この2つはよく似ていてどちらもキク科ユリオプス属で舌状花も筒状花も鮮やかな黄花。
草本に見えますが植付後、数年経つと茎の基部は木質化する常緑低木です。どちらも今咲いています。
「マーガレットコスモス」。原産地は南アフリカ。
鮮やかな黄色の花の形が「マーガレット」に似ているのでこの名が付きました。
主な園芸品種は’イエロー・エンジェル’ 花期は4月~12月。花径は径3~4cmほど
英名:アフリカンブッシュ・デイジー。樹高40~50cmほど。葉は周年緑色です。
同じ仲間の「ユリオプスデージー」は晩秋~春まで長期間、黄色の花を咲かせます。
原産地は南アフリカ。樹高は30~100cm。
花期は11~5月。花径:4~5cmほど。
マーガレットコスモスとの違いは、茎葉に細毛が生えていて、全体が灰白色(シルバーリーフ)に見えることです。
八重咲き種
因みに同じ仲間ではありませんが、キク科 ティモフィラ属の「 ダールベルグデージー」もまだ咲いていました。
別名:ティモフィラ(属名)、ディソイディア(旧属名)。
多年草(一年草扱い)で草丈20~30cm。花径1.5cm~2cmと小花です。
四季咲き性があり、春から初冬まで咲き続けます。花期:5~11月
原産地はアメリカ・テキサス州~メキシコ
葉は小さく光沢のある鮮やかな緑色で羽状に細かく切れ込み、密に茂ってもすき間があります。