至誠と実行

新しい時代は、皆が為に生き合う時代でありたい。生かされている自分であることに感謝して未来に徳を残したい!

三つの恩

2016年12月03日 12時17分39秒 | 日記
12月3日(土)


『二宮尊徳一日一言』より


「あめつちときみと父母との三つの恩

     忘るる時ぞ 身はせまりけり」(二宮翁道歌)


【略解】
 天地大自然の恵みと、君をいただく大恩と、父母祖先の

 御恩を忘れるようでは、次第に一身は窮乏困苦の境遇に

 さし迫ってくるものです。報恩の道を考え直さねばなりません。




三つの恩とは

1.天地宇宙の根元神

2.君主
  (今の時代であれば、国に守られているわが身であることの恩でしょうか)
    もっと身近にすれば、会社の社長、上司、先輩など・・
  
  でも現実は、このような関係が切れていたり、損得の利害関係であったり『忠』や『義』
  では無くなってきていますね。

3.父母先祖
  寂しいかな、今の世の中では、親が子を殺め、子が親を殺める。そんなニュースが
  巷をにぎわすことが、毎日のようになってきました。
  

尊徳翁が語られたように、恩を恩として感じなければ、感謝の心も湧かない。

感謝の心が沸かない私の心は、何を思う?

感謝の心が沸かない私の心は、問題があればそれは人のせい、周りのせいと

不平や不満の思いが心を占領することでしょう。

不平不満の心は、やがておのれの身を窮乏困苦の境遇へと向かわせてしまうのではないでしょうか?!



まず、
天地自然すべてに感謝しよう!

仕事ができる。それだけで感謝しよう!

親が生み育ててくれたがゆえに今がある。感謝しよう!


そうしたら、心の中に「やさしさ」「幸福」「愛」の種が芽を出すよ!