大きな飛行機のしたで

今でも思い出す

あの人との別れを予感した日


大きな大きな飛行機の姿が、私たちの
頭上を通った


秋晴れの清々しい日

お互いに何も話す事はなく

そんな空を見上げていた


あれは
今思うと


二人が違う道に
大きく羽ばたく

という
暗示だったに違いない



大きく羽ばたき

お互い素敵な人生を歩めたなら

それは
とても素晴らしい



大きな飛行機のしたで

あの人は
どう思っていたのか

今は知る事はない


秋晴れの清々しい

思い出だけが、
よみがえる。。




なんとなく書きたくなった
お話を書いてみました