2020年1月27日(月) 曇り
今朝は冷える。寒の入りから大寒を過ぎ、はや月末、立春までもうすぐた。
寒い寒いといっても今年の冬は生半可である。積雪もなければ本当の厳しさも
ない。暖冬のせいで済ませるほどことは簡単ではない気がする。自然の体系が
ちょっとずつ狂ってきている感じだ。主たる原因は人間自身の問題に違いは
はない。天網恢恢疎にして漏らさずだ。結局、自業自得の因縁を知らされる
のは人間自らだろう。
正月来、朝からから机の前に座りっ放しである。これほど真正面に学問と向き
あうのはいつのとき以来だろう。歴史、宗教、文学、哲学は言うに及ばず、
科学、生物、地球物理に到るまで乱読している。そして、読み込むたびに、
私はなんと自分が無知ないきものなんだろうと知らされる。ああ!いままで
自分は一体なにをやって来たのだろうか。まったく忸怩たるものがある。
恥ずかしいことこの上ない。
しかし、この無知こそ私のエネルギーの源だ。この無知の炎こそ私の命の糧。
さあ、きょうもやる、無知の続くは!