明湧會ブログ

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宗教と科学 (明湧會の教習より)

2010年09月06日 18時00分00秒 | 教修より
 二十世紀に入り、物質文明は著しい進歩を遂げました。

それによって私たちの生活は一変しました。

科学によって、人類の諸問題が解決され、理想世界が実現できると考える・・・

これが唯物思想であります。

しかし、科学の進歩が私たちの便利さをもたらしてくれる反面、

社会に様々な矛盾を生み出しつつあることも事実であります。

 本来文化というものは、科学に、または宗教にかたよってもいけないものであります。

宗教と科学は人間で言うならば、両足にたとえることが出来ます。

両足がそろってはじめて正常に歩行できるように、

宗教と科学がともに人間の幸福に貢献してこそ、はじめて真の文化が築かれるのです。

 また、宗教と科学は人間の心と肉体に例えることが出来ます。

心が美しくとも、病弱では真の幸福は得られません。

肉体的に健康であっても、貧しい心では幸福な人生を歩むことはできません。

心身ともに健やかであって、はじめて幸福な人生を送ることが出来るわけであります。