息子の自転車事故で学ぶ

息子が自転車通学中に危険運転車に轢かれた。その後の保険会社や加害者の対応、決着など綴ります。時系列になってます。

交渉(19) 弁護士と調停に反論

2019-03-26 17:10:03 | 自転車通学

前回の交渉(18)の続きです。

裁判所の呼出状には、約40日後の日付が”調停日”として指定されていました。

従って、私の調停委員への準備書面(=法律事務所の申立書への反論)の期限は、3週間先と目途を立てました。

予想通りの展開で、私は既に書類は整えてありますから十分な日数です。

ただ送付は、調停日の10日前まで待ちました。



そして満を持して、裁判所に書留郵便にて送付した書類は、以下にリストを記します。





1.上申書

私が記したA4サイズで26ページ。
事件発生からその後の経緯と、私が集めた証拠に基づく事件の分析です。

これは、保険会社の担当と保険会社本社の重役に、既に送付しています。
従って弁護士事務所も承知な内容ですが、もし調停に提出すれば、加害者と保険会社が不利になります。
ですから、法律事務所と弁護士方は裁判所には出しませんから、こちらから送りました。


2.上申書の追加

こっちは今回、相手方弁護士が調停に出した申立書(13ページ)に対する反論です。
A4サイズで7ページです。
相手方の申立書があまりに子供騙し、幼稚で根拠に乏しい内容でしたので、書きあげるのに手間は掛かりませんでした。
相手の幾つかの申し立てを、私の調査証拠をもとに全て否定しました。
県警のウェッブサイトの統計データも、かなり役に立ちました。


3.そのほかに、参考資料として以下を同封しました。



①.周辺地図 
自宅、学校、通学路、事故現場を含む地図を、図書館で借りた地図帳をコピーして継ぎ合わせて自作した、A3サイズです。                 


②.事故地点略図
事故後に巻き尺を持って現場に通い、自分で測量して作成した図面です。
加害者の追い越しが如何に無謀であったか、一目瞭然です。                


③.保険会社のH氏からのレター
保険会社が、事故を調べもせず、(加害者と共謀したのか?)出鱈目な過失割合を決めた証拠です。
            

④.調査会社:(株)✕✕✕:O氏自筆の聞き取り原稿の画像
調査で面談したとき写真を撮りました。
事故による怪我と記憶喪失で苦しむ被害者(息子:12歳)を質問攻めにして、作為ある誘導質問で、でっち上げた調書です。            


⑤.他日の事故現場画像(抜粋)
事故現場の自転車通学風景を撮影して、添付しました。
写真は、文章より説得力があります。
事故現場の危険性、車に怯えながら子供たちが自転車通学する様子が、一目瞭然です。             


⑥.交通事故証明書
相手方も証拠として提出していますが、縮小されていた(悪意?故意?)ようで、車が後ろから衝突して息子が転倒し、バンパーで撥ねられたという事実の記載が、読み取れないモノでした。
ですので実物大を送付し、上記の上申書の反論の中で、事故の経緯を明記しました。               


⑦.診断書(✕✕✕✕✕総合病院)
救急搬送された病院の診断書です。         


⑧.診断書(✕✕小児科・眼科・心療内科)
事故後が原因で、PTSDを発症したとハッキリと書いてあります。    


⑨.✕✕✕中学校ー平成30年度 自転車通学者会資料
当該通学路の自転車通学が、如何に厳しいルールを自転車と生徒に課し、管理されているかという証左です。
       


⑩.某政党のポスティングチラシ
当該道路の危険性が、17年前から市議会で問題視され、このたび拡張工事が行われることが決定したという、某政党の宣伝チラシです。
実際は、この政党のみならず、当該道路の危険性は、党派を超えて長年憂慮されていました。
文中に『あまりに危険な道路』という記述もあります。          





以上を裁判所の書記官宛に、呼出状の返信として書留で送りました。

封筒の厚さは3センチになりました。


多分ですが、ここまで徹底した書面を提出した被害者(の親)は中々いないんじゃないかと思います。

少なくとも自分の立場や資格、そして『商売』としての収支に捉われる弁護士には、出来ないことです。

私は人の子の親です。

子供の為なら、このくらいは朝飯前です。








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