滋賀県と岐阜県の県境に聳える伊吹山は海抜1377mの滋賀県で一番高い山で、日本百名山の一つでもあり、
高山植物には「伊吹山固有種」も多く山野草・高山植物の宝庫として知られ、山域には1300種にも及ぶ多数の
植物たちが息づいています。また、薬草の種類も多く、民間薬草として伝えられているもの280種、局方生薬は
19種あるとされています。山頂には有名な日本武尊の伝説にちなんでの像もあります。
ご来光を撮影しょうと前の晩から8合目の駐車場に車を止めて、満天の星空に明日はグッドだなと思いきや、
朝おきたらガスが出ていての雨模様で思わずガックリきましたが、雨のお花畑も風情が一杯あると思い、気を
取り直してシコシコと撮影に励みました。
雨のしずくに濡れるコオニユリ ガスに包まれて幻想的な雰囲気です
雨に煙る下野草(シモツケソウ)の群落 近年温暖化の影響で少なくなり新たに植え付けて維持しているとのこと
雨の滴に華やいて゛美しいですね 根に芳香をもつメタカラコウ 気付け薬に使われる
瑠璃虎の尾(ルリトラノオ)クガイソウと酷似 猪独活(シシウド)人の背丈ほどになり開花すれば枯れる
深山小薊(アザミ) 伊吹山特産種 草丈が低い クサフジ 藤の花を思わせる深紫色の花を咲かせる
伊吹麝香(ジャコウ)草 伊吹虎の尾 伊吹山で発見された コバギホウシ
後、2~3cmの可愛い「伊吹風露」等の花も咲いていましたが、花に傷がつきしっかり撮影できず残念でした。次は晴れた
日に撮影した風景をアップしたいと思います。