息子の自転車事故で学ぶ

息子が自転車通学中に危険運転車に轢かれた。その後の保険会社や加害者の対応、決着など綴ります。時系列になってます。

(9)3人目の担当K氏の腕前

2019-06-17 13:28:15 | 自転車通学
前回の所長代理Kのメールから、約2週間後2018年7月✕日に次のメールが来ました。

いつもの通り、■や✕の伏せ字は必然ですので、ご容赦ねがいます。


文中の青字は、説明の為に今回書き加えたものです。

以下です。






******************

■■■■(←私の名前) さま

■■■■■■(←保険会社名)の■■(←3人目の担当K氏)と申します。

平成29年11月✕✕日に発生しました交通事故におかれましては心よりお見舞
い申し上げます。
今般の弊社検討にあたり、複数の社外弁護士の見解確認等のためお時間を頂戴いたしましたこと、ご容赦賜りますようお願い申し上げます。

取付した刑事記録(実況見分調書)を確認いたしました結果、新たな事実の
記載はございませんでした。


(私は素人ですが、通常の交通事故の実況見分調書は、事故から数か月後に警察の手を離れ検察庁に送付されるようです。この時点で事故から8か月ですが、(第3者的に見れば)現状は保険会社と交渉中です。ですので、担当K氏の云う『新たな事実の記載』など検察庁の記録に有る筈なく、意味が分かりません。まぁ、今まで保険会社が放置した言い逃れの意味での『新たな事実の記載』でしょう。しかし、これが保険会社の初めての記録取り寄せだったことを皮肉にも証明しました。)


公平・公正な観点から、現状の資料をもとに複数の社外弁護士に過失割合の
見解を確認させていただきました。そうしましたところ、弊社の提示は妥当との見解もあれば、■■(←私の名前)さま側の過失が少ないとの見解もあり、見解が分かれている状況です。


(私は別件で経験済みですが、弁護士の見解における細部は十人十色、一致しなくて普通です。)


これらを踏まえ、今後につきましては、以前■■(←私の名前)さまがご相談された担当弁護士が仰った調停等の法的手段により解決していくという選択肢もございますが、弊社といたしましては■■■(←息子の名前)さまの事故に関する補償につきまして、お話し合いにより、解決に向けたご相談をさせていただきたく、是非とも面談によるお時間を頂戴できれば幸甚でございます。


ご多用のところ、大変恐縮ではございますが、何卒ご検討下さいますようお願い申し上げます。


(調停や裁判より話し合いで、というこれは、K氏の本音でしょうね。何故ならその方が保険会社に利がある、つまりいろいろ安く上がるからです。)


■■■■■■保険株式会社
■■サポート部
■■■■■■保険金お支払センター
担当:■■■■(←K氏)
電話:0✕✕-✕✕✕-✕✕✕✕


*****************


翌日、私は以下のように返信しておきました。




*******************


■■(←K氏)

メール受信いたしました。
知人などの意見も確認したいと考えますので、お返事は今暫しの猶予を戴けますでしょうか。

■■■■(←私の名前)

****************



「知人などの意見も確認したい・・・」は時間稼ぎです。


私にK氏と面談の意志は毛頭ありません。


それどころか、私の次のメールはもう用意できていましたし、その返事に対する更なる返信も頭の中ではできていました。


この頃の私の未決事項、思案中だったのは”落としどころ”をどうするか、どう決着させるかでした。








(8) 3人目の担当K氏 『所長代理』登場

2019-06-14 16:11:20 | 自転車通学

"爆弾?"


支社を通り越し、本社の取締役に直訴した事は、私の目論み通りの結果を生みました。

何があったか詳細は不明ですが、■■支社の二人目の担当H氏は、退場となりました。

代わって登場したのは、3人目の担当K氏です。


”所長代理”の肩書を引っ提げての登場です。

その所長代理K氏が、私に最初に送ってきたメールが以下です。

いつもの通り、■や✕の伏せ字は必然ですので、ご容赦ねがいます。
文中の青字は、説明の為に今回書き加えたものです。




*******************

■■■■(←私の名前) さま

■■■■■■保険株式会社 ■■自動車■■■■保険金お支払センター
所長代理の■■(←K氏)と申します。(先ほど電話させていただいた者です)

平成29年11月✕✕日に発生しました交通事故に関しまして、多大なるご心痛・ご迷惑をおか
けしております点についてまずお詫び申し上げます。
私は先日来ご対応させていただいておりました■■(←二人目のH氏)の上席となります。
平成30年6月✕✕日に■■(←私)さまより弊社■■(←本社の取締役)宛に文書をいただきました。
こちらにつき連絡させていただきます。
大変お手間をおかけし重ねて申し訳ございませんでした。
弊社の本社には直接お客さまへご対応させていただく部署がございません。従いまして事故
対応をさせていただく現地のセンターからのご連絡になりますこと悪しからずご承知おき下
さいませ。

さて、今般ご提出いただきました前述の文書につき、次の通り回答申し上げます。

1.刑事記録につきまして
大変お待たせしておりまして申し訳ございませんでした。
刑事記録につきましては、私どもは事故直接の当事者ではないため、顧問弁護士を通じ、弁
護士法23条による照会を使用して謄写申請をいたしました。従いましてご指摘のように数日
で、取付が可能ではないものでございました。この点、明確な期日を事前にお示しできずお
待たせいたしましたことお詫び申しあげます。
かかる記録につきましては、5月✕✕日に■■■警察署へ照会し、最終的に6月✕✕日付で■■
地方検察庁より謄写可との回答をいただき、6月✕✕19日に謄写完了。6月✕✕日に弊社に到着し
ております。従いまして、これより内容の検討に移らせていただきます。

内容の検討には2週間程度を要します。検討経過ついては7月✕日までに再度ご連絡いたしま
す。

2.今後につきまして
前述の検討結果については、■■(←私)さまよりお時間を頂戴できるようでしたら、文書にしてお持
ちし■■(←私)さまにお会いしてご説明申し上げたいと考えております。■■(←私)さまご家族の思いについても伺わせていただきたいと考えております。
大変お手間をおかけいたしますが、ご検討下さいますと幸甚でございます。

末筆ではございますが、■■■(←被害者である息子)さまのご体調のご回復を心よりお祈り申し上げます。

以上、長文となり恐縮でございますがよろしくお願い申し上げます。

************************************************
■■■■■■保険株式会社
■■サポート部
■■■■■■保険金お支払センター
担当:■■■■(←K氏)
電話:0✕✕-✕✕✕-✕✕✕✕




*****************


前の担当二人よりは、まともな文章ですし誠意も感じられます。

前の担当二人は、(会社の『教育』の成果か)まともな自己紹介さえできませんでした。

しかし、事件が起きたのは平成29年11月です。

私ども被害者は直後から、加害者を疑い保険会社の対応を問題視して訴えていました。

それなのに、半年もたってから『■■■警察署へ照会し、最終的に6月✕✕日付で■■
地方検察庁より謄写可との回答をいただき・・・云々』です。

という事はです。

保険会社の担当にコンプレインし、本社のお客様相談室に電話しても差し戻されるだけ、本社取締役に直訴しなければ、まともに相手にはしてくれないという事なのでしょうか。

(その後いろいろ調べて、保険会社のそういう非情な対応は、よくある事だと知りましたが)


私は翌日返信しました。



*******************




■■■■(←K氏)

以下のメール、昨日正しく受信いたしました。
ありがとうございます。

■■■■(←私)

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返事はサラッと流しました。

相手はネゴシエィターとしては、今までの二人より良いスキルを持っています。

名乗る肩書からして、示談交渉のプロかも知れません。

フェイスtoフェイスで、言葉でやり取りすれば、おそらく私に勝ち目は無いでしょうし、感情的になって墓穴を掘ってしまうかも知れません。

相手のフィールドで戦う気はありませんから、K氏と面談しての交渉はする気はありません。


それに何より、まだコチラの手の内を見せるわけにはいきません。






(7)本社取締役への直訴状

2019-06-12 13:46:34 | 自転車通学

(今回からは調停が始まる以前に、少し時間を巻き戻します。)


息子が車にハネ飛ばされてから半年も過ぎて、保険会社の担当が2人目に変わっても、加害者と保険会社は非を認めず、ノラリクラリとした対応でした。

このまま逃げおおせる、或いは私が諦めるとでも考えていたのでしょうか。

私は次の手を敢行しました。

保険会社の本社取締役のひとりの方に、厚さ3センチの書面を書留で送らせていただきました。

その冒頭の部分を、以下にコピーいたします。

いつもの通り、■や✕の伏せ字は必然ですので、ご容赦ねがいます。
文中の青字は、説明の為に今回書き加えたものです。




***********************************

総務部 ■■■■■本部長(←保険会社本社の本部長)
 ■■ ■■様


拝啓 時下ますます・・・、と書き始めなければいけないところですが、 “前略”で始めたい思いで、このお便りを書きだしました。
突然のご連絡の儀、お許しください。


概略をお話しさせていただきます。
平成29年11月✕✕日、私ども夫婦の長男である■■■■■(←長男の氏名)( 当時中学1年生12歳)は、朝の自転車通学途中、通学路にて車に衝突され怪我をしました。
その加害者の任意保険は貴社:■■■■■■保険株式会社の契約であります。
貴社:■■■■■■部の対応に憤りと不信感を禁じえませんでしたが、私共は親として、まず長男の治療と回復に心血を注ぎました。


平成30年4月には、長男の状態も落ち着いてきましたので、貴社"お客様デスク"に(電話)相談させて(←支社の対応ではらちが開かないので)いただきました。[インシデント: NO.■■■■-■■■■]
お客様デスクからの返信として、差し戻しのような形で、■■■■■■部(←それまでと同じ支社)を指定された為、■■■■■■部あてにメールで、私の言い分を上申書という形で、資料のデータと共に同センターのH氏に今年(平成30年)5月✕✕日に送信いたしました。
(ご参考に、それらのファイルはこの手紙にも同封させていただきました)


同✕✕日、貴社:H氏より『当社としまして、警察見解確認のため刑事記録の取り付けを弁護士に依頼・・・云々』の返信が来ました。(結局、お客様デスクに相談しても、今までの支社の同じ担当でした)


その後一か月以上、H氏からメールも電話も何ら頂戴しておりません。
刑事記録は申請して当日、掛かっても数日で入手できるようですし、一か月は長すぎるように思われます。(私が検察庁に行き、刑事記録のコピーを申請したときは、当日30分後に貰えました)
平成29年11月✕✕日朝の事故以来、息子は『(自転車に)乗ればまた車に轢かれる』という恐怖に憑りつかれ、不登校寸前まで追い込まれ、どうにか自転車通学を再開するまで4か月以上を要しました。
私共家族全員の心身も疲弊しました。
貴社の事故以来の対応は、信用できず極めて遺憾に存じます。




何ら面識もない■■様(←本社の本部長)に、突然このような無礼極まりないお手紙を差し上げますのは、誠に申し訳ないのであります。
しかしながら、できましたら私共家族の味わった辛さにご理解を戴き、■■様(←本社の本部長)のお力をもって、この問題の早期解決にご助力いただきますれば、これ以上の幸せはございません。
以上事情ご賢察のうえ、何卒ご対応をいただきたく、伏してお願い申し上げます。


末筆になりましたが、時節柄ご自愛下さいませ。


敬 具


            〒✕✕✕-✕✕✕✕ ■■市■■■区■■町 ✕✕✕✕-✕✕
                      ■■ ■■
                (↑私の住所氏名) 

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上の文章以外に、”上申書”という名目の実際は『訴状』A4で約30枚、その根拠となる証拠の調査データや画像、資料を保険会社の本社:本部長に送りました。


私にも、サラリーマンの経験が20数年あります。


担当部署の上司を遥かに通り越した、本社の取締役に直訴という暴挙は、出来ればしたくはありませんでした。


ですが、これはウチの家族の問題だけではありません。


今の少子化日本を考えれば、公立学校の統廃合化が今後も進み、遠くの中学に自転車通学をせざるを得ない中学生が、ますます増えてくるでしょう。


世界のどんな国であろうと、その国の将来を担う子供たちは”国の宝”とされる時代です。


私の知る範囲の国々では、子供たちはとても大事にされています。


その子供たちの安全と将来が、日本ではちょっと・・・・。


(次回に続きます)








地裁への上申書(その一部を) (6)二人目の担当H氏

2019-06-10 15:53:35 | 自転車通学

初めの担当M氏から変わった、二人目の担当H氏。


電話の声やメールの文章からして、年齢は若いと思いました。


■■■■■■(株)という、旧財閥系の大手保険会社の正社員というバックグラウンドから、有名大学出身(ひょっとすると新人?)と想像しました。


しかし、社会人としての勉強はまだまだという印象です。


支店長が、担当をオヤジ世代のM氏から、勉強させる意味も含め、若手のH氏に変えた・・・これも私の勝手な想像です。


それにしても、単純な私の疑問ですが、『担当者』を替えれば、今までの事がリセットされるとでも思っているのでしょうか・・・保険会社は。


だとしたら、甘すぎるし、危機管理意識の低さを感じます。


以下は前回の続きとして、私が地裁の調停に提出した【上申書】の一部の写し(原文のまま)です。
いつもの通り、■や✕は必然ですのでご容赦ください。文中の青字は今回加筆したものです。




交替した保険会社担当のH氏

H氏は、担当者交代を希望した私どもへの警戒心からか、前任者の方針をそのまま引き継いだ。
私共は、事故に対する保険会社の見解をレターで欲しいとお願いし、送付してもらった。(これは前回のブログで書きました)
O氏(=調査会社の担当者)の報告内容から、保険会社がいいとこ取りしたのかも知れないが、(私の問題としている)事故現場の特殊な道路状況や事故発生時間の混雑具合、被害者が転倒した原因などには触れていない。
M氏(=最初の担当)と後任のH氏にも、事故現場の実情(=危険性)を通学時間帯に見てみて欲しいとお願いした。 そうすれば、あんな場所で通学自転車の車列を追い越すことが、どれだけ無謀な行為か即座に判るであろうから。 しかし、大手の保険会社という地位に胡坐をかいているのか、動かなかった。
(2人目の担当のH氏は)4か月間で3度ほど電話してきたが、『どうなりました?』とおざなりのセリフを云うだけで、当方は子供の病状が心配でそれどころではなく「もう少し待って欲しい」と返事すると、不快感をモロに表わした口調に変わった。
総じて、誠意ある対応とは言い難い。
こうして今まで、何人の弱者が泣き寝入りしたかと思うと、今回行動を起こさずにはいられない。



色々ネットで検索してみますと、常識では考えられないような保険会社の対応は、世間には普通にある事のようです。

保険会社やその弁護士への悪い評判、口コミが幾らでも出てきます。

加害者も自分に不利となる事は言わないし、ウソをつく。

ネットの記事は、鵜呑みにできるものは少ないとしても、納得できる内容も多いです。

そして、事故形態や立場は異なりますが、泣き寝入りや、感情的に『保険を解約した』などという面倒くさがりな解決?も目立ちます。

極論すれば、保険会社は、『被害者も加害者も喰い物にする』ことがあるようです。



もし、出しゃばって私がアドバイスするとしたら・・・・

・加害者や保険会社との電話や話し合いは、必ず録音する、必要なら録画も
(証拠集めです、モノを言うのは証拠ですから)
・絶対に感情的にならない
・大事なことは日を置いて、じっくり考えたり、誰かに相談してから後日返事する
・交渉は焦らず、諦めず、ネバる(私は5年でも10年でも、保険会社とヤル気でいました)






地裁への上申書(その一部を) (5)調査会社のO氏の調査は・・・

2019-06-07 21:06:33 | 自転車通学

(前回の続きとなります)
被害者(=息子)は12歳、当然、聞き取りには保護者の同席が求められます。

調査員O氏は、息子が事故当時着用していた通学用ヘルメット(のダメージ)を見たい、と言い出しました。

息子の頭は、車のバンパー(プラスティック)に当たったので、ヘルメットのキズは大した事は無いと伝えてあったのに。

私は仕方なく、その為に席を離れ、ヘルメットを取りに車で自宅に行きました。

息子と母親が残りました。

1時間ほどのち、私は席に戻りました。

すると、既に聞き取り原稿が出来上がっていて、O氏は、私に署名押捺するよう促すのです。

(ヘルメットを取りに行かせたのは、何かとジャマな私を席から排除する目的だったのかと、そこで気が付きました。)

O氏はヘルメットをチラッと見ただけで、画像さえ撮りませんでした。
(息子の壊れた自転車のほうは。この後、O氏は私が預けたショップまで見に行ったのに)

やられた!と思いましたが、おいそれとサインなどできません。

この日、朝8時から(事故現場のち喫茶店)付き合っています。

もう4時間、正午を過ぎていました。

息子は、午後から授業に出したいし、私共ども両親も午後からは仕事に行きたいのです。

私は急いで、O氏の手書き原稿(A4で6ページ)に目を通しました。

そして、明らかにおかしいと思われる記述を指摘し、2本線で消してもらいました。

しかし、その手書き原稿には、私共被害者用のコピー(複写)はありませんでした。

ここまで狡猾な(加害者の保険会社にとっては”忠実”な)相手であるなら、今後も何をするか分かりません。

私は署名したのち、プロテクションの為、原稿を画像に撮り保存しました。


しばらくしてから、保険会社から調査会社の調査結果として、メールがありました。

その保険会社からのメールは簡単なもので、・・・・事故の原因は、自転車が勝手に転んだのであって、車は避け切れなかった。車には落ち度はない・・・・というものでした。

したがって、自転車(=被害者=息子)に非があり、保険会社は何ら補償の義務はない、という信じられないモノでした。

どこでどう変わったかは定かではありませんが、私が保存している調査会社O氏の聞き取り原稿の内から、ムリヤリ(保険会社にとっての)『イイとこ取り』したような内容です。

私からすれば、調査会社の調査など最初からデキレースです。

思いますに、調査会社が保険会社から受け取る『調査』費用の代償とは、『この先何があっても、責任はお前ら(調査会社)が取れよ!』という(保険会社の下請けに対する)責任逃れのための『保険金』、なのではないでしょうか。

調査員O氏は、『下請け』として、保険会社の意向に逆らう調査結果を出すことなど、できないのではないでしょうか。


私はこのムチャクチャな見解に対し、「それでは、それを文書にして、貴社のレターヘッド用紙を使って押捺して、郵送してください」、と保険会社の担当に返信しました。

今後の為の”証拠”として、聞き取り原稿の画像と保険会社からの文書の内容の食い違いは、有効と考えたからです。

そして、保険会社の2番目の『担当H』(おそらくまだ若い)は、私の要求を受け入れて書面を郵送してきました。

このレターは、私にとってはタナボタでした。

一流保険会社の社員の中には、こんなにも危機管理意識の薄い、いわば無能な人材もいるのかと内心ビックリしました。

この後、この事(=押捺した文書の送付)は、このケースにおける保険会社の幾つかの失策のひとつとなりました。