学は、1950年に開学して以来、建学の理念であるキリスト教精神を基本としながら、
一般教養と専門分野に加え、適切な職業教育を展開することにより、社会の多様な要請に対応できる実践的能力を備えた学生の育成に努めてまいりました。
キリスト教主義の女子短期大学として、本学の使命と役割は大変重要であったと認識しております。しかしながら、
少子高齢化が加速する中で、この厳しい社会情勢が一転する可能性は極めて低く、2018年5月28日開催の理事会におきまして、2020年度から学生募集を停止することを決定いたしました。
現在、2019年度入学者の募集を実施しておりますが、プール学院短期大学として最後の入学生となります。
次年度入学生も含めた学生の皆様には、卒業に至るまで、教育研究環境の維持に努めますとともに、免許資格の取得や就職活動、学生生活全般等の支援に関しても引き続き全力を尽くす所存です。卒業後につきましても、本学院として丁寧に対応させていただきます。
今後、本学院では、キリスト教に基づく人間教育を実践する中等教育機関として、建学の理念に基づく教育活動を継続してまいります。
これまでのプール学院短期大学の教育研究活動へのご支援にお礼申し上げますとともに、この度の決定につきまして、
ご理解賜りますようお願い申し上げます。
平安
学校法人 プール学院
理事長 ●●●●
プール学院短期大学
学長 ●●●●
出典 http://www.poole.ac.jp/topics/2018/06/2020.html
※下線強調伏せ字部分は管理人
桃山学院大学教育学部では無く、桃山学院教育大学とした理由は不明だが、
プール学院の施設キャンパスをそのまま受け継ぎ、学校法人桃山学院に移譲して「運営」するという決断は、
学校法人プール学院として苦渋の選択をなさったのであろう。
で、普通に考えて、教育学系への進学を考える高2生とその保護者と仮定して考えた場合、
大阪教育大学をまず目指して、私学数校をも考える訳だが、「実績」と「その後の人生設計」を考えると、
河内長野は間違い無く論外だ。あり得ない!
コメント頂戴しました! m(_ _)m 11/29 21:04
尚、行間・改行・文字強調等は管理人の仕業です!!
高野山学園の流れゆく果て (お〇〇様)
2019-11-29 20:58:44
去る4月26日に、本欄に投稿させていただきました者です。
その後今日に至るまでの、相も変らぬ高野宗の、高野山学園の茶番ぶりには、投稿のお約束も果たせぬままに、
只々あきれ果てておりました。
久しぶりに管理人様の学園がらみの一文を拝読しました。
投稿者は、現下、河内長野南花台西小学校騒動以来既に五年を経過した、高野山學園がらみの高野山時報、仏教タイムス、中外日報記事のほぼ全文と、河内長野市の関係会議録をWord入力し終え、採録記事に小生の注釈文を添えたものを文科省に提出すべく準備を進めております。
岡本、芝田両氏等の発言も時系列の一覧表にして文科省へ提出予定です。
いずれ、全文もしくは要約を公表するつもりでおります。
本日は、管理人様ご不明の桃山学院教育大学の件に、幾つかの私見と情報を提供させていただきます。
1、桃山学院教育大学の件
1法人2大学にした大きな理由は、
①既設の桃山学院大学教授会の反対。
②万一失敗した場合のリスク回避
③就業規則(特に給与)等を別建てにすること
が可能→業績に応じた待遇
2、スクラップアンドビルド
文科省の言うスクラップアンドビルドとは、既存の教育組織(不良債権)を解体し、新しい教育組織を立ち上げるということ。Aの定員をBに付け替えることの最大値はAを超えることはあり得ない。
従って、文学部50人のうち人間学科20人を付け替えて、50人の教育学部(学科?)はあり得ない。常識以前の問題。未だにこのことすら理解出来ていないまま不毛の議論がエンドレスで行われている。
教育学部か教育学科か知らないが、50人の定員にするには、残りの密教学科30人も差し出す他ないではないか。
(投稿者さんからの訂正) : このブログを閲覧なさっている方で学園関係者がおられれば、恥を忍んで(厚顔無恥には、恥は無いか)文科省に聞かれては?
3、近年の教員養成系の大学や学部は、定員割れの続いていた短期大学(女子学生のみ)を募集停止し、四年生の共学として再生させたもの。奈良県の桜井女子短期大学を再生させた畿央大学はその好例。桃山学院教育大学も、プール学院短大からプール学院大学となり桃山学院教育大学となったもの。
4、和歌山親愛大学は、既設の和歌山親愛短期大学を残したまま、法人名を変更し、新たに4年制大学を設置したもの。県と市の肝いりで、本町小学校をリニューアルの上、本年開校した。五年前に、高野山が断ってなければ、昨年にも高野山大学教育学部和歌山キャンパスが開校されていた筈。教員構成は、ほぼ和歌山大学系。80人定員83人入学。
以下、後日改めて
追記 11/29 22:32
投稿者様!コメントありがとうございます。
>1法人2大学にした大きな理由
管理人は、M学院本体の雇用条件と、P学院のそれとの差異があるからだろうなぁ程度は想像してました。
教員・職員の給与水準やその他待遇を「どっち」に合わせるかの論議になってしまうと、全学的合意形成には時間が必要だろうな、
とは感じていました。
また、全く資料もありませんし、情報も持ち合わせておりませんが、
キャンパス等の「固定資産」等の名義や所有権変更とか、実際どうなんだろう?と若干興味はございます。
想像で申し上げては失礼ですが、大学・短大経営部門での破綻を避ける策として、
同じミッション系のM学院に移譲し、中学高校の運営にリソースを傾けるという判断をなさったと思ってます。
廃校小学校をタダで譲り受けるとかの話から、教育学科構想が沸きだして、
一旦否決されたのにも関わらず、わざわざ首の皮一枚のこして、時間と資金の無駄遣い続けているなぁと
呆れて数年経過しますが、過去記事で散々指摘してますが、「本体」どうするのか?全く展望が見えませんね。
>密教学科の改革を今度の申請書類に盛り込むことを検討している」と説明
密教学科の学生増加にも全力を尽くすとした
と本部長発言らしいですが、
密教学科の改革案があるというのなら、申請書類に盛り込む前に宗団に明らかにすべきでしょうし、
それすら「検討している」段階のようですから、定かではありませんし、
「全力を尽くし」と毎度の決意表明は御結構なんですが、どうやって「学生増加」させるのか?
具体策の一つでも、明示はして頂きたいものですね。
追記 コメント頂戴しました 11/30 07:52
高野山学園の流れゆく果て (お〇〇様)
2019-11-29 23:24:23
前述のスクラップアンドビルドの文中、入力ミスがありました。
このブログ閲覧なさっている方、で学おられれば、大学関係者が恥を忍んで(厚顔無恥には、恥は無いか)文科省に聞かれては?
正しくは→このブログを閲覧なさっている方で学園関係者がおられれば、恥を忍んで(厚顔無恥には、恥は無いか)文科省に聞かれては?
続1
投稿者は、取るに足らない、在俗の高野山大学OBです。それでも母校の迷走を見るに忍び難く、人を介して、桃山学院教育大学、畿央大学、和歌山親愛大学の、それなりのポストの方にお会いしました。オープンキャンパスにも赴きました。複数の河内長野市議会議員にもお会いしました。大方が立派な僧衣を纏われた高野山学園の理事、評議員各位、あなた方は何をされたでしょうか。