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軽費老人ホーム椎ノ木荘's blog

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芸術の秋で~す

2012-11-08 | 日記
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落ち葉を踏む音を聞きながら、美術館に向かうのはなかなかいいものです
・10月に終わりましたが、北九州美術館の「いわさきちひろ展」は衝撃でした
絵本の挿絵という認識でしたが、子供たちの描写が素晴らしく
岩崎さんの子供達への尽きぬ愛情に溢れています
また、デッサンもさることながら透明水彩の使い方が絶妙で美しい
可愛らしさと、動の描写と、美しい色彩に魅了された展示でした
・今、フェルメール・・・ベルリン国立美術館展が九州国立博物館で開催されています
印象的だったのは、展示の作品はどれも一級品ですが、フェルメールの作品が一つしかありません
フェルメールの場合、作品が極めて少ないわけですからしかたありませんが、
しかしその中で、レンブラント派の画家が描く「黄金の兜の男」の兜の光沢に驚嘆、どうして描くのかとくぎ付けです
よくも絵具でこれだけの表現ができるものだとただ々感心しました
また、ここの博物館で特筆されるものは、敷地にトンネルがあることです
もちろん近代的な綺麗な建築ですが、そこを抜けるといきなり大宰府天満宮に出てきます
その趣向が大変気に入りました
時をくぐり抜けるようです
ここで、門前町のお店を覘きながらの食事や買い物を楽しむのも一興です
・最近、ロバート・ハインデルの画集を衝動買いしていまいました
バレリーナの動的な動きの中に、心的内面を見事に描き出している
その描写には、感嘆とともに、つい引きずり込まれてしまう
人は、ここまで描けるのかと
一人に与えられた才能に嫉妬さえも感じます
ついつい、話し込んでしまいました
なぜ、秋が芸術なのか分かりませんが、はらはらと木の葉が散る美術館はとても趣があります
皆さんもいかがですか、美術館に出かけては !


北九州の最高峰・福智山です

2012-11-03 | 日記
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福智山は、標高901メートルの北九州(直方市)一の秀峰です
ここもすっかりススキが覆い、筑豊にも本格的な秋が訪れています
鱒淵タ゜ムの最も奥まったところ、頂吉から山頂を目指して登りました
頂上では沢山の登山者が秋の風情を楽しんでいました
下山途中、アケピより丸く艶やかな表面をしています
おそらく「ウペ」でしょう
赤紫に色づいて綺麗ですので、絵のモチーフとして持ち帰りました





九重遠望(久重自然観)より

2012-10-31 | 日記
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榎木孝明美術館

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九重自然観からの九重遠望です
いかがでしょうか
この静寂
吸い込まれるように
無の境地に入ります
すでにここでは、冬の到来を告げようとしています
九重は四季折々その美しい変貌の姿を見せてくれます
私の心の癒しの場 心のカタルシス
しんみりとした秋の感傷が
また景色に似合います




秋たけなわ 九重山から

2012-10-20 | 日記
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山から降りると、おいしいコーヒーとスィートをいただきます
以前は、小国のルイさんと、地蔵原のボスコで甘いものをとって疲れを癒していましたが、
両方とも店を閉じてしまいました
今はもっぱら、黒川のシェルさんでいただいています


先週、九重が色付きだしたと新聞に出てました
おそらく今週が最後のチャンスと踏んで、前日からテント泊り
翌朝、真っ青に透き通る空の元、多くの登山者に交じって大山に向かいました
中腹あたりから鮮やかに色を散らしています
頂上、それはいつも見慣れた風景ですが、今日は違っていました
この世のものと思えぬような美しさ
全てが真っ赤に染まっています
坊がつるに戻るとススキの穂が秋のそよ風に気持ちよさそうに揺らいでいます
紅葉はまだ沢までには及んでいません
これからだんだん秋の深まりとともに紅葉は降りてきて、街路樹を染めていくのでしょう
長者原、牧ノ戸の駐車場はどこも満車で、道路脇にはおびただしく車が連なっていました
今日は九重を愛する人々に、うっとりと酔いしれる程にその美しい姿を見せてくれました















秋です

2012-09-25 | 日記
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コケモモの一種でしょうか?本来は赤い実なんですが

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ナナカマドです

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ヒメウスユキソウ
日本のエーデルワイスです
すでに薄毛はなくなっています

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これは皆さんご存知て゜しょう
トリカブトです

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栃の実です
栗とよく似ています
栗のように尖ったところがなく、まん丸です
栃木県の名称の由来は諸説ありますが、その一つにやはり栃の木が多かったというのがあります

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40㎝オーバーのイワナです
いい引きでした


もう山は秋です
すでに山は冬の身支度をしていました
今年は特に山に食べ物が少なく、熊が民家に出没したようです(九州ではないです)
ドングリはなく、サワグルミも不作 とうとう栃の実まで食べていて里にまで下りて来ます
麓の山小屋の翁は、今年の夏は毎日のように熊を撃ったそうです
犬小屋のトタン屋根の上に、熊の手首、足首が晒されていました
爪を飾りに欲しがる人がいるからです
残酷の様ですが、森に暮らす人達の生活です
森では、半分は現金収入で、残りの半分は自給自足の生活をしています
それに比べ、私達の生活は会社と学校とスーパーとコンビニ
たったこれだけです
ちょっと、薄っぺらで寂しい気がします
山や山里には厳しい冬が訪れようとしていますが、生活はとても奥深く、私達が忘れているものを想起させてくれます
それは、大地と水と光ではないでしょうか
それは、全ての豊かさの根源です





秋の兆し

2012-08-25 | 日記
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(気品漂う)桔梗の花


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桔梗の蕾(かわいくて紙風船の様です)


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桔梗の群生


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ノヒメユリ(とっても小さいです。3センチ位の可憐な花。)


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歌仙草


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ツリガネニンジン(風でじっとしていません。ブレてしまいました。)


平尾台にはもう秋の兆し
穂はないですが、秋風にススキが波打っています
夏蝉は影を潜め、寒蝉が秋を告げていました
寒蝉とはヒグラシ乃至は法師蝉(ツクツクボウシ)のことです
両者の命名は暑い季節を挟んでのことでしょうか
寒蝉は夏が終わり、秋の到来を予感させます
中腹に桔梗が沢山咲いていました
私は、ふっくらとした五角のつぼみが好きです
つまむと柔らかく弾力があります
まるで紙風船の様
うっすらと薄紫に色づき、はじけるように気品ある花弁を開きます
薄紫の花弁に光が透け、花脈がより紫を濃くし放射状に広がっています
きれいな花です
今日は幸運でした
あなたに会えてよかった






7月の絵です

2012-07-07 | 日記
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7月の絵です。
場所は、東峰村の筑前岩屋駅。
とてもノスタルジアな郷愁を感じさせる風景です。
大分前ですが、保冷バックに缶ビールを入れて、この日田彦山線を一人ゆったりして旅したことがあります。
皆さんもいかがですか。