秋分の日、妙齢?のご婦人と共に京都のイベントの撮影に行きました。最初は舞妓さんが登場するという事で三条
一之船入町で開催された「高瀬川まつり」に行きましたが、あいにくの雨模様で舞妓さんの撮影時間もほんの少し
でした。しかしながら、近所の島津製作所の「創業記念資料館」と高瀬川開削者の角倉了似が建設した別荘跡現
在は「がんこ寿司二条苑」の庭園を無料で見学させていただきラッキーでした。そのあと、清明神社近くの大宮通
に移動し西陣伝統文化祭「千両が辻」を大降りの雨の中散策し、高価な帯や商家の坪庭などを見学させてもらい
西陣の伝統と文化を少しだけ垣間見ることが出来た次第です。
季節は巡り暑かった夏も何時しか彼岸花の咲くころに模様替えです タイトルの俳句はかなり昔中央公論の表紙の解説に書いていたものです
清明神社の宵宮祭の湯立神楽の行事 熱々の湯をかけられた人もいます
迎え提灯のお練り歩き 高瀬川に浮かぶ船 往時の川幅は8m位あったそうです
雨が降るのでこの衣装で登場の舞妓さん 島津製作所記念館の庭に咲く「ホトトギス」
同じく「龍のヒゲ」
先斗町の道筋に置いてある可愛いウサギの置物
記念館の前ではチャンバラや風船芸の大道芸を披露しています
記念館内のステンドグラス 高瀬川二条苑の建物の一部
鴨川から引き込んだ水が庭園を流れます 桂小五郎も通った料亭? 江戸時代から続く老舗の店先
高価な帯に引かれます ちなみに「千両が辻」の由来は、一日に千両ものお金が動いたことから来ています 坪庭の吊り灯籠に町屋の伝統を感じます
雨に光る坪庭の石 苔むして何とも言えない 風情 新しいデザインの帯び 伝統の中にも進取の精神を感じますね