9.25.2018(Ⅿ) 曇りのち雨
昨日、ようやくピアノの発表会が終わった。やれやれである。たかだか3分の曲にさんざん悩ま
され続けて来たが、あっという間に演奏は終わってしまった。案の定、緊張感で通常の精神状態
ではなかった。滑り出しから焦ってしまって、ペースも早くミスタッチもある調子でとても満足
いく出来ではなかった。そのため、終わってなにか弾き足りない自分のもどかしさを感じてた。
ああ、もう一度演奏の場が与えられたならこんどこそもっといい演奏ができるのに…
そういえば前の演奏の部で、会場から出て来た上手な高校生の女の子が突然壁に顔をうつぶせに
したまま無言で慟哭していたな。そのときは一体どうしたんだろうと思ったが、そうか、あんなに
うまい子でも自分が思い描いたような演奏が出来なくて悔し涙を流すんだ。もう一度演奏の場が
与えられればという下手は下手なりのオレの悔しい感情は人間としてまともなほうなんだ、と妙
に感心してしまった。悔しいなあ!来年こそは…
努力に勝る天才なし。さあ、また明日から練習だあ!