ププちゃん黒頭巾

健康管理とカメラの撮影で頑張りたいと思っています。

近江長浜 人形浄瑠璃「冨田人形」

2016-12-09 16:27:32 | 日記

滋賀県長浜市の少し北にある冨田町(とんだ)には、江戸時代の天保年間より連綿と伝承されている人形浄瑠璃芸能があります。現在は滋賀県の無形民俗文化財に

指定されていますが、元々地元に在ったものではなく阿波の人形浄瑠璃一座が北陸巡業のとき冨田町にきたものの大雪にあい路銀代わりに「かしら、衣装、道具」を

置いったことから始まった外部からもたらせたものでした。その後、「吉田金吾」という人形遣いの名指導者がやってきて、「吉田座」として近隣の寺社へ公演活動を

したのが現在の始まりで、以後地元の人により受け継がれて今日にいたっています。世界的にも有名でアメリカ、ドイツ、ニュージーランド等へ公演に出かけ好評を

得ていると同時に、海外(アメリカ、イギリス等)から留学生が人形の実演をするためにやって来て毎年夏の公演を盛り上げています。「冨田人形会館」に行くと各母校

のペナントが一杯張られているそうです。

今回、12月4日に秋の公演が「びわ文化学習センター」でありまして初めて見に行きました。演目は「鬼一法眼三略の巻、団子売り、壺阪観音霊験記」でしたが、特別

賛助出演として香川県より西畑人形芝居の方々が来られて「岩見重太郎大蛇退治」の芝居を演じました。

四方を見渡しても田園風景のこのような田舎の町に170年間受け継がれているのは地元の皆さんの人形浄瑠璃への情熱の精華ではないかとつくづく感じた次第です。

なお、人形の展示や練習をする「冨田人形会館」の見学は予約制ですのでご注意を(0749-72-5252長浜市役所びわ支所地域振興課)


       壺阪霊験記 谷に飛び込んだ沢市とお里が観音様の霊験により生き返りおまけに沢市の目が見えるようになり歓喜する


  

                                                          会場は300人位がは入れる広さです


  

       緞帳にも粋な仕掛けがしてあります                        会場は人形浄瑠璃用に作られています


  

          三味線を弾くのは女性です                        約10kgの人形を3人で操ります


  

                     人形遣いには女性が半数近くおられますが、重い物を操るのは大変そうです


  

       西畑人形は1人で操るので動きが激しいです 動きの精巧さに「空気人形」などと呼ばれているそうです


  

      人形を操る人 かなりのベテランですね                    縫物をするお里の手の動きが細やかです

  

      願掛けのため毎夜いなくなるお里を問い詰める沢市                 二人で壺阪寺に願掛けに参籠する


  

                   願掛けにきたものの望みは叶うまいと思い、お里の幸せを念じ谷に身を投げる沢市


  

      本当に人形を下に投げました ビックリポン                   後からやってきて沢市の杖と谷底を見て驚くお里


  

     生きる気持ちのなくなったお里も谷に飛び込むが                     観音様が登場し篤い夫婦仲の二人を助けます

  


     


   「冨田人形共游団」の方々が人形を操っています。今、団員募集中だそうです。



  





京都等持院散策

2016-12-08 15:59:03 | 日記

初冬の京都、寒いだろうなと思い少し着込んで行きましたが風がほとんどなくむしろ汗をかいたくらいです。等持院は足利尊氏を始めとする足利家の菩提寺ですが、

今まで一度も行った事もなく大好きな嵐電に乗って撮影に行きました。紅葉の季節は既に終り参拝客もまばらでして静かな雰囲気で落ち着いて撮影することが出来

良かったです。


                     冬の季節を迎え木の実もすっかり色づきました


  

      青空をバックに方丈の白い壁が映えますね                     紅葉の盛りの時は綺麗だったでしょうね


  

                        お嬢さんがおそろいの帽子をかぶって楽しく談笑しています


  

            芙蓉池の風景                              まんりょうの実も赤く色づいて


  

        池の鯉がはねて水紋が広がります                       夕日の照り返しに映える庭木の中を悠遊と


  

                                 丁寧に手入れをされた立派な松の木の枝ぶりが見事


          枯れ尾花も風情を添えています


大津 日吉大社~旧竹林院~西教寺

2016-12-02 08:03:00 | 日記

11月も最後の日にシルバーの仲間たちと大津の日吉大社や旧竹林院、西教寺へ紅葉の撮影に行ってきました。日吉大社と旧竹林院の紅葉は既に

ピークを過ぎ落ち葉も枯れていましたが、西教寺の紅葉は散り始めという感じで本当に静かな境内でひと時の憩いを得ることが出来た次第です。

1日の歩数は18000歩を超えましたが、反省会を高槻の居酒屋で行い楽しい一日を過ごすことが出来ました。


                    神社の境内に柿の実がたわわに実って いかにも晩秋の雰囲気を醸し出しています


      

       日吉神社への道に咲いていたホトトギス                        参道を下校途中の高校生


  

    自転車で登る坂道は大変です                        数少ない紅葉に煙がたなびいて少し幻想的な感じ


  

       宇佐宮ではセレモニーが 太鼓の音が響いてきます               大宮川への階段の入り口に真っ赤な紅葉の落葉が

         大宮川のほとりには古びた旅籠が   

 比叡山に上る坂本ケーブル駅の近くにある「元里坊旧竹林院」は元々は延暦寺の僧侶の隠居所でしたが、今は1000坪の庭園(国指定名勝庭園)が

 広がる観光名所となっています。

    

      庭園への入り口                 庭園を眺め思索する妙齢のご婦人               一番上にある休憩所


  

      連絡手段としてドラのようなものがあります                     お茶席の傘が川に映って風情が増します

  


  西教寺は天台真盛宗の総本山です。山門への坂道には門徒の各地区の宿坊があり、境内には参詣の人も少なく本堂で休んでいますと本当に

  静けさに癒され心が救われた感じがしました。また、境内にはかって坂本の城主であった明智光秀とその一族の墓があり、手を合わせておられ

  る方もおられました。


  

            近江の国の宿坊寺院                         瓦の上に法隆寺と同じハスの置物が


  


  

          まるでお城のような石垣ですね


 


  

     最初は三井寺へ行こうと思っていたのですが西教寺に来て本当に良かったです。

                      


 


 


 


クラブ撮影 東福寺から伏見稲荷神社へ

2016-12-01 19:17:25 | 日記

29日カメラクラブの月例撮影会で東福寺と伏見稲荷へ行きました。紅葉のピークも過ぎたかに思っていましたが、東福寺の観光客は相変わらず多くて

撮影にはイマイチの状況。伏見稲荷も外人観光客が多く和服姿の可愛い女の人のが沢山来ていました。



  

                東福寺の紅葉はピークが過ぎていましたが、流石に観光の超名所だけのことはあり人が沢山

  

          通天橋の下を流れる洗玉潤

    


  

    立ち入り禁止の綱を一生懸命に引っ張っての親子で綱引き

  以上東福寺


  

                     東福寺から伏見稲荷への道すがらに人形屋さんや美味しそうな芋を売る店が

  


    

                千本鳥居を離れた所には晩秋の風景が                     カメラのポーズに戸惑っています

        

 




京都の隠れ紅葉の寺 厭離庵、直指庵

2016-12-01 16:43:38 | 日記

厭離庵は嵐山から北に上がった清凉寺近くの小倉山の麓にあり季節限定で公開、直指庵は嵯峨野大覚寺の北にあります。両寺とも小さなお寺で観光客もあまり

来ない隠れた紅葉の名所です。厭離庵は藤原定家の山荘の旧跡で、明治維新後荒れ寺となっていましたが白木屋の創業者大村彦太郎が再建し、山岡鉄舟の娘

が住職について以来尼寺となっています。一方直指庵は江戸時代は大きな伽藍を擁するお寺だったそうですがその後衰退したものの、維新の傑女近衛家老女

津崎村岡局が浄土宗の寺として再興し現在に至っているそうです。

 

                            直指庵の本堂

 

  

        八つ手の花が山茶花と一緒に咲います                  

  

          本堂からの紅葉の眺め                            紅葉とドウダンツツジのコラボ

  

                                本堂へ続く細道の風景

  

 

  以上直指庵

 

  

            厭離庵の時雨亭

  

 

  

     紅葉わ愛でる若いカップル              和服姿の外人さんも                    厭離庵の燃える秋風景

 

  以上厭離庵さんでした。