息子の自転車事故で学ぶ

息子が自転車通学中に危険運転車に轢かれた。その後の保険会社や加害者の対応、決着など綴ります。時系列になってます。

事故現場

2019-01-10 08:41:18 | 交通事故
息子が、自転車通学中に車にぶつけられたこの”通学路”は、地元では「危険な道」として有名です。

初めて通る人でさえ、車でも自転車、歩きでも、そのアブナサは一目瞭然。

市議会では、17年前から会派を問わずこの道路の改修が、毎年議題に上がっていました。

曰く『あまりに危険な道路』ですが、周辺の小学校・中学校・公立高校の『通学路』であり、近くの私鉄駅の通勤路でもあります。




事故現場は、片側一車線のアスファルト舗装道路。
センターラインは黄色の実線、車道外側線は白の実線。
車道外側線の東側は、幅35センチほどのU字溝が通りコンクリート製の蓋があり、U字溝からすぐ広大な私有地となり、塀はあるが歩道は無い。
緩やかな上り坂である為、自動車の運転に際し、右足は常にアクセルペダルに乗せた状態となり、その分ブレーキを踏むタイミングは遅れがちとなる。

車道外側線のすぐ外側には、当該道路に西側から合流する多数の道路のために、鋼柱のカーブミラーが何本も立っている。
                 
事故地点とその北側の2本、計3本のカーブミラーのみ、鋼製の支柱が車道を避けるような湾曲タイプを採用しており、当該地点の道路の狭さを物語っている。
ちなみに事故の間接的原因となった現場のカーブミラーの柱の根本は、車道外側線から11センチしか離れていない。

車道外側線の西側は、ガードレール、歩道、U字溝、住宅地となる。
(この西側の歩道は、北に向かう歩行者と自転車が利用するので、南に向かう通学自転車は東側の車道を通っている。)
当該道路の東側には合流道路はない為、西側にはカーブミラーは無い。