執着するという状態をよく見ていくと、そこには必ず「現状の否定」があるような気がします。「これは嫌だ。もっと別のが良い」と、目の前のものを拒絶して違うものを求めてやまない状態が、執着と言われるものでしょう。 . . . 本文を読む
本当に強いということは、ただ様々なものをねじ伏せる力が強いということではありません。受け入れ難いものを直視する勇気と、そのことで生じたあらゆる苦しみを受け止める深い愛こそが、真に強いということではないでしょうか。 . . . 本文を読む
魂の旅路のどこかで、私は喜びの絶頂で絶望の恐怖を味わったことがあったようで、私の中には「喜びは暴力だ」という思いがしっかり入ってしまっています。だから深い喜びを感じるとき、いきなり絶望の淵に突き落とされた痛みの記憶がトリガーされ、恐れでガチッと固まってしまうのです。 . . . 本文を読む
自分がどれだけ痛みに触れることを恐れているのか、本当にそれを知っている人ほど、痛みの核心に触れることができますし、ワークも進んでいきます。「恐れること」を恐れる必要が無いことや、自分がちゃんとそれに対処できることを、身をもって知っているからです。 . . . 本文を読む
神は「悪の極み」と見えるものさえも、ご自身の計画の手段に使います。そうしたものに関わった人が、悲劇の中から「真の神の意図」を汲み取った時、その「悪の極み」と見えたものは、確かに「神の御手」だったことに気づきます。そして「悪」を演じた存在もまた、その瞬間同時に昇華されるのです。これが魂の錬金術です。 . . . 本文を読む
誰しも、憎み合う関係は望んでいないと思います。絶望的なまでに相手に求め、叶わないので失望し、心の痛みに耐えかねて相手を憎むようになるのでしょう。こんな関係を解いていくには、まず自分が自身の感情に責任を持つところから始めるのです。 . . . 本文を読む
今週の無料遠隔ヒーリングのテーマは「差し出された状況の中で、少しでもできることを探して応えていくよう最高最善に働きかける」です。参加される方は、「無料遠隔ヒーリングの受け方」ご覧になり、 ご理解のうえ5月17日(水)17:00までにメールまたはメールフォームにてお申し込み下さい。 . . . 本文を読む
流れてくる未来の源に何があるのか、それは静寂の中で体験したあの計り知れない何かと通じるものが感じられるのですが、過去から未来に時間が流れていくと捉えていると、どうしても不足だらけの自分の枠を越えるのは難しくなってしまいます。けれど逆の時間の流れを考えたとき、自分の制限を外していくのがとても楽になるんですね。 . . . 本文を読む
向き合う相手を深くよく見るというのは人間関係を構築する上での最も大切なベースとなる部分ですが、ここができていない状態で互いに自分の意見を通すことに躍起になっていると、永遠に平行線をたどることになります。 . . . 本文を読む
自分に向き合うほど、ただ表面的に生きているときには絶対に触れられないような、美しい真実と安らぎに触れていきます。けれどそこにたどり着く前に、絶対に認めたくなかった自身の醜さやズルさを嫌と言うほど見るでしょう。それでも、私は見たらいいと思うのです。あなたは、そのような醜さや狡さなどはるかに超えた存在なのですから、自分でその真実にしかと触れるまで、光と闇の両極を見続ければいいと。 . . . 本文を読む