息子の自転車事故で学ぶ

息子が自転車通学中に危険運転車に轢かれた。その後の保険会社や加害者の対応、決着など綴ります。時系列になってます。

母子自転車の事故

2022-04-15 08:49:07 | 交通事故
またもや、気分が滅入る事故が起きました。


『事故』というより、『殺人』ではないでしょうか。

亡くなったのは3歳男児。

なんと短い人生だったのか。


https://www.sankei.com/article/20220411-2UFCQIBQWRN7JDIK26LZQTMOIM/


(以下は記事のコピーです)

母子3人乗りの自転車が転倒、3歳児が死亡 東大阪

11日午前8時55分ごろ、大阪府東大阪市善根寺町(ぜんこんじちょう)の国道170号で、母子3人が乗った自転車が転倒。幼児用座席に乗っていた男児(3)が路上に転がり、後方から来たトラックにはねられ死亡した。 大阪府警枚岡署は自動車運転処罰法違反(過失致傷)容疑で、トラックを運転していた建設作業員の男(22)を現行犯逮捕。容疑を過失致死に切り替えて調べる。「男児をひいてしまったことに間違いない」と容疑を認めている。 同署によると、自転車は男児の母親(37)が運転しており、後方の座席に乗っていた兄(5)も転倒のはずみで左ひざに軽傷を負った。 現場は片側1車線の直線道路。幅約5メートルと狭く、ガードレールなどは整備されていなかったという。





日本の道路は狭く、交通量は多い。

寒風の日は身体を縮めて、雨の日は母子ともカッパを着て、セッセと自転車を漕ぐ。

(この国は、何でこんな事させるんだ・・・)


『大人しくて親切』と云われる日本人です。

が、ハンドルを握ると、狭い道でもスピードを出し、歩行者や自転車の横をスレスレで追い越していく。

他国では、郊外の広い道路やハイウェイでは飛ばしますが、町内や市街地の狭い道ではゆっくり運転します。

”先進国”とは、”民度が高い国”とは、弱者が優先される国だと私は思います。

つまりドライバーは、歩行者や自転車を『弱者』と認識しているからです。



上の事故でも、無論、轢いたトラックの運転手に非はあります。

子供を座席に固定しなかった母親も、不注意でした。

しかし、本来2輪車は転ぶ乗り物です。


思うに、一番悪いのは、”幼稚園や保育園に、幼児を親が自転車で送迎させる社会”です。

同様の『事故』が多発しているのに、放置する政治です。

警察も、自転車の2人乗りは違法として取り締まっても、幼児に限って2人乗り&3人乗りまで許可している。

国家主導の母子イジメです。

記事によれば、『幅5メートルで、歩道もガードレールもない』道を『国道』としている国です。



亡くなった命は戻らないし、母親の受けた心の傷は生涯、母親を苦しめるでしょう。


例えば、北欧諸国の人々が、先進国のはずの日本でこんな事が起きていると知れば、彼らは、『野蛮な国』の『幼児虐待』と驚くでしょう。



あたり前のことをわざわざ書くのも変ですが、子供たちは”国の宝”です。


園児の自転車送迎・・・・何とかできないものでしょうか。