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蛸の木

2020年11月26日 | 花さんぽ・花めぐり

唐突ですが、現金支払いの病院・クリニックはまだ多いようですね。

医療費は高額になる時があるのでキャッシュレスにしてほしいものです。

カード決済は設備やシステムの導入、更にクレジット会社に数%の手数料を払わなければなりません。

医療機関側からするとメリットが殆どないのでしょうね? 

カード払いができる病院に変更したくても病院の選択肢は殆どありません。

選択肢の多い、調剤薬局はほぼ全てカード払いができます。

人気の病院は、現金支払いでも患者が減ることはなく、寧ろ増えているようです。

昔はいつもニコニコ現金払い。今はいつもシブシブ現金払いです。

 

先日、つくば植物園で、束子(たわし)のような「ビヨウタコノキ↑↑雄花が咲いていました。

タコノキ(蛸の木)は、タコノキ科タコノキ(パンダヌス)属で旧世界の熱帯に約140種が分布。

名前の由来は支柱根が蛸の足に似ていることから名付けられました。

日本で見られる代表的な5種です。

➀先ずは「タコノキ(蛸の木)」別名:オガサワラタコノキ(小笠原蛸の木)、学名:パンダヌス・ポニネンシス

  

’050820 小笠原固有種で高さ6~10mになり、気根(支柱根)を出す。

’201113 らせん状に葉が並んでいることから別名:スクリューパインと呼ばれている。

’050918 果実は秋に赤黄色に熟し、食べられます。美味くはないようですが。

’201015 鉢植えの幼木。

葉は硬く、長さ120cmほどで、葉の縁や裏面主脈上に棘が多い。

小笠原では葉で屋根を葺いたり、敷物やバスケットなど日用品を作るのに繊維が使用されるそうです。 

 

②「ビヨウタコノキ(美容(美葉)蛸の木)」別名:アカタコノキ、学名:パンダヌス・ウティリス

’050910 マダガスカル原産。高さ20mにも達する常緑高木で雌雄異株。

ビヨウ(美容・美葉)はタコノキの中で一番美しい(特に葉が)ということからと付けられた。

’200904 アダンやタコノキと比べると枝の分枝は少なく、気根も少ない。

’201120 葉は長さ50~90cm、赤色の強棘がある。

雄株は11月頃、葉腋から穂状花序を伸ばし、白花を下垂して咲かせます。

’050910 雄株の果実:径20cmくらい。

雌株は果皮が尖ったパイナップルのような集合果を付けるそうです。

’050910 好んで食べるほど美味くはないそうです。甘い香りがします。

 

③「アダン(阿檀)」 学名:パンダヌス・テクトリウス

’081228 沖縄本島最北端にある辺戸岬にも自生していました。

’081228(拡大) 高さ3~6m、葉は長さ1~2mの線状披針形で、かたい革質

タコノキは直立して成長するが、アダンは横に展開し、斜めに傾くように成長。

’050605 果実は楕円形体で、直径20cmほど。

熟すと黄色の集合果でパイナップルに似ている。 

’200815 葉縁と主脈には白色の短棘がある。

葉は屋根のふき材料、床の敷物、バスケットなどの材料となる。

’201127 アダンの雄花

出典:マリンスポーツショップ「アイランドエキスパート」(沖縄久米島)のブログ

 

④「シマタコノキ(縞蛸の木)」別名:フイリタコノキ(斑入り蛸の木)、学名:パンダヌス・ヴィーチー

’201116 ポリネシア原産。高さ1mくらいまでの常緑小高木。海岸近くに生育します。

葉には白または黄白色の帯状の斑が入り、縁には棘がある。

葉が美しいため観葉植物として利用されます。

左に少し見える支根はビヨウタコノキです。

 

⑤「ヒマラヤタコノキ」学名:パンダヌス・フルカトゥス

葉は長さ3~5mもあります。

長球形の実:「トゲトゲがあって痛い」と書いてあります。