軽費老人ホーム椎ノ木荘's blog

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2017年4月号

2017-04-01 | 椎ノ木荘

2017/04/01

軽費老人ホーム椎ノ木荘 平成29年度事業計画

  

1.基本方針

 平成23年度に北九州市より譲渡を受けて以来、ご利用者にとっての安全性・快適性を追求し、耐震診断、スプリンクラー設置、トイレ改修、各居室へのエアコン設置、エレベーター設置を含む大規模改修等の対策を実施してきました。また、ご利用者の要望に応じて、中庭に畑を作ったり、余分な樹木の伐採を行ったりして快適な環境作りに努力して参りました。今後もご利用者の安全安心を第一に考え、ご利用者の自己選択・自己決定を支援できるように取り組んでいきます。

社会福祉法の改正により社会福祉法人を取り巻く環境も大きく変わろうとしています。このような状況を踏まえて、今年度は社会福祉法人誠光会の「理念」「日常訓」を椎ノ木荘の基本方針とし、椎ノ木荘に求められる役割や責任をしっかりと認識し、適正、健全な運営を目指します。それと同時に、社会福祉法人誠光会の一翼を担うために、椎ノ木・大谷地区での活動に力を入れ、誠光会及び椎ノ木荘の存在感を高める努力をしていきます。昨年度、老人クラブへ加入をしたことにより、ご利用者と地域社会の接点も以前より増えてきていますが、今年度はさらに椎ノ木荘から地域社会へ積極的に働きかける場面を増やしていきます。介護支援専門員や介護福祉士有資格者による講演会活動や相談会を通じて、誠光会、椎ノ木荘及び椎ノ木荘のご利用者を知って頂き、地域社会における知名度アップを目標にします。

また、法人の一体感を醸成するため、施設間の交流を増やし顔の見える関係、顔と名前が一致する関係を構築し、いつでも気軽に相談し合えるような関係を目指していきます。

 

2.今年度の重点事項

 Ⅰ ご利用者のために

① 高齢者の権利を擁護するために、虐待防止委員会を毎月開催します。

② 言葉遣い、マナー、挨拶等を学ぶための外部研修に参加し、その成果を内部研修で発表し共有します。(のべ5名以上)

③ 「挨拶・言葉遣い強化週間」を設定し、職員がお互いに注意し合うことで、マナーとモラルの向上を図ります。(6回以上)

④ 重大事故を予防するために、事故対策会議とは別に危険予知トレーニング(KYT)を毎月実施します。 

⑤ 浴槽・浴室・更衣室の急激な温度差によるヒートショックを予防するための対策を検討し、実施します。 

⑥ 感染症を予防するために、感染症対策委員会を毎月開催します。秋には、職員対象にガウンテクニック研修を実施し、ご利用者や地域住民のためにブラックライトを用いた手洗い研修を実施します。

⑦ 警察・消防・自治会等を含めた地域社会と連携することで椎ノ木荘のご利用者情報を共有し、災害時や行方不明等の不測の事態に備えることができないか検討し、働きかけます。

⑧ 生活不活発病を予防し、健康寿命を延伸するために、現在行っている機能訓練教室や体操クラブの他に起立着席訓練(50回×2セット)を実施し、積極的な参加を呼びかけます。(毎週5回以上)

⑨ 筋力低下を予防するために、希望者を募り北九州市戸畑区役所近くの浅生スポーツセンターに行きます。ウォーキングとトレーニングを兼ね、かつ筋力を鍛えるきっかけ作りや啓蒙活動とします。(2回以上)

⑩ 今年度より期首に高齢者にも適用可能な体力測定を実施し、毎年継続していくことで、ご利用者一人ひとりの体力や運動の効果を検証することに役立てます。

⑪ 椎ノ木荘の近所には、とばた菖蒲まつりで有名な夜宮公園があり、その近くにはスーパーマーケットもあります。希望者を募り、ウォーキングと買い物を兼ねたレクリエーションを実施し、ご利用者の自己選択・自己決定を支援します。歩行が困難なご利用者には公用車での送迎を提供します。(のべ40名以上)

⑫ ご利用者と地域住民のために、生活不活発病についての勉強会を実施します。(2回以上)

 Ⅱ 職員のために

① 厚生労働省のeラーニングを利用することで、職員自らメンタルヘルスケアについて学びます。(全職員3回以上)

② メンタルヘルス研修、アンガーマネジメント研修等、職員のメンタルヘルスケアに役立つ研修に参加します。(のべ5名以上)

③ 法人全体で契約するストレスチェックを利用し、職員のメンタルヘルスケアに役立てます。(全職員)

④ 職員福利厚生のためのレクリエーションを職員自身が職員会議にて決定し、その費用を福利厚生費として負担します。(合計10万円以内)

 Ⅲ  地域社会のために

① 地域住民に呼びかけ、椎ノ木荘のクラブ活動・レクリエーション・行事活動に参加していただきます。(12回以上) 

② 自治会に働きかけ、介護支援専門員・介護福祉士・栄養士等有資格者による講演会や相談会を市民センターにおいて開催します。(2回以上)また、地域住民の中には、介護保険や施設について知りたいというニーズがあると言われていますので、そのニーズに応えることができるように講演会の後で個別相談会も実施します。その結果、必要に応じて、法人内のケアマネや生活相談員と連携を取り、地域社会のニーズに対応していきます。

③ 椎ノ木荘の集会室を地域住民に貸し出すため、自治会を通じてチラシを配布する等の広報活動をします。

 Ⅳ  法人のために

① 職員全員がセールスマンとして誠光会のさらなる知名度アップを図ります。そのためのツールとして全施設の名称等が印刷された名刺を作成し、常に携帯します。

② 法人の一体感を醸成するために、法人内施設の職員との交流を増やします。各職員が今年度中に新たに3人以上、顔と名前が一致することを目指します。そのためにも、法人内施設を見学し、その施設の取組に学び自施設の運営に活かします。(全職員1回以上)

③ 水道光熱費及び燃料費合計額は、平成23年度8,153千円に対して、平成27年度7,464千円と689千円削減し、平成28年度も前年比93%程度で推移しております。平成29年度も前年度並を目標とします。

 

 

「理念」

 

私達の理念は、人間尊重と活力ある生命力の確立のために真面目で誠実に行動し、利用者、ご家族、地域社会、国家に貢献するものである。

 

「日常訓」

 

1.私達は命の大切さを深く認識し利用者の健康と安全に万全を尽くします。

2.私達は福祉の理念を十分に自覚し、良き協力者として相互が信頼と尊敬を深めていく努力をいたします。

3.私達は明るく健康的、透明性のある施設運営を目指し、奉仕的生命活動を使命とし地域社会発展の為に尽くします。

4.私達はいつも寛容で親切で、いばらずおごらず、謙虚で自由で平等であり、希望と輝きに満ちた人間の尊厳を基本にした集団です。

 

2017/04/01

軽費老人ホーム椎ノ木荘 平成29年度当初予算

 

 

2017/04/04

お花見会

 

 

 

 

 

2017/04/19 誕生会の豪華メニューです

 

 

 

認知症予防カフェ

 

 

 

 

 

 

 

椎ノ木荘のお食事です。

 

介護のワンストップ窓口(無料相談)

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理念と日常訓


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