祈りへの巡礼

敬虔な祈りへの旅へ。

至福の時

2020年10月26日 | 日記

2020年10月26日(月) 晴れ

神無月も26日、来月の霜月をへて師走へ、一年は本当にあっという間だ。

元旦に『獄中千日の勉学』を掲げて、読書三昧の毎日だが、いったい何を

学んだのやら。正法眼蔵全巻、法華経全巻、浄土三部経、旧約聖書…

ただ、歳月だけが駆け足で通り過ぎたよう感じがしてならない。

 

それでもいい、きっとなにかがいつか視えてくる日があるはずだ。

その突然の至福の日のために、禊ぎたまえ祓いたまえ!!!

 

 


真の歴史

2020年10月03日 | 日記

2020年10月3日(土) 晴れ

葦原の中つ国を統治するために、天照大神の孫、つまり天忍穂耳尊の子・

瓊瓊杵尊が高天原から日向の高千穂の峰に天下った、とあるのは記紀の

世界のことである。それが制作に携わった天武天皇側の意図的歴史創生

史なのか、古代の壮大な夢幻の絵巻物なのか私には分からないが、とも

かく面白い。いろんな創造力を描きたててくれる。

私が、一番興味を惹かれるのはそこに登場してくる英雄たちではなく

バイプレーヤーの異形の人々である。たとえば瓊瓊杵尊を先導した

異様な面立ちの猿田彦神とか、神日本磐余彦(後の神武天皇)を助ける

べく暗躍した国栖の土蜘蛛たちである。

 

じつは彼らこそが真の俳優(ワザオギ)で、彼らが真の民衆文化芸能を

産み出すのだ。それを先導したのは役行者を代表とする修験道者たち

である。これこそ隠された日本の正史の厳然たる真実だ。