みにくいahiru がーがー独り言

みんな違ってみんないい。

命の輝き

2017-02-18 12:54:49 | 本・雑誌
ずっと読みたかった本を
久しぶりに読んだ。


「聖の青春」大崎善生さん

書いてる人も大好きだし。
ちょっと前に松けんさん
→マツケンサンバじゃない人ね、笑

が自ら太って、役に入り込んだ作品。
映画になった。


正直読むのが怖かった。
ノンフィクションだから。


最初から、
もう命の輝きが
すごい伝わる。

必死に自分の体力と向き合い、
大好きな将棋に打ち込む力


ネフローゼという腎臓の病気を
内に秘め


毎日命を削って
将棋に命を吹き込む


なんか、
ウダウダしている自分が
とてもちっぽけに見える。


一心不乱に打ち込む将棋を
生で感じたかったな。

大崎さんは直に関わっていた人なので、
より村山さんの凄みというか
人柄がヒシヒシと伝わってくる


こんなに一つの事に
命を入れ込んでするって、

本当に真似が出来ない事

常に死との隣り合わせで


誰よりも寂しいんだろうけど
誰よりも強く清々しい人


そして朗らかでみんなから愛された人


人生を駆け足で生きる人は
色んな事を濃縮して

濃い人生を歩み
皆にも存在感を残し

逝ってしまう


なんて儚いんだろうか


健康で何でも出来る自分が

虚しくなる。


今出来る事を
精一杯やらなきゃいけないな

と思わせる

本でした。


久しぶりの号泣本でした。

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